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20040620(日) 巨×阪 第三戦@東京ドーム&松井×野茂
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巨人ランデル5失点KOで2軍落ち
> <阪神7−3巨人>◇20日◇東京ドーム
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> 巨人ランデルは今季2度目の先発登板だったが、5回途中まで5失点で降板した。今季24試合目のマウンドは、中2日での登板。立ち上がりから直球が真ん中に集まり、不振だった阪神打線に打ち込まれた。今後は新外国人選手のコーリーに代わって2軍で調整することになるが「与えられたチャンスにベストを尽くすという気持ちで投げた。次があれば反省材料にして頑張るだけ」と前向きにコメントした。
> [2004/6/20/22:47]
まぁ、こんな日もあります。
切り替えていきましょう。
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息を吹き返した井川7回1失点6勝目
> <阪神7−3巨人>◇20日◇東京ドーム
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> 9日の広島戦で首筋に張りを訴えて降板した阪神井川が、7回を1失点で6勝目を挙げた。
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> 井川は「10日間空いてリフレッシュできた。矢野さんのミットを目がけて投げただけです」。いつも通り淡々と振り返ったが、強打の巨人から9奪三振の内容には納得している様子だった。
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> 岡田監督も「あれぐらいの投球はしてくれないとね」と、エースの力投に満足していた。
> [2004/6/20/22:42]
球キレてました、井川。
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巨人清原が欠場、21日に再検査
> 19日の試合で左手甲に投球を受けた巨人清原和博内野手(36)が、20日の阪神戦(東京ドーム)を欠場した。死球の直後ベンチに退いた清原は、そのまま東京都内の病院でエックス線検査を受けて「打撲」と診断されていた。
> しかし、チームドクターが「より慎重な検査が必要」と判断。21日に再度、骨に異常がないか検査を受けることになった。
> [2004/6/20/19:40]
…だ、大丈夫なんでしょうか!?清原は!?(゚Д゚;)
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松井、野茂撃ち12号3ラン!
> <ヤンキース6−2ドジャース>◇19日◇ロサンゼルス、ドジャースタジアム
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> 【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)19日(日本時間20日)=四竈衛、吉富康雄、飯島智則】注目の対決でゴジラがパイオニアを打ち砕いた。ヤンキース松井秀喜外野手(30)が、大リーグでは初対決のドジャース野茂英雄投手(35)から、試合の行方を決める12号3ランを放った。
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> 松井の前には、1人の投手がいるだけだった。1回表2死一、二塁。マウンドには日本人大リーガーの先駆者、野茂が立っていた。松井には彼に対する深い尊敬の念がある。だが、試合になったら関係ない。フォークボールを決め球とする投手でしかなかった。ツーナッシングと簡単に追い込まれての3球目。そのフォークボールがくる。松井は前のめりに崩れかけた体を我慢して、バットですくい上げた。打球は右翼スタンド最前列に飛び込んだ。
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> 松井「うまく対応できましたね。ギリギリのところで体が残り、拾えたという感じです。ストライクゾーンだから対応できた。たまたま、偶然の出来事です。ラッキーでした」。
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> 結果的に勝負を決める1発となり、試合後の松井はうれしそうに本塁打を振り返った。第2、3打席は同じフォークで空振り三振に倒れた。本塁打を放った打席より低い、ワンバウンドになりそうな球にバットは空を切った。野茂のすごさを痛感しただけに、かえって本塁打の喜びが際立っていた。
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> 昨年オフ、松井が野茂のすごさについて語ったことがある。「この世界で、長く続けることが、いかに難しいか。野茂さんは、もう日本人とか米国人とか関係ない、1人のメジャーリーガーだよ」。23年ぶりの名門対決で、スタンドは5万4876人と第1戦に続く超満員。歴史的な試合で、日本人対決が実現する。ファンにとってはたまらないが、松井は感傷を捨てていた。他の投手と同様に野茂の投球を研究し、試合に臨んだ。全力で戦う。それが先駆者に対する礼儀だからだ。
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> 松井「今は日本人の投手は何人もいますし、今年も高津さん、大塚さんと対戦しています。だから、今日も特別な感情はなかったです。ゲームでは集中していますから」。
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> 5回に頭上を越えていった野茂の本塁打には、もう笑うしかなかった。「僕の本塁打より飛距離が出ていた。恐れ入りました」。
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> ヤ軍首脳陣は松井のスイングが鈍くなっているのは疲れと判断し、休養も検討していた。だが、ここ一番の集中力を見せ、トーリ監督は「ここ数日はよくなかったが、気分転換にはいい機会だったな」。野茂との対戦を活力にして、さらにステップアップしていきたい。【飯島智則】
> [2004/6/21/09:34 紙面から]
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野茂、松井越え本塁打&連続奪三振お返し
> <ヤンキース6−2ドジャース>◇19日◇ロサンゼルス、ドジャースタジアム
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> 1回に4点を失い、自己最悪の7連敗を喫したドジャース野茂英雄投手(35)も、2回から7回までは超豪華な打線を1安打に抑え、復活の兆しを見せた。5回には松井の頭上を越える通算4号アーチを放つなど、パイオニアの意地は発揮した。
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> 今季最長7回を投げ終えベンチに戻った野茂は、真っ先に打撃用の手袋をはめた。2点ビハインド。8番から始まる打順。状況は分かっていても、投げたかった。「無言の続投志願」は実らず代打を告げられると、悔しさを背中で表しながらベンチ裏に消えた。
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> 自己ワーストを更新する連敗は『7』となった。しかし、日本人メジャーのパイニアとしての意地がたっぷりと詰まったマウンドだった。初回、1点を先制された直後の松井との公式戦初対決では外角のフォークを拾われた。「打たれたので何とも言えない。うまく打たれました」。同情を買うつもりはない。ただ借りはきっちりと返したかった。
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> 逆襲の合図は2回表。マウンドに向かう野茂をバックアップするように球場に『上を向いて歩こう』が流れた。95年、海を渡って来た時からのテーマソングにこたえるように、野茂はリズムを取り戻した。2回以降は豪華な打線をわずか1安打。松井とのその後の2度の対決では、直球で追い込み、本塁打を打たれたコースより低いフォークでいずれも空振り三振。スコアボードに我慢の『0』を並べ続けた。
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> 極めつきは5回の打席だ。カウント1−1からの直球を完ぺきにとらえた打球は左翼スタンドへ一直線。史上初の日本人アーチ競演、日本人が初めてヤンキースに浴びせたメジャー通算4号は、くしくも松井の頭上を豪快に越えていった。「ホームランはたまたまです。投球内容? 立ち上がりも特に悪くなかったし、調子自体は変わってません。結果だけなので」。何より欲しい結果は出なかった。直球の最速も142キロと全盛時には及ばない。しかし、「初回、ジアンビに13球粘られた(四球)のが響いたが、間違いなく今年のベストピッチだった」とトレイシー監督。投打に見せた野茂の気迫に復活を感じ取っていた。【吉富康雄】
> [2004/6/21/09:34 紙面から]
なぜテレビ中継(地上波)がないんだっЩ(゚ロ゚Щ)
BS契約しろってか!?(゚Д゚;)
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オマリー氏提言「ファンの声が最優先」
> <森祇晶の緊急提言(中)>
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> ドジャース−ヤンキース戦取材のため、米ロサンゼルスに滞在中の日刊スポーツ評論家の森祇晶氏(67)が近鉄、オリックスの合併問題について緊急提言。2回目もドジャースの元オーナー、ピーター・オマリー氏との会談をヒントに提言する。
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> スタンドに詰めかけたファン層の広さに、あらためてメジャーの奥行きを感じた。同時に、日本球界の行く末が、自ずとオーバーラップした。初めて実現した「松井対野茂」の直接対決を、ドジャースタジアムのスタンドで観戦した。周囲を囲んでいたのは、米国人だけではない。国際色豊かなロサンゼルスの土地柄もあるだろうが、日本人や韓国人、ヒスパニック系と、ありとあらゆる人種が、野球を楽しんでいた。
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> 今や国際的なスポーツとなった野球も、一朝一夕でここまで発展してきたわけではない。メジャー球界全体が野球の国際的な普及に腐心してきたからこそ、日本人にも身近になった。その旗頭になったのが、初の黒人、日本人、韓国人らと契約を結んだドジャースだった。オマリー氏は、人種の壁を突き破った背景を真剣に語ってくれた。
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> オマリー氏「ロサンゼルスという街を代表するような、ドジャースにしたかった。それは勇気なんかではなく、自分の目指すことだっただけですよ」。
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> 野茂、朴(現レンジャーズ)らが在籍した数年前、出身国が5カ国にまたがるローテーションで戦った時期もあったという。無論、勝てるチームを築くために、優秀な選手を獲得する能力主義は根底にある。だが、その一方で、多様な人種が集まるロサンゼルス市民が何を望んでいるのか、何をすれば喜ぶのかを、最優先したからだと感じた。
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> 今現在、日本の球界再編問題を、簡単に論じるつもりはない。経営危機に陥った近鉄が、オリックスと合併するにいたるまでの経緯は、曲折があったことは推察できる。ただ、し烈なペナント争いをしているさなかに、合併問題がぼっ発すれば、球界を揺るがす事態になることは想像できたはず。そうなればプレーしている選手はもとより、何よりも声援しているファンが戸惑っているに違いない。経営が切羽詰まっていたとしても、本来なら、オフシーズンに論ずるべきことではなかったか。降って沸いたかのように合併問題が表面化した背景に、ファンに対する配慮があったとは考えにくい。球界の最大の問題が、その「ご都合主義」ともいえるスタンスにあるといってもいい。
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> 図らずも、オマリー氏は言った。「問題を解決するには熱意と時間が必要。我々はファンの声を聞かなくてはならない」。
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> 目先の変革や、集客だけではない。本当の野球ファンが何を求めているのか。 松井と野茂の対決が、メジャーで実現したことは、単なる時代の流れだけではない。(日刊スポーツ評論家)
> [2004/6/21/11:30 紙面から]
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