私にとって・・賛美とは?
二、賛美は祈り
普段私達の身近な賛美というのは音楽という媒体を用いています
が、賛美とはもちろん音楽以上のものです。私達はしばしば、音楽を
通して気分が高揚し、恵まれた気分になってしまうことがあります。
それはただ単にメロディーを楽しんでいるというだけに過ぎません。
そこに歌詞の必要性を失ってしまっているのです。
しかし、賛美にのっている歌詞は、神様に捧げる私達の思いとなる
べきです。歌っている一言一言が神様に心から語りかける言葉でな
ければいけません。そして、そうなるとき、私達の賛美は祈りとなっ
て神様の耳に聞き入れられます。極端に言ってしまうならば、賛美
に音楽は絶対に必要な条件ではありません。私達が神様にお祈り
を通して主に近づこうとするときにも、そこに神様への賛美の言葉が
含まれているべきなのです。神様は生きています。人格を持ってい
ます。あきらかに口先だけの信仰的な言葉を語られても、神様は喜
びません。私達と同じように、目をじっと見つめられ、心をこめて「大
好きだよ」と言われるとき、神様は喜ばれるのです。
祈りは霊の呼吸である、とよく言われます。従って賛美も同じく霊
の呼吸です。いつも心に神様への賛美がある、ということが私達を
生き生きと生かすのです。その賛美はみんなの知っている賛美の曲
である必要は全くなく、アドリブ即興のものでもいいのです。それは
ダビデが言った「新しい歌を主に」という言葉に応答しています。肝
心なのは、そこに私達の心があるかどうか、ということです。
一、賛美は乗り物
二、賛美は祈り
三、賛美は犠牲を伴う