《キキトリ版(一部)》
(途中)
大滝:「あの娘に御用心」っていうのを書いたわけよ。
杉 :あー、はい、はい。
大滝;「”あの娘”に御用心」なのよ。
「“彼女”はデリーケート」なのよ。
佐野:(^_^)
杉 :なるほどー。
大滝;ねっ?何、この符合!?と思ったの。
コレは自分もビックリした。
だから、どうしても、「彼女はデリケート」を。
トライアングル(vol.2)を佐野君と一緒にやる場合は、
絶対、「彼女はデリケート」をやってもらわな
ければ、いけない、と僕は思ったわけ。
(途中)
佐野:それとデリケートで、もうひとついいですか?
大滝;うん。
佐野:最初、僕はフェードアウトだったんです。
彼女はデリケー♪、デリケーー、デリーケート♪、
もうそういう、フェードアウトで行けばいいだろう
と思って。
杉 ;あぁ。
佐野:で、大滝さんに持っていったらば、
「ロックンロールはカットアウトだ!」
杉 ;(^_^)。
佐野:もう、その一言で。でもフェードアウトの演奏で
作っているしカットアウトの演奏がない訳ですよ。
大滝:後で入れたんだっけ??
佐野;はい。
大滝:あ、そうなんだ。
(中略)
佐野;そこにギターアンプが一台あって。銀次がいて。
杉 :うん。
佐野:大滝さんが「銀次いけ!」って言って。
「え、何するんですか?」って、
ジョイジャジャ、ジョイジャジャ、ジャン!
締めのリズムカッティングを。
杉 :ダビングだ!
大滝:あれ、銀次が弾いているの?
佐野:はい。
(中略)
佐野:大滝さんが「はい、じゃぁもう一回」
「はい、もう一回」って3回ぐらい同じのを
大滝:やったの?
佐野:ダビングして、厚みを出して、それで
フェードアウトしかかる、その直前あたりで
強引に、それが ジョイジャジャ、ジョイジャジャ、
ジャン!って。
大滝:ギターだけあるの?最初は。
佐野:はい(^_^)。
二人:へぇ〜。
(後略)