クリフ・リチャード
 
”日本一の趣味趣味男”
クリフの超大ヒット曲を中心に。
 
1.「The Young Ones(ヤング・ワン)」
62年の大ヒット曲。日本でも大ヒットしたけれど向こうでも大ヒット。
デビューは早くて、58年。なんとなく新しいような感じ。
僕の感覚では62、3年が新しい、58年というとエルヴィスが
デビューしてホンの3年くらいしか経っていない、わりと古い。
 
2.「Let's Make A Memory(レッツ・メイク・ア・メモリー)」
デビュー曲は「Move It」という、ロックン・ロール。
エルヴィスのスタイルをマネして「Dynamite」とか「Forty Days 」とか。
なんといっても、日本でのクリフの位置を決定づけたのは、アメリカでも
イギリスでもヒットしていないレコード。
 
3.「Lucky Lips(ラッキー・リップス)」
「ナイスリーダン(Nicely Done)」ジム・ピューターなら言うところ。
非常にいい。アレンジも良いし、作りもいいし、強力。
この「ラッキー・リップス」も大ヒットして、2曲で日本での地位を確保された。
当時、僕は中学3年。非常に好きで、作曲者を(いつもの悪い癖で)フッとみると、
Leiber & Stollerと書いてあった。プレスリーの「監獄ロック」とか「ハウンドドッグ」とか
そういうのを書いている人たち。
 
4.「Lucky Lips」ルース・ブラウン'57
きっとオリジナルがあるに違いないと思って探した。
それはルース・ブラウンという黒人の女性歌手がオリジナル。
分かったのは結構昔、オリジナル盤を手に入れたのはつい最近。
変われば変わるモン、というアレンジ。
僕の推測、クリフのはきっと、エルヴィスの「グッド・ラック・チャーム」を
ちょいと早い感じに、「ラッキー・リップス」を「グッド・ラック・チャーム」で
やったらどんなもんだろう、という感じでやったんじゃないか。
 
クリフと言えばシャドウズ、バッキングも全部シャドウズがやってましたけれど
クリフが好きな人はシャドウズが好きだったんじゃないかと思う。
 
5.「Don't Talk To Him(ドント・トーク・トゥ・ヒム)」
ギターのイントロも、シャドウズのバッキングも非常になかなか。
イギリスでは63年最後のヒット。
「愛なき世界」のイントロという感じ。
これ、割と地味ですけれど、僕、大好きな曲。
 
 
6.「Evergreen Tree(エヴァーグリーン・トゥリー)」
今日、ミドルテンポ、アップテンポなモノばっかりかかっているけれど、
クリフはバラードにも味がある。エルヴィスのタイプと同じ。
アップテンポとバラード、硬軟両極を取り混ぜる、これが正統派の男性シンガー。
これを日本でシングルカットした人、なかなかいい耳している。日本向けって感じ。
アメリカで受けなかった、というのも分かる。日本に受けるというのも、なんとなく
声聞いて分かる。
 
「レッツ・メイク・ア・メモリー」の前にサマーホリデーというのが
あり、あれがもう、超大ヒット。今は寒いのでサマーホリデーはかけない。
「ヤング・ワン」から「レッツ・メイク・ア・メモリー」までほとんど
シングル盤かけている。無いシングルもあり、今回特集と思って、
テイト無線にレコード買いに行った。
 
7.「 I'm The Lonely One (淋しいだけじゃない)」*
シャドウズのバッキングとクリフのボーカル、張り切ってシャウトしてる。
「ナウ、ドゥユー、ノー♪」「アンチェインマイハート♪」
なかなか面白い曲つくるねぇ。
 
8.「Constantly(コンスタントリー)」
これまた名曲。64年頃のヒット曲。
 
 
9.「I Could Easily Fall ( In Love With You) /(いつも青空)」*
(特にコメントなし、じかんまでたっぷりかける)
 
 
キキトリ
2006年9月27日水曜日