ピアノをはじめて半年ちょっとの、Aくんから質問を受けました。
Aくんは幼稚園生。少し前から両手奏の曲に入り、本が進んでいくのが楽しくて仕方のない様子です。
その彼の質問は、「ここの伴奏はどうしてドじゃなくてシなの?」というものでした。
今まで、5本の指をドレミファソの位置においたままの曲しかやっていませんでしたので、左手はいつもTの和音の中の音(ドかミかソ)を弾くことが多かったのです。
でも、少し進んで今日から少し手を広げて属7の和音(シ・ファ・ソ)の課題が出てきたのです。これから、レパートリーもぐっと広がるはずです。
メロディーに合う音と、合わない音があるんだよと説明しながら、「こういうことを不思議に思えるってすてきだな。」と思いました。
それと同時に、いつも音の響きを聞きながら演奏できる子に育って欲しいと思いました。
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