第24回ビクトリーカップ


第24回ビクトリーC[重賞] アラ4歳 ダ1800m
 8月 2日(日)  盛岡競馬場  10R 左回り   8頭  不良馬場
賞金  1着400万円  2着120万円  3着68万円  4着52万円  5着40万円

□結果

着枠馬  馬名                騎手       馬体重   タイム  着差   単勝票  複勝票
111 メグミダイオー   西康志   484(-4)  1.55.0           847     484
244 パッピーケイオー  小林俊彦  488(-2)  1.55.5  2.1/2    965     661
388 イムラッドシンゲキ 佐藤雅彦  452(-7)  1.55.5  頭      7775    2284
422 ルシナ       三野宮通  462(±0) 1.55.9  2        759     465
533 タカラダイリン   菅原勲   511(-6)  1.55.9  鼻       446     352
677 ビソウセイハ    阿部英俊  475(-10) 1.56.1  1        727     387
766 マツノホープ    渡辺正彦  427(±0) 1.56.6  2.1/2   1419     982
855 カザンイムラッド  千田知幸  446(-1)  1.57.5  5        156     113

□払い戻し

 単勝式      1   1150円
 複勝式      1    200円
          4    160円
          8    100円
 枠番連勝複式 1−4   4320円

□コメント

 雨のオーロパーク。水はけの良い盛岡で不良馬場は珍しく今期2度目、オープニン
グ3年間で12度目。このレース直前は特に強い雨が降る。つつじ賞を含み3連勝中
のイムラッドシンゲキが断然の1番人気、NARグランプリ最優秀アラブ3歳馬マツ
のホープが2番人気、つつじ賞2着パッピーケイオーが3番人気となった。

 正面芝スタンド前からのスタート。好スタートを切ったのはメグミダイオー、逆に
マツノホープはダッシュ付かず、先頭を窺うが結局2番手追走。イムラッドシンゲキ
が早め3番手。小林俊彦パッピーケイオーが4番手。5番手の内カザンイムラッド、
外ビソウセイハ。ルシナが後方2番手。最後方から菅原勲タカラダイリンといった態
勢。メグミダイオーが軽快に逃げる。マツノホープはやや抑え気味。イムラッドシン
ゲキも徐々にマツノホープに並び掛けていく。3コーナーを変わらぬ態勢で進み、メ
グミダイオーが先頭のまま4コーナーを回る。2番手マツノホープが外に膨らみ、そ
の外を回ったイムラッドシンゲキもさらに膨れる。その間隙を付いてパッピーケイオ
ーが内を掬う。直線の勝負はメグミダイオーが完全に抜け出す。マツノホープは伸び
がない。最内からパッピーケイオー、外からイムラッドシンゲキ、さらに外からルシ
ナも追い込み態勢。しかし、メグミダイオーの脚色は乱れずそのままゴールに飛び込
む。2着争いはイムラッドシンゲキ懸命の追い込み届かず、パッピーケイオーが粘り
切る。

 メグミダイオーは3歳時に3勝、金杯で5着がある。今期は初戦の岩鷲賞こそ9着
に敗れていたが、その後1勝、2着3回、3着1回と堅実に走り、今回初重賞初制覇
となった。鞍上の西康志騎手は平成元年のノーサイド以来ビクトリーC2勝目。通算
重賞5勝目。

□勝ち馬のプロフィール

 馬名    メグミダイオー
 性齢    牡4
 毛色    栗毛
 父     イムラッド
 母     マルトヨチエ
 母の父   ミクニノホマレ
 騎手    西康志
 厩舎    水沢・佐々木由則
 馬主    (有)恵エンタープライズ
 生産者   門別・門別ファーム
 通算成績  18戦5勝、2着4回、3着3回
 主な勝ち鞍 重賞:98年度ビクトリーC  新盛岡ダ1800