第14回セプテンバーカップ


第14回セプテンバーC[特別] サラC1級 ダ1600m
 9月14日(月)  水沢競馬場  10R 右回り  10頭  良馬場
賞金  1着250万円  2着75万円  3着42.5万円  4着32.5万円  5着25万円

□結果

着枠馬  馬名                騎手       馬体重   タイム  着差   単勝票  複勝票
178 セイウンスター   佐藤雅彦  468(±0) 1.43.9           448     245
266 ウインエンブレム  村松学   455(±0) 1.44.0  3/4      290     146
311 シュンダービー   小嶋久輝  465(+1)  1.44.1  3/4     2087     755
433 ヘッドクオーター  千葉優   441(+6)  1.44.6  2.1/2    427     480
589 ジングウブラボー  阿部英俊  465(+6)  1.44.7  1/2      130     204
622 タカノナイン    小林俊彦  458(+3)  1.45.3  3        367     395
7810 タイセンスワロー  千葉淳志  460(-2)  1.45.4  首         6      78
855 ハナケンショット  菅原雅文  502(+3)  1.45.9  2.1/2    378     232
944 ターフカスケード  草地保隆  484(+8)  1.47.1  6         20      50
1077 ターフラガーマン  菅原幸弘  475(+20) 1.48.1  5         34      56

□払い戻し

 単勝式      8   690円
 複勝式      8   230円
          6   330円
          1   130円
 枠番連勝複式 6−7  3300円
 馬番連勝複式 6−8  2890円

□コメント

 少しずつ秋の気配、涼しい一日となった水沢競馬場。不来方賞2着シュンダービー
参戦で興味深いレースとなった。そのシュンダービーが1番人気、岩手移籍後11戦
8勝セイウンスターが2番人気、岩手移籍後4戦3勝ヘッドクオーターが3番人気と
なった。

 4コーナーポケットからのスタート。バラバラっとしたスタート。大方の予想通り
シュンダービーが先手を取り、セイウンスターは少し離れた2番手。その外にタイセ
ンスワロー。ウインエンブレム、ジングウブラボーと続き、直後の内ヘッドクオータ
ー、外ターフラガーマン。その後ろは・・・・・・・実に20馬身近く離れてタカノ
ナイン、さらに離れてハナケンショット、ターフカスケードと進む展開はかなりの縦
長となり場内どよめく。そしてシュンダービーが2番手以降に5馬身近い差を付け大
逃げ態勢に入ると更にどよめきが大きくなる。3コーナー手前でセイウンスター以下
が差を詰める。4コーナーではセイウンスターがシュンダービーを捕らえて前に出る。
食い下がるシュンダービーも既に余力は無く、外から伸びたウインエンブレムにも差
されてしまう。結局、セイウンスターが2番手から楽々と抜け出しての勝利。

 セイウンスターは中央デビュー戦2着の後岩手に移籍。ここまで12戦9勝の好成
績。時折見せる気性の悪さが欠点と言えば欠点。最近は少しずつ解消されてきたよう
に思う。タイム的には前日のすずらん賞の4着に相当。

 2着ウインエンブレムはデビュー当初は逃げ一辺倒。最近は好位差しが身に付き安
定感が増し、次第に距離もこなすようになってきた。

 注目を集めたシュンダービーはハイペースでの逃げは自滅としかいいようが無いが、
能力的にもダービーグランプリとなると厳しい感じがする。もう少し粘りを見せて欲
しかった。

□勝ち馬のプロフィール

 馬名    セイウンスター
 性齢    セン6
 毛色    芦毛
 父     シェリフズスター
 母     ブロンドロフト
 母の父   ブレイヴェストローマン
 クロス   Nasrullah 5x4
 騎手    佐藤雅彦
 厩舎    盛岡・平沢芳三
 馬主    立花重夫氏
 生産者   鵡川・西山牧場
 通算成績  13戦9勝、2着3回、3着1回
   岩手  12戦9勝、2着2回、3着1回
 主な勝ち鞍 特別:98年度セプテンバーC  水沢・ダ1600
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