第15回北日本アラブ優駿
第15回北日本アラブ優駿[重賞] アラ4歳 ダ1900m
9月15日(火) 水沢競馬場 10R 右回り 10頭 稍重馬場
賞金 1着1000万円 2着400万円 3着200万円 4着150万円 5着100万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
1810 メグミダイオー 西康志 492(+6) 2.03.8 818 696
277招ホーエチャンピオン 坂下秀樹 500(+6) 2.03.9 首 2095 616
389 ライジングトウザイ 小林俊彦 479(-6) 2.03.9 首 6278 5064
455招ペルターブレーブ 冨樫英利 486(-5) 2.04.0 首 586 383
566 ルシナ 三野宮通 475(+12) 2.04.8 4 93 150
611招ジャパシュキング 丸山侯彦 450(-7) 2.05.0 1 888 440
744 パッピーケイオー 沢田盛夫利 490(+3) 2.05.4 2 124 213
878 イムラッドシンゲキ 佐藤雅彦 464(+11) 2.05.5 首 384 391
922招ミカワモンスター 千場俊彦 468(-3) 2.06.1 3 1672 1095
1033招ファルコンボーイ 森川一二三 472(+4) 2.06.4 1.1/2 174 209
□払い戻し
単勝式 10 1190円
複勝式 10 180円
7 190円
9 100円
枠番連勝複式 7−8 300円
馬番連勝複式 7−10 3530円
□コメント
午後から雨が降り出し稍重のコンディションとなった水沢競馬場。北日本のアラブ
4歳最強の座を10頭で競う。東北アラブダービー馬ライジングトウザイが断然の1
番人気、道営2冠馬ホーエチャンピオンが2番人気、上山の日本海記念馬ミカワモン
スターが3番人気となった。尚、イムラッドシンゲキの菅原勲騎手は4Rで落馬負傷
した為、佐藤雅彦騎手に乗り替わっています。
向正面中間地点からのスタート。高崎のジャパシュキング、新潟のファルコンボー
イが好スタート。あまりスタートの良くなかったメグミダイオーが気合を付けて3コ
ーナーで2番手に上がる。最初のスタンド前、ジャパシュキングが先頭、2番手にメ
グミダイオー。3番手の内ファルコンボーイ、外ライジングトウザイ。直後の内ルシ
ナ、外ホーエチャンピオン。差が無く3頭並んで内ペルターブレーブ、中イムラッド
シンゲキ、外ミカワモンスター。最後方からパッピーケイオーといった態勢。殆ど変
わらない態勢でレースは進む。ファルコンボーイが3コーナー手前で脱落。ジャパシ
ュキング、メグミダイオー、ライジングトウザイの順に3コーナー、4コーナーと回
り、直線に入るとメグミダイオーが抜け出す。これをライジングトウザイとホーエチ
ャンピオンが並んで差を詰める。さらに上山のペルターブレーブも外から追う。4頭
の争いに絞られたゴール前、メグミダイオーが粘り切る。激しい2着争いはゴール前
伸びたホーエイチャンピオンが先着。
メグミダイオーがビクトリーCに続き2冠制覇。西康志騎手は通算重賞6勝目。多
分に午後から降り出した雨もこの馬には幸いした感じ。勝ち時計2分03秒8は北日
本アラブ優駿史上最高タイム。ヒカリトスターのレコードに0秒9差。
2着ホーエチャンピオンはライジングトウザイとの競り合いを圧倒。道中外々を回
るロスを考えると評価の高い内容。東北アラブダービー馬ライジングトウザイは決め
手の無さがゴール前の攻防で響いた感じ。4着ペルターブレーブも上山の評判馬とい
う事もあってさすがの内容。この馬向きの展開にならなかったのが惜しい。
レベルが高いと言われた今年のアラブ4歳戦線、内容の濃い見応えのある一戦であ
った。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 メグミダイオー
性齢 牡4
毛色 栗毛
父 イムラッド
母 マルトヨチエ
母の父 ミクニノホマレ
騎手 西康志
厩舎 水沢・佐々木由則
馬主 (有)恵エンタープライズ
生産者 門別・門別ファーム
通算成績 20戦7勝、2着4回、3着3回
主な勝ち鞍 重賞:98年度ビクトリーC 新盛岡ダ1800
重賞:98年度北日本アラブ優駿 水沢・ダ1900