ゴシック社会と分析精神面と肉体面リストカット

SOCIAL SCENE & ANALYSIS




私の友人でも1人いるのですが,ナイフや,ハサミ,爪等で,肌に切り傷や,デザイン等を描く人がいます。日本でも,リストカットをする人は多いようなのですが,何でそういう人達はそういう行動をとるのでしょう?

1.注目を浴びる為に切る。

これ系統の人達はよく見える体の個所を切るようです。例:腕,手首,手の甲,etc...一般的に用いられるのが剃刀の刃です。
親や先生達には見つからないようにはしているのですが,自分の回りの友達に見せて,「病的である」事に憧れ,心配させる,気にさせる為に切るようです。こういう人達は,インターネット等でも,掲示板やチャットで,「ココを切った」などと発言して人々の注目になりたがりやすいようです。

2.痛みを知って,自殺を防ぐ為に切る。

最初に友人の切り傷を発見した時にびっくりして,「どうした?」って聞いて戻って来た答えがこれでした。切った時の痛みの大きさで,自殺をしようとしていた衝動を抑え付けるらしいのです。

この場合は,肉体的な痛みが癒えるなら,精神的な痛みも癒えるというような文学的象徴の上に立っている事も言えるそうです。その他,切った時の跡が残ると,その時を振り返り,「ああ,生きていて良かった,生き残れた」という思いが出てくるそうです。

自虐症という精神病の1つもこのカテゴリーに属します。

3.死や痛みへの興味,経験等の為に切る。

このタイプの人々は,自分の身体を切ったり,傷付けてみて,どれくらいの痛みに人間が絶える事が出来るのかというテストをしてみたくて切るようです。自分の感覚について興味がある人が多いようです。

4.誰かの真似で切る。

この種類の人達は,他に切った事のある人の真似をするために切るようです。よく耳にするのがMarilyn Mansonの切り傷を見て,"hey, that's cool, I'm gonna make it myself!"って思って切る人々の事です。好奇心か,それとも,その人になってみたいという潜在意識があるようです。