シーンに様々な影響を残してきたプロデューサーです。90年代前半にDJアーヴという名でプロデュースを開始しマイク・ジェロニモなどを手がけます。96年ジェイ・Zのデビュー作『Reasonable Doubt』の「Can I Live」のプロデュースにて名を広め、その後、自身のレーベル「マーダー・インク」からジャ・ルールを送りだしその勢いを更に拡大させます。その後もシンガーのアシャンティらを発掘したりリミックス盤や編集盤を発表したりします。02年、ジェイ・Zとのバトルで孤立したナズをいち早く支援して話題を呼びます。03年には麻薬組織との関係の容疑をかけられてオフィスやスタジオが家宅捜査されました。