DictionaRhythm

70年ブルックリン生まれの大物ラッパーです。本名ショーン・カーター。幼い頃から貧困という厳しい環境で暮らします。地元では早くから名を広めており、当時レコード契約のあった友人ジャズ・Ｏが所属するザ・ジャズのサイドラッパー、オリジナル・フレイバーへの短期在籍等を経てストリートに戻って暮らします。26歳のときに至近距離から撃たれたことがきっかけ（？）になってラップに再挑戦し、デイモン・ダッシュらと「ロッカフェラ」を設立します。96年にデビュー作『Reasonable Doubt』を発表します。ストリートでの日常を語ったリリックとセンス溢れるトラックにより大ヒットします。これにより「デフ・ジャム」と契約します。セカンド『In My Lifetime, Vol. 1』を97年に発表します。これはより大きな成果に目を向けてポップな路線で攻め、これも大ヒットします。98年になり続編『In My Lifetime Vol. 2, Hard Knock Life』をリリースし、同盤収録の「Hard Knock Life」が大ヒットし、これによりトップ・スターの一人に数えられるようになります。その後もヒットを連発します。ナズとのディス合戦やR・ケリーとのコラボレーションなど、様々な話題性を集めながら外れ無しのヒットを連発し続けます。03年『The Black Album』を最後に引退宣言しています。