2015年から2020年までの名PVD
スウェーデンはストックホルム出身のエレクトミュージックアーチストGalantisの2017年のアルバム『The Aviary』に収録されていた曲です。PVは動画の中にアニメ―ションを組み入れたものですが、効果音ではなく効果画像という感じで、洗練された映像になっています。PV監督はMosss。 Cardiknox - Fuck With You (2017)シアトルのインディーロックバンドCardiknoxの2017年のEDMな曲です。Peter Gabrielleの「Sledgehammer」のような自身を使ったアニメーションですが、全体でフューチャーされているのは光の映像。チョークで書かれたLyricとバックのキラキラした光の粒が印象的です。PV監督はThomas Dutton。 Cassius - Go Up (2017)フランスはパリ出身のシンセポップデュオCassiusの4枚目のアルバム『Ibifornia』に収録されていた曲で、Pharrell Williamsがフューチャーされています。PVはColdplayの「Up And Up」のように2つの異なる動画を組み合わせるものですが、こちらは単純に笑える組み合わせになっています。PV監督はAlexandre Courtes。 Sheppard - Keep Me Crazy (2017)オーストラリアはBrisbaneで結成されたインディーロックバンドSheppardのアルバム『Watching The Sky』から先行カットでオーストラリアチャート37位を記録した曲です。PVはアルバムタイトル通りに空を見ながら雲の上で歩いたり船に乗ったりするファンタジックなPVです。シンプルですが、ありそうでなかった内容です。PV監督はMatt Stawski。 Jay-Z - Story Of O.J. (2017)ニューヨーク出身のラッパーJay-Zの2017年のアルバム『4:44』からプロモーションシングルとしてカットされて全米23位を記録した曲です。Nina Simoneの「Four Women」をサンプリングしています。PVは60年代のカートゥーンアニメを作っていたCensorded Elevenの雰囲気を持ちながらかつては日常的に行われていた黒人に対する社会認識を表現しています。PV監督はTaylor Swiftの「Shake It Off」やFiona Appleの「Criminal」など数多くの名作を手掛けるMark RomanekとJay-Z。アニメ作品ながらRolling Stone誌がその年のBest Music Videoに選ぶなど高い評価を受けました。 ラスベガスで結成されたロックバンドImagine Dragonsのアルバム『Evolve』からの3曲目のカットで全米12位を記録しています。かつてFilterが「Take A Picture」が海の中でのシーンを撮っていましたが、こちらは海の中と海の上の二つのシーンで構成されていて、部屋の中で沈みゆくシーンは迫力があります。PVはPV監督はImagine Dragonsの「Beliver」を手掛けたMatt Eastin。MTV Video Music AwardでBest Rock Videoを受賞しています。 カリフォルニアはサンタバーバラ出身の女性シンガーKaty Perryの全米4位を記録したナンバーです。時の大統領トランプ大統領の国境に壁を作る発言などを批判した内容で、Bob Marleyの子Skip Marleyをフューチャーしています。PVはObliviaという遊園地での様子を描いていますが、エンターテイメントな作品ながら皮肉が効いています。PV監督はKaty Perryの「Dark Horse」を手掛けたMatthew Cullen。 Lil Uzi Vert - XO Tour Llif3 (2017)グロ注意。ペンシルバニア出身のラッパーLil Uzi Vertの全米7位をヒットしたブレイク作です。エモラップを一気に定着させたような切ない歌詞とメロディで、Lyric PVの時から人気でした。PVはさらに曲のイメージを強くさせて、ドキュメンタリータッチの映像のホラー作品になっています。XOやThe Weeknd、Navがカメオ出演。PV監督はファッションデザイナーでもあるVirgil Abloh。 ニューヨーク出身の女性ラッパーCardi Bのデビューアルバム『Invation Of Privacy』からカットされて全米1位を獲得した曲です。ラテン音楽とラップを融合させた曲で、Bad BunnyやJ Balvinも一気に人気となりました。PVはLittle HavanaやMiamiで撮影されたものでCardi Bのカラフルな衣装と映像はラテンな音楽とマッチしています。PV監督はEif Rivera。 BTS - Fake Love (2018)韓国のポップグループながら世界的な人気を誇るBTSの初めて全米Top10入りとなる全米10位を記録した曲です。PVは力の入ったものでイントロの手のオブジェの前のシーンから迫力のあるシーンが連続して登場します。一体どのぐらいのお金がかかったのであろうと思うぐらいのセットがあって、特に床が落ちるシーンや部屋に滝が流れるシーンはただただ凄いです。PV監督はYoungseok Choi Of Lumpens、Hyunwoo Nam of GDWです。 |