ラスベガスで結成されたロックバンドImagine Dragonsの2017年に全米4位を記録したナンバーです。曲のサビに入る「ペイーン(Pain)」という言葉からボーカルのDan Reynoldsと映画『ロッキー�W』でソビエトのボクサー（Ivan Drago）を演じたDolph Lundgrenがボクシングをしてなぐり合うPVです。曲のリズミカルな音と殴り合いが凄くマッチして迫力があります。監督はMatt Eastin。

同じくラスベガスで結成されたImagine Dragonsから全米4位を記録したナンバーです。曲のサビに入るコミカルな「サンダー」のコーラスから連想されたと思われる雷とともに登場した異星人。モノクロームの映像に異星人のダンスがコミカルで、それでいながら映画を思わせるような重厚な作品になっています。監督はTaylor SwiftやMaroon 5など2017年に大活躍したJoseph Kahn。

カリフォルニア出身のラッパーKendrick Lamarの全米1位を獲得した代表曲です。シンプルなトラックに流れる映像は司教に扮装するKendrick Lamarから始まり、ユダとの最後の晩餐のような映像が入るなどメッセージ性の強い内容になっています。印象的なのはLamarが丸坊主の男の中で歌うシーンで、その他にもインパクトの強い映像が入っています。監督はDave Meyers。2017年のMTV Video Music AwardでVideo Of The Yearなどを受賞しています。

BeyonceとJay-Z夫妻によるユニットThe Cartersの全米13位に輝いた曲です。作曲プロデューサーにPharrell Williams、フューチャリングにはMigosのQuavoとOffsetが参加しています。PVはRicky Saiz監督によるものでパリのルーブル美術館で撮影されて、歌詞とシンクロするようにレオナルド・ダ・ビンチのモナリザなどの名画の前での撮影するというこれまでに無いものになっています。

コロンバスで結成されたオルタナロックデュオTwenty One Pilotsの大ヒットアルバム『Blurryface』（2015年）から6曲目のカットされてUS Altanative Chartで2位を記録しています。PVはコントロールが不可能な壊れた車に乗るTyler Josephと道路で燃えながらドラムを演奏するJosh Dunが何度も交錯するというシンプルなものですが、共にボロボロになりながらというあたりがなんともロックです。PV監督はAndrew Donoho。

シカゴはイリノイで結成されたロックバンドOK Goの2014年発表のアルバム『Hungry Ghost』から5曲目のシングルカット。PVは567台ものプリンターが出す紙で映像を作ったペーパーマッピングという映像が凄いです。プリンターでカラー印刷してカラフルな幾何学模様を作り出すというだけではなく、メンバー自身がアニメの一部としてコマ撮り撮影しています。メンバーにつけられたワイヤーや、時々出てこないプリンターの紙がやけにリアルです。PV監督はDamian Kulash JrとYusuke Tanaka。

ペンシルバニア出身のシンガーPinkの7枚目のアルバム『Beautiful Trauma』からのタイトルナンバーで、全米78位を記録した曲です。PVはカラフルな色使いのコメディータッチの作品で、PinkとモデルのLarsen Thompsonがパートナーを演じます。二人のダンスがコミカルでカラフルな映像も相まって素晴らしい作品になっています。PVの監督はNick FlorezとR.J.Durell。

ロンドン出身のシンガーDua Lipaのメジャーヒット曲で、全英チャートで1位、全米チャートでも6位に入るヒットを記録しています。曲は彼氏に振られた女性に対するメッセージソングですが、PVはマイアミのブランドホテルの一室で、元彼のことを考えてしまう女性に対してDua Lipaや女友達が歌詞の「３つの新しいRules」を伝えるといった内容です。ミュージカルタッチな作品に登場するのは女性のみで、女性の結束と友情を描くものですが、PVに象徴的に登場するフラミンゴは”群れで行動する”ことを意味しています。PV監督はDua Lipaの「Break My Heart」も手掛けたHenry Schofield。

ロサンゼルスで結成されたオルタナロックバンドThirty Seconds To Marsの5枚目のアルバム『America』からのカットでUS Rock Airplayチャートで1位を記録しています。PVはアメリカの各地の映像とテロップで構成されていて、強いメッセージの込められた作品になっています。テロップと映像の組み合わせもPVではよくあるものですが、力強いロックの音とのコラボが見事です。PV監督はJared Leto。