2015年から2020年までの名PV@
Taylor Swiftの2014年発売のアルバム『1989』からのカットで、全米1位に輝いています。曲のヒットはKendrick LamarをフューチャーしたRemixが大きな要因でしたが、もう一つの要因はこのPVでした。監督はTaylor
Swiftの「Blank Space」も手掛けたJoseph Kahn。作品はアクション映画そのもので、これまでのTaylor Swiftのイメージを大きく変えました。また登場するゲストも敵役のSelena
Gomez(Arsyn)からLena Dunham(Lucky Fiori),Hailee Steinfeld(Trinity)、Ellie
Goulding(Destructa X)、Zendaya(Cut Throat)、Hayley Williams(Crimison Surse)、Cindy
Crawford(Headmistress)等と豪華です。4分という時間を感じさせないショートフィルムな作品。2015年MTV Video Music
AwardのVedeo Of The Yearです。 Ed Sheeranの2014年のアルバム『X』から全米2位、全英では1位に輝いた曲です。Ed Sheeranの美しいメロディや歌詞が人気を爆発させましたが、このPVが評判を呼び、Streamingsが5億回を超えたことも要因でした。とくにウエディングソングとして人気があったようです。PVはEd
SheeranがプロのダンサーBrittany Cherryと社交ダンスを踊るという内容ですが、Edがプロノダンサーに負けないほど優雅に踊るのが凄いです。映像も美しく、社交ダンスで一本のPVというのはこれまでのPVでもあまり見ないものです。PVの舞台となったのはロサンゼルスのBaltimore
HotelのCrystal Ballroom。監督はEmil Nava。 Justin BieberはYoutuberから世界的なスターとなりますが、特に2015年後半には「Love Yourself」を含む3曲が全米1位に輝くなど絶頂期を迎えていました。「Love Yourself」はEd Sheeranが作曲をしているアコースティックギターのメロディの美しいナンバーですが、このPVはJustin Bieber本人は登場せずKeone & Mari Madridがカップルの日常の中でダンスするというものになっています。曲と踊りがマッチするのも見事ですが、どこかコミカルで、ユニークなところが素晴らしいです。監督はJustin Bieberの「Sorry」も手掛けたParris Goebel。 ジャマイカ出身のEDMトリオ Major Lazerとフランスはパリ出身のDJ Snake、そしてデンマーク出身のシンガーMoによる全米4位を記録した曲です。世界的なヒットとなった要因はこの東アジアなダンスPVで、2015年11月にはEd Sheeranの「Thinking Out Loud」を抜いて526MのStreamingを記録しました。PVはRihannaとDrakeの「Work」を手掛けたTim Trem監督によるもので、インドのムンバイとスウェーデンStockholm City HallのGolden Hallで撮影されています。インドのBollywoodダンスをメンバーが踊る様子はインパクトがあり、特にMoの振り切ったような踊りが素晴らしいです。 イングランドはWatfordのDJ Naughty BoyがBeyonceをフューチャリングして全英チャートで4位に入るヒットを記録した曲です。Charlie Robins監督による作品は「Runnin」のタイトル通りに人が走るのですが、それが深海というところが凄いところです。水の中で走るということだけでも凄いですが、その他に水面で頭を下にして走る映像などインパクトがあります。 Sia - Elastic Heart (2015)オーストラリア出身のシンガーソングライターSiaの曲で、2013年にリリースされた曲ですが、2015年に再録されて全英チャート10位を記録しています。Siaは本人が登場することはなくて、このPVでは「Chandelier」でも演じたMaddie ZieglerがSiaの分身(おかっぱ頭の女性)を演じます。PVは閉鎖された籠の中で、ダンサーのShia Labeoufとバトルするという映画Mad Maxのような内容ですが、ラストは少女だけが外に出られるというオチが素晴らしいです。監督はSiaとDaniel Askill。振付は「Chandelier」と同じRyan Heffington。 Alesso - Sweet Escape (2015)スウェーデンはストックホルム出身のDJ Alessoの曲で、スウェーデン本国で87位のヒットを記録しています。フューチャリングされている女性ボーカルはSirenaです。MIE監督による作品で、信号機のライトがそれぞれ動き回るというアイディアがファンタジックで素晴らしい作品です。 フロリダで結成されたロックバンドA Day To Rememberの2013年にリリースされたアルバム『Common Courtesy』(全米37位)に収録されている曲です。Drew Russ監督によるこの作品はメンバーが歌詞の書いたカードを持つというPVですが、Peter Gabrielleの「Sledgehammer」のようにアニメーション撮影と動画撮影をミックスさせているのがミソです。 Jain - Come (2015)フランスはトールーズ出身のシンガーJainのデビューシングルで、フランス本国で1位を記録しています。インドのジャイナ教に由来するJainのとおりJainの背中から手が何本も登場するのがアルバムジャケットになっています。監督は不明ですが、だまし絵のようなユニークなPVで、単純に楽しめる動画になっています。2ndカットの「Makeba」のPVもこの続きのような内容になっています。 Justin Bieberにとって2015年の活躍のきっかけとなったのはSkrillexとDiploプロデュースによるこのダンストラックで、全米で8位、全英で3位のビッグヒットを記録しています。Justin 自身にペイントアートにする映像はカオスで、トリッピンな音楽と合わせて印象を鮮烈なものにさせています。中盤のパラパラ漫画のような絵はファンによって描かれたもの。監督はBrewer。 |