ダンスが素晴らしいPV
Toni Basil - Micky (1982)ポップシンガーToni Basilの82年に全米1位に輝いたナンバーです。笑いコンビのネタでも登場するので知っている人がいるかもしれません。今見ると古臭いと思うかもしれませんが、チアリーダーになって踊るクリップは音楽PVの中で振り付けを加えるダンスクリップの先駆け的な存在でした。Toni自身がこのビデオの監督、振り付けなど担当しています。 Michael Jacksonの87年に全米7位に輝いたナンバーです。Michael Jacksonの映画『Moonwalker』のワンシーンがそのままクリップに使われています。禁酒法時代の雰囲気の中で白いスーツで洗練された踊りをするスタイルはこのままこれ以降のMichael
Jacksonのイメージとなりました。有名なのはムーンウォークから重力を無視する前傾のシーン。監督はCollin Chivers。 Michael Jacksonの妹Janet Jacksonの89年に全米2位に輝いたナンバーです。Sly & The Family Stoneの「Thank You」を下敷きにしたJam & Lewis流ファンクナンバーで、その音楽のバキバキとしたリズムにマッチするモノクロームのクリップが印象的です。ダンスもさることながら計算されたカメラワークが素晴らしいクリップです。監督はDominic Sena。 R&BシンガーBobby Brownの89年に全米3位まで上昇したナンバーです。Babyface作曲プロデュースによるファンキーなナンバーで、当時はBobby自身もBabyfaceも全盛期でした。軽やかなステップのダンスで、日本でも踊りまくられていました。 Hammer - 2 Legit 2 Quit (1991)ラッパーMC Hammer (Hammer)の全米チャート5位のヒット曲です。ソウルの神様James Brownがビデオの前半に登場し、ラストにはMichael Jacksonらしき人物が登場するという挑戦的なPVで、当時のHammerの絶頂的な人気を表しています。ダンスはHammerらしい体全体を動かす激しいものです。監督はRupert Wainwright。 オーストラリア出身のポップシンガーKylie Minogueの全米7位のヒット曲です。Cathy Dennis作曲によるエレクトロなナンバーで復活を印象付けました。近未来的なバックダンサーを従えたセクシーなダンスも話題を呼びました。監督はDawn Shadforth。振り付け師はFatboy Slimの「Praise You」やBjorkの「It's Oh So Quiet」を担当したMicky Rooney。 Lady Gaga - Judas (2011)Lady Gagaの全米10位のヒット曲です。日本の携帯電話のCMでLady Gagaのダンスが流されていたこともあってかなり良く知られているPV。監督はLady Gaga自身と振り付け師のLaurieann Gibson。 Chris Brown - Yeah3X (2010)R&BシンガーChris Brownの全米15位のヒット曲です。エレクトロダンスブームを積極的に取り入れたサウンドは話題にもなりました。Michael Jacksonを彷彿とさせるステップにカンフーのようなダンスなど見どころの沢山あるPVです。監督はNicki Minajの「Anaconda」やJason Derulo「Talk Dirty」などを手掛けたColin Tilley。 ダンスポップユニットLMFAOの全米1位のヒット曲です。ホラー映画『28日後』をモチーフにゾンビじゃなくてダンスが蔓延するというネタです。軽やかなステップを中心としたダンスですが、激しいビートとマッチしていて見ていて踊りたくなるクリップです。LMFAOとRedfooとSky Bluにより作られています。 Kiesza - Hideaway (2014)カナダ出身のダンスポップシンガーKieszaの全英1位、全米51位の曲です。Choo Choo Trainを含むこれまでのあらゆるダンスをKieszaが街で踊るという感じで、見応えがあります。フィルムはKieszaの兄弟とBlayre EllestandとKieszaによって作られています。 |