2000年から2014年までの名PVD 

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Moby - Bodyrock (2000)

ニューヨーク出身のシンガーソングライターMobyの1999年に発売された大ヒットアルバム『Play』(全英1位、全米38位)からカットされて全英チャート38位を記録した曲です。Spoonie Gee And The Treacherous Threeの「Love Rap」をサンプリングしたダンストラックで、Nikki Dがボーカルを加えています。いくつか作られたPVのうち一つはFredrik Bond監督による作品で、一心不乱に踊り出す男を描いたものです。男の前で車が爆発しても踊りを止めようとしないぐらいにトランス状態になるところが新鮮です。

Gorillaz - Clint Eastwood (2001)

ブリットポップバンドBlurのボーカルDamon Albarnを中心とした覆面バンドGorillazのデビューシングルです。各メンバーはオリジナルアニメのキャラクターに扮するのですが、そのイントロのような曲で、全英チャート4位、全米チャート57位を記録しています。PVの監督はJamie HewlettとPete Candelandで、時にMichael Jacksonの「Thriller」を彷彿とさせるダンスも見られます。

Franz Ferdinand - Take Me Out (2004)

スコットランドはグラスゴーで結成されたロックバンドFranz Ferdinandの2004年に発売されたデビューアルバム『Franz Ferdinand』から全英3位を記録した曲です。ダンサブルなポップロックで、2つの異なる曲を繋ぎ合わせる構成を持ちます。PVはJonas Odell監督によるもので、様々な絵や3D映像を組み合わせるアニメーションタッチなものですが、所々にシュールな映像が挟み込まれていて遊び心が感じられます。

OK Go - White Knuckles (2010)

イリノイ州シカゴで結成されたロックバンドOK Goの2010年のアルバム『Of The Blue Colour Of The Sky』からのシングルです。OK Goが「Here It Goes Again」のPVで注目を集めた後ということで、「Here It Goes Again」のようにワンショットでの映像ですが、今回は犬とメンバーが共同でパフォーマンスするという信じがたいものを作っています。その中でも面白いのは横の動きだけじゃなくてカメラに向かう動きも取り入れているところ。監督はOK GoのDamian KulashとTrish Pair。

Graham Coxon - What'll It Take (2012)

ブリットポップバンドBlurのギターリストGraham Coxonの2012年のアルバム『A+E』(全英39位)に収録されているナンバー。ポップでキャッチーなギターロックですが、このPVはGrahamが自身のサイトで投稿を呼びかけていた一般のユーザーからの投稿映像を組み合わせたもので、85人の踊るビデオが組み合わさって面白いものになっています。

Of Monsters And Men - Little Talks (2013)

アイスランドはReykjavikで結成されたインディーバンドOf Monsters And Menのブレイクシングルで、このPVの影響もあって全米20位、全英12位を記録しています。PVはロールプレイングゲームのような内容でメンバーがファンタジックな世界の中で敵を倒していくというものになっています。映像がレトロなものになっていて、曲がまたマッチしています。WeWereMonkeysのプロダクションによる制作で、2012年MTV Vdeo Music AwardsではBest Art Directionにノミネートされています。

Katy Perry f. Juicy J - Dark Horse (2014)

カリフォルニア出身のシンガーソングライターKaty Perryの2014年の全米1位曲です。ダークなエレクトロポップな曲に合わさるPVはエジプトのクレオパトラのような女王にKaty Perryが扮します。セットから何から高額なPVを思わせながら、CGの使い方が絶妙で、完成度の高い作品になっています。監督はKaty Perryの「California Gurls」も手掛けたMatthew Cullen。

Clean Bandit f. Jess Glynne - Rather Be (2014)

イングランドはCambridgeで結成されたクラッシックとポップを融合したバンドClean Banditの全英1位、全米10位のヒット曲です。Jess Glynneをボーカルに迎えて、バックのストリングスが心地いいポップナンバーです。PVは日本の東京を舞台に、Clean Banditが好きな女性を描いたものですが、所々の映像でClean Banditのメンバーが登場するものになっています。登場する女性はHaruka Abe。Clean Banditのメンバーが監督をしています。

Travis - Moving (2013)

スコットランドのロックバンドTravisの2013年のアルバム『Where You Stand』(全英3位)に収録されている曲です。Tom WigglesworthとMatt Robinson監督によるPVは「Love Is In The Air」というテーマのもとでメンバーの吐く息がミュージカルのように動くというファンタジックなものになっています。

Digitalism f. Youngblood - Wolves (2014)

ドイツはハンブルグ出身のエレクトロデュオDigitalismが2014年に発表した曲で、ロサンゼルスで結成されたバンドYoungbloodをフューチャーしています。PVはNelson De Castro監督によるもので、人間の目に向かって拡大縮小することで、映像が展開する不思議なものになっています。


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