2000年から2014年までの名作PVA

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Rihanna f. Jay-Z - Umbrella (2007)

バルバドス出身の女性シンガーRihannaの全米1位を7週間獲得したナンバーです。曲もさることながら、曲のタイトルである傘や雨をイメージしたPVは洗練されたもので、Rihannaを一気にトップスターへと押しやりました。監督はRihannaの「SOS」のPVを手掛けたアメリカのChris Applebaum。Vanessa Hudgensの「Come Back To Me」やMiley Cyrusの「Party In The USA」なども手掛けています。2007年のMTV Music AwardでVideo Of The Yearを受賞しています。

OK Go - Here It Goes Again (2009)

オルタナティブロックバンドOK Goの全米36位のヒット曲です。ルームランナーを使ったアイディアたっぷりのビデオクリップが人気で、YoutubeでのViewからヒットになった現在に至る分岐点的なヒットでした。監督は映画『Step Up All In』の監督でこの曲の振り付けを担当したTrish SieとOK Go。

Beyonce - Single Ladies (2009)

Destiny's Childのメインボーカルであり、ソロとしても活躍をしているBeyonceの全米1位獲得曲です。Beyonceらしいアップテンポで歌いまくるナンバーですが、このPVではBeyounceとバックダンサー2人が踊りまくるシンプルなものになっています。一見シンプルでありながら、カメラワーク、そして一発撮りっぽい撮影。音の激しさを映像でも感じ取れる名PVです。監督はBeyonceの「Crazy In Love」やShakira「She Wolf」を監督したJake Nava。2009年のMTV Music AwardでVideo Of The Yearを受賞しています。

Lady Gaga- Born This Way (2011)

ダンスポップの新星として登場したLady Gagaはポップなメロディとダンスパフォーマンスでスターダムに昇りつめます。その頂点となった作品が2011年に発表されたこの曲で、全米1位を6週間記録しています。出産をイメージしたビデオクリップからダンスパフォーマンスまで気合が入りまくりのこのPVは凄まじい迫力があります。監督はロンドンのPhotographerとして活躍していたNick Knight。Lady GagaはVideo Of The Yearに輝いた「Bad Romance」や日本で人気の「Poker Face」、Beyonceとの「Telephone」など名PVを数多く生み出しています。

Katy Perry f. Kanye West - E.T. (2011)

そんなLady Gagaとの対決が激しかったのは同じく女性ポップシンガーとして人気のKaty Perryでした。Katy Perryはこの曲を含む5曲を一枚のアルバムから全米1位に送り込みます。この曲のPVは曲のタイトルをイメージしたSFチックなものですが、Katy Perryの独特な衣装も話題になりました。監督はイタリアのPhotographerだったFloria Sigismondi。Katy Perryは女優顔負けの様々なキャラクターに扮して名PVを数多く生み出しました。

Robin Thicke f. T.I. & Pharell - Blurred Lines (2013)

ブルーアイドソウルシンガーRobin Thickeの全米1位を12週獲得したヒット曲です。話題になったのはこのPVで、3人のキャラクターと美女が絡んでいるシンプルなものですが、裏PVではトップレスの女優が登場するなど話題作りも完璧でした。ハッシュタグを使って文字が画面いっぱいに登場するなど今を象徴するような演出も新鮮です。監督はMariah Careyの「Dreamlover」やChristina Aguileraの「Genie In A Bottle」、Miley Cyrus の「We Can't Stop」を手掛けたアメリカのDiane Martel。

Psy - Gangnam Style (2013)

韓国人ラッパーのPsyの全米2位のヒット曲です。Youtubeでのストリームが記録的なViewを叩き出し、世界中でこのビデオが見られました。独特の馬乗りダンスを含めて、ショートで笑えるネタを連続でぶっこみます。Billboard誌はチャートからYoutubeのViewをポイントとして加えるようになりますが、そのきっかけとなったであろうヒットです。

DJ Snake & Lil Jon - Turn Down For What (2014)

Lady Gagaなどのヒットを手掛けたDJ Snakeのソロヒットで、全米チャートでは4位まで上昇しました。曲のイメージそのままに破壊的なイメージのPVで、ビルの上層から下層に向けて壊しまくり、意味があるのか無いのかわからない映像になっています。監督はDaniels。2014年のMTV Music AwardでBest Directionを受賞しています。

Taylor Swift - Shake It Off (2014)

ペンシルバニア出身のポップシンガーTaylor Swiftの全米1位獲得曲です。それまでのカントリーシンガーとしての清楚で大人しいイメージを壊して、まったく正反対のTaylor Swiftを作ってしまったナンバーで、PVでは様々な服装(コスプレ)で踊りまくり、鮮烈な印象を残します。監督は映像の美しさは流石のMark Romanek。

OK Go - I Won't Let You Down (2014)

オルタナロックバンドOK Goの全米71位のヒットです。日本のPerfumeがカメオ出演したPVはOctocopter Droneと呼ばれる映像カメラを使い、計算しつくされたマスゲームを作り上げています。メンバーが乗っているのはHonda のUni Cubs。ワンショットでCG無しというのが信じられないほど美しく完璧な作品で、ここ最近でもかなりショックを受けたビデオの一つです。監督は日本のKazuaki SekiとDamian Kulash Jr.。

            Chart Mania Ver.6 Presents