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artist : LALO SCHIFRIN
title : 『 BULLITT 』
release : 未確認
label : WARNER BROTHERS RECORDS
tracks ( cd ) : (1)BULLITT (MAIN TITLE) (2)ROOM “26” 【26号室】 (3)HOTEL DANIELS (4)THE AFTERMATH OF LOVE (5)MUSIC TO INTERROGATE BY 【尋問】 (6)ON THE WAY TO SAN MATEO 【サン・マテオへの道】 (7)ICE PICK MIKE 【殺し屋マイク】 (8)A SONG FOR CATHY 【キャシーの歌】 (9)SHIFTING GEARS (10)CANTATA FOR COMBO 【コンボのカンタータ】 (11)THE FIRST SNOWFALL (12)BULLITT (END TITLE)
tracks ( analog ) : side A...(1)〜(6) / side B...(7)〜(12)
members : 不明
producer : 不明
related website : 『 the official website of Lalo Schifrin 』(公式サイト)




(1)BULLITT (MAIN TITLE)  ▲tracks
 屈折したフレイズのぶっといエレキ・ベースに、ジャジーなギターで緊張感タップリに始まる(1)。段々とホーン・セクションに厚みが増し、ストリングスまで加わって、グングンと豪華なサウンドに変わっていく。


(2)ROOM “26” 【26号室】  ▲tracks
 オルガンとフルートをフィーチャーし、タイトル通りに室内の様子を表現したかのような、ヒッソリとしたボサ・スタイルに仕上がっている(2)。


(3)HOTEL DANIELS  ▲tracks
 今度はタイトルとは裏腹に、メチャメチャに飛ばしまくるカーチェイス・シーンのような(3)。とにかくドライヴしまくり。初めは明るい感じなのだが、オルガン・ソロになると段々と切迫感が増してきて、気付かぬうちに手に汗握る状態に引きずり込まれている。


(4)THE AFTERMATH OF LOVE  ▲tracks
 前曲の切迫感から開放し、そして癒してくれるように物憂げなトロンボーンをフィーチャーした(4)。周りで優しく支えるフルートやストリングスのアンサンブルもいい。この曲もボサ・ノヴァなのだが、A & M レーベルというかバート・バカラックを意識したようなサウンド。


(5)MUSIC TO INTERROGATE BY 【尋問】  ▲tracks
 硬くて厳粛なタイトルには、やたら生き生きとして躍動感に溢れた(5)。(3)のように飛ばしまくる曲なのだが、切迫感は全くなく、「楽しくてしょうがない」といった感じ。


(6)ON THE WAY TO SAN MATEO 【サン・マテオへの道】  ▲tracks
 (1)と同じようなリズム・パターンながらも、不安な空気に包まれたような(6)。(1)のような豪華さは影を潜め、ひたすらダークでグレイな色調のまま進行していく。終盤にギター・ソロがフィーチャーされている。


(7)ICE PICK MIKE 【殺し屋マイク】  ▲tracks
 タイトルに相応しい、ゴリゴリしたピアノの低音で始まる(7)。続くホーン・セクションも低音を使ったダークな雰囲気。徐々にサウンドは厚くなり、トランペットが異常な事態を知らせるかのように鳴り響く。一旦、厚いサウンドは退いていき、再び緊張感溢れるピアノが登場し、短いソロを取って終わる。


(8)A SONG FOR CATHY 【キャシーの歌】  ▲tracks
 エレキ・ギターとルート弾きのウッド・ベースによるブルーズかと思いきや、スピリチュアルなフルート・ソロをフィーチャーしたスリル満点の6/8のジャズに変わる(8)。できればもうちょっと長く聴いていたい曲。約2分しかない。


(9)SHIFTING GEARS  ▲tracks
 ミドル・テンポのビートに、幾分現代音楽的なストリングが乗って緊張感タップリの(9)。タイトルからするともっとイケイケの曲を想像していたのに...と思っていたら、途中からは逃げる車、それを追う車、銃声、爆発音というS.E.に取って代わり、そのまま終了。


(10)CANTATA FOR COMBO 【コンボのカンタータ】  ▲tracks
 お次は、ミュートしたエレキ・ギターに乗ってソロを取るフルートをフィーチャーした、ソウル・ジャズの(10)。ちょっとソフトでオトボケな雰囲気。


(11)THE FIRST SNOWFALL  ▲tracks
 パリッと明るいホーン・セクションが印象的な、60'sポップスっぽい(幾分バート・バカラックっぽくもある)(11)。しかし、ベースのフレイズは結構チョロチョロと動いていて、ちょっとグルーヴィー。


(12)BULLITT (END TITLE)  ▲tracks
 人々がパニックに陥ったような悲鳴と、何かの激突音で始まるラストの(12)。タイトルで分かる通り、この曲は(1)のヴァリエイション。しかし、全然ゴージャスではなくギター・ソロがフィーチャーされている。エンディングでのギターのコードがとてもクール。


 因みに、本作以外にもファンキーかつジャジーなサウンドトラックの名作を数多く手掛けている彼だが、その出身は意外にもアルゼンチン。


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