弓の持ち方


 弓の持ち方です。

弓はおおよそ完成形としてはこのような形で持ちます
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が、こちらの持ち方、特に幼少期では綺麗に持つ事はかなり困難です
(人にもよりますが少なくとも1-2年くらいはかかる事が多いです)

そして、この1-2年が問題で、その間に変に力を入れてしまったり変な持ち方。。
でこの時期を過ごすと 「変についたクセをなおす時間」 というのが必要になり、
効率が悪い事が多いです。


という事で、ある程度崩れないレベル、意識、技術などが出てきたかな?という時期に
上記の本式の持ち方。。に移るようにし、それまでは仮の持ち方。。をしていると
変なクセがつきにくく、また効率がいい場合が非常に多かったので、初期段階としては
星野の指導では、下記のような仮の持ち方をさせるようにしています。
(小さい子には通称 「子供持ち」 と呼んでいます)



①初期段階(3-4歳でフォームを意識する段階)




 ちょっとブレました。。すみません

上記写真のように、鳥がクチバシの先でついばむように、優しく上下から挟み込むように持ちます。
この時、ギュッと握ってしまわないように。。に気を付けましょう。

また、上記写真のように、真正面からまっすぐはさむようにし、各指と弓の角度が90度くらいになる形になるように。。
に気を付けてください。この持ち方が出来ていると=無駄な力が入っていない。。という事です。

まずは(バイオリンの弓にはさほど力は必要ありません)無駄な力を入れず、やさしく
力を抜いて持つ。。をこちらで意識してみましょう。



②第2段階

 次の段階です。5歳以上の子はいきなりこちらが出来る事があるので、
余裕があるようでしたら、こちらからスタートもアリです。

上記の挟み込むような形から、親指に着目し、弓の銀色部分



に 「親指先」 を当てるようにして、90度近くしっかりと曲げるようにします。




後程、各指の役割やそれぞれのフォームを取る事の利点を書こうと思いますが、
極端に力が入っていて逆反り、またはまっすぐ ・・・になっていると、クッション性がなく
外部からの衝撃などがそのまま弓に伝わってしまう事が多いです。

 また、これ(親指フォーム)によって音が劇的に変わるか。。というとそこまでではないのですが、
小指にはとても重要な役割があります(主に音を小さくコントロールするとき、移弦(弦を移動する際)
の補佐をするという役割があるのですが)こちらが理想的な形になっていると、それらの移動性などが
非常にUPします。


そして、それらの理想的な小指フォームを取るためには、まず前提として
親指が優しく曲がっている。。必要があります。

という事で長い道のりですが

小指を理想的な形にしたい → その為には親指の屈伸が必要 → 親指を曲げられるように

という少し遠い未来の為のフォーム練習という側面が多いです。
ので、星野の弓の持ち方第一段階指導としては、親指をしっかり曲げる。。という事を重要視しています。

また、右手を色々な形(今回は親指を曲げて。。ですが)で持とうと思って持てるくらいの柔軟性や
意思矯正力がないと結局どのような持ち方をしたい。。や、こんな音が出したい。。と思っても
無理。。となる事が多いです。
(こちらの形で持とうと思っていつまで経っても持てないようだと、結果的にどういう持ち方にしたくとも
自由度がなく結局無理=音が綺麗にならない。。という事が経験上ほぼ確実です。
上手に綺麗な音が出せるようになれるようにするには、どのような持ち方・フォームであっても柔軟に対応できる
ようにする事が重要です)

弾ける人は、このフォームのまま音階や曲を弾いてみましょう!
途中で親指の曲がりがなくなる(まっすぐや逆反り)になるようでしたら、まだまだです。
(本式の持ち方に進まない方がいいです)
自分の意志で色々なフォームを自在に操れるように頑張っていきましょう!



③第三段階

 別頁に続きます


第三段階 (詳細版)

第三段階 (簡易版)





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