■僕はいかにして打楽器奏者になったのか【その7〜高校時代(二年、打楽器パートに戻る)〜】

高校一年の終わりに、打楽器パートに戻る話が持ち上がった。
定演が終わった後、ちょっとこのままTubaパートにも根づいて良いかな?と思っていたのだが、4月になるとTubaの新入生が2人Tuba奏者で増えることが判明したのだ
さらに、この年のコンクールの曲が打楽器を多用することもあって、気づけば高校二年は打楽器パートとしてすごすことが決まっていた

コンクールも終わり、秋も過ぎたころにまたもや予想もしないことが起こる
顧問の先生より「現在の2年生から一人ファゴットに移動してもらいたい」との依頼が来たのである
当時、ファゴットパートは3年生にしかおらず難しい楽器の為に経験者がいないと来年以降に支障が出るため、3年生がいるうちに(3年生は1月の定演まで部活に在籍する)2年生が一人ファゴットパートに行って欲しい。ということだった
当時は、確かに顧問の言うとおりだと納得したが今になって考えてみると最初からファゴットの生徒がいなくならないように1年生にまわしとけば良かったんでないのか?(笑)
1年生という不確定要素によりある程度の音楽的知識を備えた2年生にということだったのかも知れないのだが・・・

そして2年生の中で話し合いが行なわれて(全員で話したか一部で話したかは定かでない)、結局は僕がファゴットパートに行くことになった
秋から翌年1月の定演まで最初の一時間はファゴットを練習して、その後は打楽器パートして練習をする日々が数ヶ月続いた

そして、高校生活最後の年が訪れる

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