ウクレレ始めました25。

Plays Crazy G.

Apr.26,2000.

  home   English   bbs  


例によってネットをうろうろしていて、T's GUITARさんハイパー・カッタウェイのウクレレ「半分くん」 (勝手に名前をつけないように>>じぶん)というのを見つけました。なんでも、「楽器を前に傾けて弾きたい、握力の弱いひと」のためにカスタムメイドしたとの由で、ボディの手前がすっぱりと切り落とされ、ネックはあくまでも薄く、ペグは軽く巻けるようにギヤ式を採用。

製作者さんとしては「1人1人の個性に合った楽器を」とのことで、面白いケースだと思いニフティ・サーブ障害者フォーラムの「技術ボランティアの部屋」に紹介させていただきました。紹介のご快諾ありがとうございました>>T's GUITARさん。

 

さてそんなこんなでT's GUITARさんのサイトを廻っているうちにウクレレが作りたくなってきた私は(バカだね相変わらず)、とりあえず全音キットでも眺めてみようと思って御茶の水に行きました。アキオさん(買いそうで危険だから楽器には触らない)、イシバシさん、シモクラさんと廻って、シモクラさんだけには現物が展示されていましたが、気になったのはイシバシさんに並んでいたVINTAGEのバンジョー・ウクレレ。きさま合目的的な行動がとれんのかっ! この楽器については以前に「フレット音痴」とどこかに書いたような気がしますが、花見だったかの折にどなたかに「それはブリッジがズレているのだよ」というお話をうかがってはいました。まあ置いてあるだけだからな。
それで、イシバシさんでそのバンジョー・ウクレレ(大きいほう)が9千円。こんかい着目したのはフレットの数です。なんつっても20本(ネック接合部で14本目)が並んでますからね。りび基準でいうとフレット1本千円くらいが現状の相場なんだから、9千円なら安い。うーん、ちょっと欲しい。でもなあ。楽器って買っちゃうと一生涯ウチに居すわるからなあ。うーん。

バンジョレレ。気分転換のためにお向かいのクロサワさんを覗いてみたら、同じものが7,980円。さんざ試奏してみて、買っちゃいました(笑)。どうせ善福寺公園の花見では「それってバンジョーですか?」ってみんなに聞かれていたわけだし、こいつなら「バンジョーでもあり、ウクレレでもあります」っていうウソがつけます。ついでにハイコードの練習もしやすいしーまあいいでしょ。


ベースとアナログ盤とバンジョレレ。周辺情報によると、中国製? 犬の皮? しかも背中の皮? とりあえずバンジョー・ウクレレらしいデカい音はしますし、フレットもちゃんとしてるし。ナットが少し高めだけど、そのうち削っちゃえばいいや。でもペグも替えたほうがいいかな。こんどふるかわくんに教わりに行こうっと。


 

そういえばこのあいだパソコン要約筆記関連のメーリングリストで「あたしも銀杏型のマーチン・ウクレレを持っています」という人がいて、バカな私は「ギンナン型ってことはマーチンのパイナップル? 凄ぇ」と思って「見せて見せて」とお願いしたところが、これが「イチョウ型のマーチン」つまりバックパッカーだったのでした。いやまあ、きらいじゃないけど、にほんごとてもむつかしいね。



さて。



ヒマなら聴きねえ!(↓)



さて今日はウクレレを弾き始めてから初めて、床屋さんに行ってきました。暮れ以来だから4か月ぶりだよ参ったね(笑)。それでさて、ウクレレ生活4か月目を記念して(ウソ)CRAZY Gを録音してみました。

以前からネットでは話題になっていた定番曲らしくて、以前からCOBA-STUDIOさんCRAZY-G完全攻略は、難しそうだから(というか、その時点でタブ譜を読む気がなかったぐーたらな私)流し読みさせていただいておりましたし、またshinfujiさんやふるかわくんのCRAZY G関係の記述と演奏も拝見しておりました。そこへもってきて日本ウクレレ協会さん(NUA)でも特集が組まれたりもして。カエル君の依頼でNUAさんの譜面をプリントアウトしちゃったもんですから、これはもう弾くしかありません。


まずは‥‥まずってなんだよ>>じぶん。いやぁ、2つあるんですよ(笑)。まあ覚悟してお聴きなせえ、まずは世界でいちばんショボいCRAZY Gですよー。

はいっ(MP3、232kb)。

ご静聴ありがとうございました(てんくにさんを親指で弾いています)。

お聴きのとおり、単音で弾いてみたCRAZY Gです。これならたいがい誰でも弾けるだろうという魂胆ではなく、先月あたりにshinfujiさんとかの演奏を拝聴して、聞き覚えで適当に弾いていたのがこんな感じです。構成が少しデタラメですが、まあ部品は全部入ってるからいいことにしましょう(ぉぃぉぃ)。入口としては入りやすからん、またこんなもんでもNUAさんのカラオケにちゃんと乗る、しかも合わせて弾いていて楽しい、というのが最大のウリです。

#以下、HはB(シ)、BはBb(シのフラット)。
#小節番号はNUAさんの譜面に依るものです。
アンサンブルに混じるのであれば劈頭(1〜4)のHBHBHBHやBABABABはHだけやBだけにしたほうがいいんでしょうけれども、シシシシシシシーってのもつまんないし(笑)。あと、最後のtacetの4音目はF#のメジャーセブンスにしていますが、まあセコく個性を出してみたわけですのでお見逃しを。


続いてこれ。ごく普通です。

はいっ(MP3、356kb)。

ご静聴ありがとうございました。

つい、買ったばかりのバンジョー・ウクレレで弾いちゃいました。いやその、バンジョーのほうがネックの余裕があるもんで、エンディングパートの移動がラクなんですよね。バンジョーでは指3本(始まりが2-3-2-0)で押さえてるんですが)ソプラノの12フレットで弾くときには、1〜3弦を人差し指セーハして中指で1個先の2弦を押さえるようにしているのでした。

さて、基本的にはNUAさんの譜面に沿っていますが、僕の都合でいくつか変更があります。

  1. 24小節の4弦2フレット指定を3フレットにして、D7+としてみた。次がルートのG6なのでちょっとだけ工夫してみたわけ。
  2. 21小節のA7(0010)が単なるA(0012)になっているのは、まだバンジョー・ウクレレのホールドが上手くいかないから、というだけの理由(笑)。
  3. 20小節のC→H(B)→B(Bb)の動きは、いちばん簡単なハイコードにしてみた。1か所くらいウクレレらしい安いハイコードが欲しいなと思ったのと、1弦だけの動きだとモーションが目立たないという理由(楽器の個性なのかなあ)。
  4. せっかくのバンジョーなので、エンディングのあとに表皮を叩いてみた(意味なし)。会議用マイク(情報保障時に使用しているSONY ECM-ZS90)なので単なる雑音になってしまったのが惜しいが、ほんとはコード感が無いわけでもない、くらいの響きはしているのでした。
  5. ついでに少し速めのテンポなんですが。これについては「ゆっくり弾けば上手くいくわけではない」こと、また僕の頭の中ではこの曲はこのテンポであることをご理解くださいまし。あとは両手が追いつけばいいだけのことです(いーのか)。
聴いてみると、うーん‥‥いいかげんだ。
これは仕事(パソコンの前の椅子に座るのが僕の仕事)用の椅子の右の肘掛けを演奏の便宜のために外したやつに座って弾いているんですけどね、途中で2度ほど楽器を取り落としそうになっていて。膝で支えたりなんかしているんですけど、どこだか判るかしらん(笑)。普通に考えれば録音し直すとこなんですけど、どうせ1発目より良くなるわけがないのは判ってますから放置しました(ぉぃ)。

あと、11-14の1弦の単音の動きがよくありませんな、シレドシレドシがきちんと聴こえてこない。原因のひとつには「フレットをきちんと押さえていない」こと、また「4本の弦のストロークの強さ(つまり音量)が均一でない、乃至安定していない」ことも判ります。このへん、機序をきちんと把握すれば「強調したい弦の音をデカくする」という可能性もありますが、まあ当面は「均一に弾く」ほうがいいんでしょうね、メインが歌伴であるうちは。

欲を言うと、なんかフレーズの頭にアクセントが欲しい、というのはあります。えーと、ジャキチャンジャキチャンジャキチャカーン、みたいな(判らねーな)。同時に、コード移動もスムースにしたい。1弦3弦から2弦4弦に移動するところなんか、無意識に音譜を端折ってたりしますからね、これは改善要。あとは‥‥いろいろあってようわかんね。


そら次っ。

  home   English   bbs