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 カラダの相談室 


楽器の調子が悪いときはリペアのプロに相談するのがいいけれど
楽器を吹いてる自分のカラダのことは誰に相談すればいいの?
…というわけで、こんなページを作ってみました。

行きつけのお医者さんに相談してみてもよいけれど
楽器を吹くひと同士なら、同じ悩みをもっているかも。
楽器を吹くときのカラダのことに興味津々のシロとぺんが
専門外のことでもできる限り知恵を絞ってみたいと思います。

もくじ
(1) 手のひらに汗をかくんですけど…?
(2) 楽器を吹くと身体がこわばるんですけど…?
(3) 唇ががさがさに荒れるんですけど…?
(4) 循環呼吸ってどうやるの?
(5) 腕が…痛いんですぅ
(6) 楽器を吹くためのカラダづくり


(1) 手のひらに汗をかくんですけど…?

楽器を演奏しているとき、手のひらに汗をかく…こんな症状に困っていませんか? じつは私自身、ものすごく汗をかくんです。汗をかくところは手のひらには限らないけど、手のひらは汗が多い部分だし、日常生活にもいろいろと差し支えます。紙に文字を書くときに紙に手で押さえている部分が湿ってきて紙がへにゃへにゃになったり、人と握手するときに恥ずかしかったり…そして楽器も本当にかわいそう。あの精巧緻密なキーメカニズムのほとんどすべてが錆びやすい金属でできてるわけで、キーの銀メッキが錆び錆びになってはがれてきたり、ネジが錆びて回らなくなったり、バネが脆くなったり。見た目だけでなく、楽器の機能にまで悪い影響を与えてしまいかねない手のひらの汗、なんとかならないものかしら…? 調べていくうち、いくつかの方法があることを知りました。ここで、そのうち比較的手軽な方法をふたつをご紹介します。

(1)イオントフォレーシス
(2)アルミニウム溶液

(1)イオントフォレーシス
イオントフォレーシスとは、大きなイオン電池みたいなものに手を浸して、手のひらに微量な電流を流すことで汗を出す分泌腺=エクリン腺を働かなくさせる方法。アメリカでは一般向けに製品化もされていて、個人輸入も可能なようです。手を機械の上に置いて30分くらいじっと待つというのを数日続けないといけないのが面倒ですが、一度効果が現れたら再発はないのがメリット。以前私もこの機械を自作(^o^;)した方に試させてもらったことがあるのですが、最初の数回は終わった後手のひらが赤くなってひりひりとかゆくなりました。効き目は…私にはあんまり現れなかったような気がします。個人差があるかもしれませんね。


(2)アルミニウム溶液
アルミニウム溶液は適量を夜寝る前に手のひらにすり込んで乾かし、翌朝洗い流すという使い方です。効果は数日で現れることが多いのですが、しばらく塗るのをやめると元どおり汗をかく手のひらに戻ってしまいます。一旦効果が出ると、それからあとはアルミニウムの濃度を下げても効果を維持できるともいわれているようです。アルミニウム溶液は病院で処方してもらえたり、最近は薬局でも買えたりするようです。詳しい商品名などは、「てのひらの機嫌(多汗症ネット)」というサイトにとっても詳しく紹介されているので参考にしてみてください。

ところで、アルミニウム溶液というとなんだかものすごい専門的でモノモノしく聞こえますが、漬け物の色を鮮やかにしたいときなどに使うミョウバンもアルミニウム塩のひとつ。これは薬局などで安く簡単に手に入ります。そのほかの必要な材料、蒸留水やアルコール(エタノール)も薬局で買えるので、興味のある方は一度自分で作って試してみたらよいかもしれません。
ちなみに私も、ひとから分けていただいた塩化アルミニウム20%溶液(アルコール濃度5%)がなくなってからは自作したものを使っています。作りかたはすごく簡単。

(1)ミョウバン 10g
(2)蒸留水 90ml
(3)99%エタノール 10ml

を容器に入れて溶けるまで混ぜ続ける(完全には溶けきらなかったけど…)だけ。アルミニウム濃度は5〜20%くらいでよいようなので、自分の皮膚の丈夫さにあわせてほどほどの濃度に調節したらよいと思います(注:私の皮膚は比較的丈夫です。すべての方がこの濃度で問題がないという保証はありません!この濃度で試してみた方に皮膚などへの支障が出ても責任は負いかねますのでご了承ください)。

そうそう、ちょっと前にアルミニウムはアルツハイマー病の原因になる、と話題になってアルミ製の鍋を使わないような動きがあったりしました。汗を止めるために使うアルミニウムはもちろん口から体内に入るわけではないけれど、それでもアルミニウムをカラダに塗るのにはちょっと抵抗あるなぁ…というひとはやめておいたほうが無難かもしれません。

さて、どうしてアルミニウムは汗を止めることができるのでしょう?
1982年にこんな報告をしたひとがいます。11人のひとを集めて、このうち数人には5%の塩化アルミニウム溶液を、残りの数人にはただの液体を、誰にどちらを塗ったかわからないように塗ってみたところ、アルミニウム溶液を塗られたひとの多くが「皮膚が乾いた」と申告してきましたが、どちらの液体を塗られたひとにも塗る前と比べて皮脂の分泌には変化がみられませんでした。つまり、アルミニウムは皮脂を分泌する皮脂腺にはどうやら働きかけていないようだということがわかります。
またその2年後には別のひとが、わきの下に汗を多くかくので長い間アルミニウム溶液を塗って治療しているというひとを15人集めて、そのひとたちのわきの下の皮膚を顕微鏡で観察してみました。すると、皮膚のアポクリン腺(ニオイの原因になる物質を分泌する腺)には変化はみられなかったのですが、エクリン腺という汗の水分を分泌する腺では分泌している細胞が縮んで分泌物のタンクがすかすかに広がっていたり、汗を作り出す細胞に隙間がぽこぽこできていたり、汗が皮膚から出てくる部分のパイプにへんてこなものが詰まっていたり…といったいろいろな変化を見ることができました。
アルミニウムが汗を出すエクリン腺にいろいろ作用しているという証拠が、目に見えたんですね。


皮膚の断面図…水色の矢印が汗の出口です。

参考文献
1. Simpson NB et al.: 5% Aluminium chloride hexahydrate and sebum excretion rate. Acta Derm Venereol 1982;62(5):429-31
2. Holzle E et al.: Structural changes in axillary eccrine glands following long-term treatment with aluminium chloride hexahydrate solution. Br J Dermatol 1984 Apr;110(4):399-403



(2) 楽器を吹くと身体がこわばるんですけど…?

個人練習だったらわりとフツーに楽に吹けるのに、合奏とか演奏会とかになると変に身体がかたくなって音のコントロールが効かなくなったり、あとから肩や背中の筋肉がこったりして…そういう経験があるという方は結構多いのではないでしょうか。オーケストラ仲間とそんな経験についておしゃべりしていたとき、あるプロの演奏家の方に教えていただいたのが「Alexander Technique」でした。ここでちょこっと紹介したいと思います…でも、Alexander Techniqueってコトバ、聞いたことありますか?

Alexanderはオーストリア生まれで、シェイクスピア劇の舞台俳優でした。役者として将来有望だった彼ですが、あるとき舞台の上で声が出せなくなってしまいました。日常生活ではちゃんと声が出るのに、舞台では発声できない…医者にもかかったけれど原因不明といわれて誰にも治すことができず、彼は引退することになってしまいます。
しかしその後、話をするときの自分の姿を三面鏡で詳しく観察していくうち、Alexanderは頭や頸(くび)のあたりにおかしな動きが起こることを発見するのです。たとえば頸の筋肉を固くして頭を後ろで支えるとか、頭を前に下げるときに胸に固く押しつけるような姿勢をとってしまうとか…。こうした観察をもとに身体の正しい使い方を研究発展させたのがAlexander Techniqueです。
じつはこのAlexander、「筋肉の使い方が発声の機能に影響を与える」というだけでなく、私たちが動いているとき・じっとしているときに自分の身体をどのように使うかということが私たちの心理的な機能(ココロのバランス)にも影響する、という奥の深〜い理論なのですが、まぁいきなりそんな真理に到達するのも大変そう(^o^;)に思えるので、まずは身体の正しい使い方(善用)のしかたを理解して楽器を演奏するときの身体の緊張や傷みだけでも和らげばいいなぁ、と思って私も勉強を始めたところです。

Alexanderが最初に身体の間違った使い方(誤用)に気づいたのは、頭と頸の部分に関してでした。たとえば、「椅子に腰を掛けようとするとき、頭が後ろに反り返って頸が固く短くなる」とか。そんなことないはず、と思って自分で試してみると本当に頭がきゅっと後ろに傾いて頸が緊張していることに気づくと思います。頭を傾けないように、と意識しながら座ってみたときでさえ、意外と普段の習慣を振り払うことは難しかったりします。これは、生まれたときには普通にできていたこと(とはいっても生まれたときは頸がすわってないですね(^-^;)…)が長年の誤用によっておかしな習慣になってしまっている例のひとつなのです。日頃から頸を後ろへ引かないように、頭が前へ上へ行くようにと常に意識を集中すればすべてがよい方向へ向かう…とAlexanderは考えました。このように、Alexander Techniqueには身体の「誤用」を防ぐために意識する基本方向が4つあります。

@頸を楽に、自由に(これがいま紹介した例です)
(2)頭が上の方へ、前へ(胴体から上へ離れるように)
(3)背中が上下に伸びるように、左右に拡がるように(肩甲骨を平らに広げるように)
(4)膝が前に、腿の伸びる方向に(身体から離れるように…膝をピンとつっぱらないこと!)

日常動作の中でふとこの4つの原則を思い出すと、たった今自分が身体を「誤用」してしまっている!ということに気づいてしょっちゅうドキッとしてしまいます。今までどれだけ身体に余計な負担を掛けてきたことかと思うと…。はやく悪習をなくしていって、もっと効率よく機能的に身体を使えるようになりたいなぁと思う今日この頃です。

欧米では音大や演劇学校でもAlexander Techniqueが授業に取り入れられたり、かなり広まっているようです。それに比べればまだまだ日本での普及は遅れているようにも思いますが、それでも
Alexander Techniqueについて書かれた本はかなりの数が日本語訳されて出版されていますし、大きな楽器屋さんへ行けば音楽家向けに書かれたイラストの豊富なAlexander Techniqueの本も置いてあったりします。講習を受けることのできる施設もあるようです。興味のある方は、ぜひもっと詳しく勉強してみてください…そして私たちにもコツを教えていただけたら嬉しいです♪


(3) 唇ががさがさに荒れるんですけど…?

DoubleReedは2枚のリードを唇の上で直接ぶるぶる振動させて音を出す楽器…リードを持たないFluteやリード1枚ののClarinetと比べたら、唇へのダメージも大きいはず!
…かどうかは知らないけれど(^o^;)、あんなセンイたっぷりの植物のかけらを長時間唇にくわえていて、唇に優しいはずもありません。特に冬場はもともと唇が傷んでることも多いし、どんどん荒れがひどくなっていきます。白く粉をふいたようになったり、表皮がむけたり、それをむしったら血が出たり。


私もこの冬は特に唇の荒れがひどかったのです。いままで愛用していたDHCのリップクリームをしょっちゅうしょっちゅう塗るようにしてみましたが、とてもそれではおさまらない。なにかいい方法はないかなぁ、といろいろ調べてみて、発見しました。薬用リップクリーム(医薬部外品)の上をいく医薬品リップクリームというモノです。要は唇用のおクスリなわけで、薬局でも通常のリップクリームとは違って口内炎用の外用薬と同じコーナーに置かれていたりします。店員さんに尋ねると確実。

医薬品リップクリームは2002年1月現在、3つのメーカーから販売されています。

資生堂メディカル モアリップ 8g 1200円
大正製薬 レブリーリップ 8g 1200円
メンソレータム メディカルリップ 8.5g 980円

3つとも、効能には「口唇炎、口角炎」とハッキリ書かれています。いずれもチューブタイプで、先端の小さな穴から少量を絞り出して使うのですが、スティックタイプに慣れているとちょっと使いづらいかも?

私がいちばんはじめに使ってみたのはメディカルリップ。正直そこまで期待していなかったし、荒れ具合最悪の時に使い始めたので、はじめは塗ってしばらく経つと荒れた皮が浮いてきて2〜3時間置きに塗り直したくなるような状態でした。そんなもんかなーと思いつつもこまめに塗っていたら、3日経たないうちに唇は見事に復活。医薬品ってスバラシイ!メンソレータム特有(?)のメンソールは無配合なので、あのスーッとした刺激に弱い敏感唇にも安心です。

その後、モアリップも使ってみました。荒れがひととおり落ち着いたあとから使い始めたせいもあるかもしれませんが、メディカルリップよりも保湿力が強くてモチがいい感じ。塗ったときにほんのちょっとだけスーッとする感覚がありますが、ほとんど気にならない程度。

最後はレブリーリップにも手を出してみました。上のふたつは塗り心地がややこってりした半透明ジェルであるのに対して、レブリーリップは白くてクリームっぽい感触。なめらかで塗りやすくてサラサラしているけど、その分落ちるのも早いかも。メンソールは塗ったらハッキリ感じられるくらいたっぷり入ってるので、あの爽快感が好きなひとにはオススメです。

品名 しっとり感 さらさら感 もちのよさ 爽快感 効き目 コスト
パフォーマンス
的評価
モアリップ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ★★★
レブリーリップ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆ ★★
メディカルリップ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆☆ ★★

私個人はどのリップクリームでも唇に問題は起こらなかったけれど、ひとによっては合わないモノもあると思うので、合わなかった場合はすみやかに使用を中止しましょう。ちなみに口角炎への効き目は実証できていません(幸か不幸か、口角炎ができていないので…)。
唇が荒れてくるとどうしても舌でなめてみたりしがちですが、荒れを悪化させるのでそれだけはグッとこらえたほうがよさそうです。皮がむけてきてもむりやり指や歯ではがさないで、早めにリップクリームなどで治してしまいましょう!食事の栄養バランスにも気をつけるとなおGoodですね。

そういえばモアリップは最近鮮やかな黄色のパッケージに変わったようです。店頭で捜すときのご参考まで…。


(4) 循環呼吸ってどうやるの?

あたりまえすぎる話ですが、木管楽器って息を吹き込まないと音が出せませんよね。ときにブレスを取る場所がうまく確保できなかったりして、「あ〜、ブレスしなくて永久に吹き続けられればいいのに」なんて無茶なことを考えてみたり…息を吐きながら、同時に息を吸うことができたらどんなによいでしょう!

こんな無謀な願いを叶えてくれるのが循環呼吸。名前だけはかなり有名なこの呼吸法、実際にできる・使っているというひとは相当少ないのではないでしょうか? プロの方以外で循環呼吸ができるひとなんてこれまで出会ったことがなかったのですが、先日某アマオケでご一緒させていただいたOboe吹きさんは「それが、いつのまにかできるようになってて…」とごくナチュラルにおっしゃるではありませんか。ごくごく限られたひとたちが必要に迫られてものすごい努力を積むものだと思って今まで敬遠していたけれど、目の前でいつのまにか身につけて自然に使いこなしているひとに出会ってしまったら、これはもう自分も挑戦してみるしかない?!
ということでさっそく練習法を調べてみたら、見つかりました!こんなやりかたで練習するようです。


楽器はまずは置いといて、循環呼吸の半分=呼気から練習を始めます。
口笛を吹くときのように唇で小さな出口を作っておいて、息を吐き出すような感じで口の中の空気を舌を使って押し出します。こうすれば口の後ろ側の空間を舌で遮断できますね。「ka」と発音してみて、自分の舌のどの部分が口の天井(口蓋)に対して巻き上がるかを確認してみましょう…この位置で舌は口の中を遮断することになります(ぺん注:実際「ka」と発音してみると分かりますが、隙間なく完全に遮断するわけではなさそうです)。この位置より前側の舌をものすごくすばやく持ち上げて(=前側かつ口蓋側に動かして)空気を押し出します。このとき頬のあたりにたまっている空気が押し出されるように感じたり、空気を押し出すのに頬の筋肉も使ってしまっているように感じたりするかもしれません。口腔内全体がこの「次の息」の貯蔵庫として機能するということがわかったら、できるだけ広いスペースに空気をたくわえてそれをはき出すように工夫してみます。つまり頬や顎(頬ほど有用ではないけれど)の動きもうまく使うようにしてみます。リードに向かって息を吹き込むときには抵抗があるのでこれほど早く息を吐き出すわけではないということはココロに留めて練習します。

吸気の次は残りの半分=吸気も追加して練習します。まだ楽器は置いたまま。呼気をうまくプッとはき出せるようになったら、これをやりながら同時に鼻からすばやくシュッと息を吸い込みます。

ここまでできれば、いよいよ楽器に向かって試してみましょう。リードに息を吹き込むときには息の流れがさっきの練習よりずっと遅くなることがわかるはず。まずは呼気だけの練習から始めます。舌と頬だけで息を吹き込んでみましょう。この吹き込み方でよい音を鳴らせるようになるには何週間もかかるかもしれません。音は1秒そこそこしか続かなかったり、ffでは吹けなかったりして…。
それから、こういうやり方で音を出しながら鼻からすばやく息を取ります。循環呼吸は自分には向いてないよぉ、って決めつけないでいっぱい努力しましょう。楽器を演奏するひとなら、このテクニックが使えるようになるまで何ヶ月もがんばり続けなくてはダメです。1日3分間でいいから、毎日欠かさず練習します。ちっともうまくいかないじゃん…と思っていても、「舌と頬で息を押し出しながら鼻からすばやく息を吸う」というヘンテコで難しい動作が突然マスターできる日が来ます。絶対無茶だ!と思えるかもしれませんが、アンブシュアを保つことにも気を使ってください。上達してきたら、高音域のほうがやりやすいなぁ、とかビブラートで上手にカバーできそうだな、とかわかってくるはずです。

口の中いっぱいに水を含んで練習する方法もあります。屋外とか、シャワーしているとき、唇をすぼめたまま水を吹き出す練習をしてみましょう。これができるようになったら水を吹き散らしながら鼻から息を吸ってみるのです。…


…さて、こんなふうに書かれた資料を前に、私も挑戦してみました。
絶対できない!と思ってひとり黙々と口をとがらせたり鼻の穴をピクつかせたりしてみましたが、なんと次の日には口から息をシュッと吐きながら鼻からフンッと吸えるようになりました!我ながらこのふたつの動作が同時に成立するということが信じられませんが…
その後も練習は続けていますが、楽器なしで「口からシュッ、鼻からフンッ」が一瞬できているというだけで、だからずっと息が吐き続けられるとか、リードがリッパに振動するとか、実用的な雰囲気には程遠いレベルです(^o^;) もっとうまくなったらまたコツなど書いてみたいところですが、いつになることやら…。
DoubleReed的には、息の圧力が低くても発音ができるFagottのほうがOboeより循環呼吸はやりやすいようです。挑戦してうまくいったという方がおられましたら、ぜひお知らせくださいね!


(5) 腕が…痛いんですぅ

楽器を吹いているとき、あるいは吹いていないときにも、肩や腕・手首なんかが痛いコトってありませんか?ただの筋肉痛だったらまだいいけれど、カラダのなかではもっともっと大変なことが起こっているかもしれません。
神経圧迫症候群…文字どおり神経が圧迫されて症状を生じること…というカラダの障害は、楽器を吹くひとにもよくみられるもの。ここではDoubleReed奏者と関係の深い、頚(=くび)とか上肢に関係したものについて書いてみますね。

ところで神経って何なの?というひとのために、カンタンに説明しておきます。
神経とは、言ってみればひとのカラダの中の電気のとおりみち。脳や脊髄から電線がたくさん合わさったケーブルみたいに出てきて、枝分かれしながらカラダ中に行き渡っています。頭(脳)から腕や指の筋肉への「動け!」という命令が神経を伝わって届られたり、逆に手から痛みとか温度とか触覚みたいな感覚が神経を伝わって脳に送られたりしています。
神経はカラダの中心から出てきて全身すみずみまで行き渡っています。腕や手に関していうと、大きな神経の束が頚のところから左右に出てきて、鎖骨をくぐって、わきの下へ抜けて腕のほうへ向かっていきます。それが前側・後側に枝分かれして、それぞれの行き先(ちゃんと指の先まで!)へ広がっていくわけです。
こうやって神経がカラダ中に広がる途中、解剖学的に(たとえば骨の隙間のせまいところを通り抜ける都合で)圧迫されやすいトコロで神経が押しつけられると、その神経の行き先になにかの症状が現れたりすることがあります。たとえば肘のあたりをコンと打ちつけると指にピリピリッときたり…結構よくあるかもしれませんね。もっと時間をかけて圧力がかかるとしびれなんかの症状も出ます…たとえば脚を組んだまま居眠りしたときとか…。
いま挙げた例は感覚神経が圧迫されたときのことですが、運動神経が圧迫されたときはちょっと違っていて、たとえば筋肉をうまく動かせなくてチカラが弱くなり、なにかやろうとすると不器用になった感じがしたりします。長い間圧迫されたままでいると、ひどい場合には筋肉が縮んで失われていったりもしてしまうのです。

どうして、どこで圧迫が起こるのか?というと、頚の部分では椎間板(背骨を作っている骨と骨の間にある円盤)がとびだしてしまっているところで神経の太い幹が圧迫されると、肩甲骨(肩の後ろ下側の三角形の骨)の間や腕のほうに痛み・脱力感・しびれなどの症状がみられます。そのほかにはコレと同じ神経が頚の筋肉といちばん上の肋骨の間に挟まれることがあり(=胸郭出口症候群)、頚や肩の姿勢が悪かったり、すごくなで肩だったり、筋肉がぴんと張っていなかったりすると悪化しやすいものです。

黄色いのが
頚から腕へ
向かう神経。
頚の筋肉と
骨でできた
狭い隙間を
通っています。

参考文献:
標準整形外科学
(医学書院)


2番目に神経の圧迫が多く起こるのは肘の内側(さっきピリピリッと指がしびれる話をしましたね)です。尺骨神経という名前の神経がこの肘の骨の裏側の溝を通っていて、何度もぶつけたり圧力がかかったりしていると障害が起こります(=肘部管症候群)。この神経は小指の感覚とか手にあるたくさんの小さな筋肉の運動を担当しているので、この神経が圧迫されると小指のしびれのほかにものをつまむチカラが弱くなったり、細やかな運動がうまくできなくなったりします。

肘を後ろから
みたところ。
皮膚より下の
世界(^-^;)
(上が肩方向)

実際には
尺骨神経は
繊維質の鞘で
被われてます。

(気持ち悪かっ
たら、とっても
ごめんなさいっ!!)

さらに神経の圧迫が多いのは手のひらで、特に手首と手のひらのつなぎ目あたりです。このあたりには正中神経と尺骨神経の2本がそれぞれの通り道(トンネル)を通っています。手根管症候群と呼ばれる障害は、このうちの正中神経が筋肉のカタマリに押されたり、神経を被っている鞘が炎症を起して膨れあがったり(これが腱鞘炎!)した結果、手のひらの根元のあたり圧迫されて起こるものです。親指〜中指に痛み・しびれ・ピリピリ感などが現れたり、親指のチカラが弱くなってモノを取り落としたりします。これはタイピストとかレジ打ちみたいに手首を何度も手のひらのほうへ曲げる動きと関連のある障害です。リューマチなんかでも起こることがあります。DoubleReed楽器をやるひとはほかの楽器よりはこういった神経の圧迫症状に悩まされることはわりと少ないはずですが、Fagottをハンドルなしで吹いたりすると右手首を曲げることになって手根管症候群を起しやすくなります。

自分のカラダに何が起きているかを知るには、まずここに挙げたような症状(下線の部分)に注意しておくことが大切。放っておくと悪化して取り返しがつかなくなるかもしれないので、無視したり気のせいだと思いこんだりしてはダメ。腕や手を使いすぎてないか、自分の生活の変化を振り返ってみて…新しい仕事、スポーツ、楽器を始めなかったか?とか変わった姿勢を取るようにならなかったか?とか。姿勢を変えたり筋肉を動かしたりしてみて、症状がよくなるか悪くなるかを試してみます。
なんといっても専門家の診断が大切。神経科医とか整形外科医とかが問題の部位を細かく調べたり、障害の出るまでの経過を聞いてくれたりして、症状のひどさもキチンと評価してくれるはずです。

さて、治療はどうするかというと…障害の起きている部位とか神経圧迫のひどさなどにもよりますが、まずは保存的な治療(いきなり手術で切ったり貼ったりはしないということですね(^o^;)…)を行うのが一般的です。
(1)カラダの使い方、動かし方を変える…
いちばん最初に行うのはコレ。神経を圧迫するような異常な姿勢を取らないようにします。これが無理ならそういう姿勢を取る時間・回数を減らすことも有効(でも「練習するな」といわれたら困りますよねぇ(^o^;)…)。胸郭出口症候群では弱点強化のための体操…たとえば肩のまわりの筋肉を鍛えるための「壁立て伏せ」など…も効果的です。

(2)副木を使う…
日常生活である神経が圧迫されるのを軽減するのに役立ちます。頚の椎骨の炎症にはカラーを巻いたり、手根管症候群には手首に副木を使ったりして、障害がひどくなる姿勢を取らせないようにします。

(3)クスリで治療する…
お医者さんがよく使う色々なクスリは神経の炎症を抑えて、痛みやしびれを和らげます。ステロイド剤内服は頚や肘、手の炎症に効果があるし、障害のある部位に直接ステロイドを注射するというやりかたも、手根管症候群の急性期(神経の周りがどんどん腫れていったりしているとき)などには有効です。ステロイド以外の抗炎症剤やビタミンB12を飲むこともあります。クスリによる治療は副木と併用されることが多いようです。

これらの方法がどれもうまくいかなかったら、外科的な方法=手術で神経にかかる圧力を軽くしてあげることもあります。あまりにひどくなってから受診したときなどにはどうしても手術が必要となってしまうケースもありますが、ほとんどは(1)〜(3)の保存的な治療で解決するはずです。いずれにしても自分の大切なカラダ。痛みやしびれといったカラダからの悲鳴にちゃんと耳を傾けて、早めに対応してあげれば大事には至らずにすむはずだし、そのほうが楽しいDoubleReedライフを長くエンジョイできるってもんです。どうぞご注意を!


(6) 楽器を吹くためのカラダづくり

楽器を吹くのだってリッパな全身運動…いや、ちがうかな(^0^;)でも、楽器を支えるカラダ、息を楽器に送り込む呼吸器、忙しく動かさないといけない指…などなど、カラダを使わないことにゃ楽器なんて吹けないのは間違いありません。それなら、カラダづくりなんかもちゃんとしたほうがいいのかも?
ここでは、カラダをいくつかのはたらきに分けて、基本的なカラダづくりについて書いてみます。

まずは、循環器系(心臓・血管etc.)について。
循環器系を強くするのは、長時間カラダを動かす有酸素運動(エアロビクス)。心拍数や呼吸数が上がった状態に保ち続けることで、たくさん酸素を使うような代謝でカロリーを消費する運動ですが、この有酸素運動を定期的に行っていくことで心臓から血液を送り出すチカラを出す心臓の筋肉が鍛えられるという効果もあります。コレだ!というやりかたが決まっているわけではないけれど、それぞれの目標とか環境とかに合った方法で有酸素運動を続けていけばO.K.…スポーツジムの最新機器を使っても、近所の通りで運動しても、得られる効果はほとんど変わらないといわれています(^-^;)


楽器を吹くひとに必要なことは、音楽を演奏する上でどういうふうにカラダを使えば効率がいいか、どうすればその状態をキープできるか、ということ。それには呼吸器系(肺・気管etc.)と筋骨格系(文字どおり筋肉と骨(^o^;)…)が大きく絡んできます。このふたつはじつは密接に結びついているのですが、とりあえずは別々に考えてみましょう。

呼吸器系に関してDoubleReed吹きに要求されることは、(1)吹こうとする譜面に必要な量の息をすばやく息を吸って、(2)肺から胸→くび→のど→口をとおして、正確にコントロールしながら、音を鳴らすのに必要な振動を作り出すようにReedに息を送り込むこと。こうして書いてみると音を鳴らすためのすごくカンタンな説明のようにみえるけれど、これはたくさんの筋肉の強さ・制御・協調運動・持久力が要求される動きの連続…つまりとっても複雑なモノなのです。
息を吸うためのおもな筋肉は横隔膜。すばやく、大量の息を効率よく吸い込める、唯一の筋肉です。一方、音を出すために息を肺から送り出す筋肉は胸から唇まで、大きいものも小さいものもたくさんあります。このたくさんの筋肉で音程・テンポ・発音・音量などなどいろいろな音楽的変化を絶えずコントロールするわけです。

次に筋骨格系に関してDoubleReed吹きに必要なのは、(1)楽器を持ち、支えられるだけのカラダの強さ、(2)キーをかちゃかちゃ動かすだけの強さと持久力---肘から指先までの筋肉や関節が複雑ですばやい協調運動を繰り返して正確に行えること、(3)演奏にカンケイする関節、筋肉と腱(=骨と筋肉を結ぶスジ)が、必要な動きをちゃんと行えるように自由で柔軟な状態になっていること。
ここで求められていることは、いわゆる古典的な体操とか運動ではまかなえないことも多いので、ちょっと違った鍛え方をしたほうがよさそうです(これについてはまたあとで…)。

ちょっと大事な注意を。ここに挙げる運動は、普通の筋肉や関節を持っているひと向けです。ドクターストップをかけられそうなひとや、筋肉・関節やそれ以外にもなにか問題があってここに書いてあること全部をやるのは難しいひとは、自分にあった筋肉の鍛え方やストレッチなどのやりかたをお医者さんとか専門家に個別に相談して助言してもらうことをおススメします。

まずは呼吸器のための運動。
(1)息を吸う練習;横隔膜の機能を高めて息をうまく吸えるようになるには、横隔膜だけを使って深くすばやく(0.5秒より短く!)息を吸う練習をします。座った状態か仰向けに寝ころんだ姿勢で行います。息を吸うたびに驚いたときにハッ!と息をのむような音が聞こえ、お腹が前にすばやく飛び出しますが、もしもそれ以外のところ(胸部とか脇腹など)が動いている場合、息を吸うスピードが遅すぎるために吸気のための予備的な筋肉が動いてしまっているということ。息を吸う間は頚やのどの筋肉にチカラが入らないように気をつけます。この運動は、1分間に10回以上やらないように---あんまり激しく繰り返すと過呼吸を起してしまってクラクラしたりふらふらしたり、手や足の指先がしびれたりするおそれがあります。

(2)息を吐く練習;これは楽器を吹くときにやるのがいちばん。3つのやりかたがあります。ひとつめは音量を変えながらのロングトーン。ff>pp<ff、pp<ff>ppのように変化させて吹きます。ふたつめは呼気を使って長めの大袈裟なビブラートをかける練習。ふーふーふーふーと息でアクセントをつけながら一度に8〜10秒伸ばします。もうひとつは速さや音量を変えながら1オクターブまたは2オクターブのスラーを上から下、下から上に演奏する方法です。


筋骨格系のための運動については…音楽を演奏する上で必要などんなカラダの動きにも準備万端でいられるようになるために、運動することはとても効果的…なぜなら筋肉も強くなるし、関節も柔軟になるし。カラダのそれぞれの部位にあった運動を定期的に続けなくてはいけません。

(1)筋肉の強化;楽器を吹くために使われる筋肉(楽器を構えたり演奏したり…)のほとんどは上肢に集中しています。ある特定の筋肉を強くするためによく使われるのは等長運動。等長運動というのは、筋肉の長さは変化させないで(つまり関節の曲げたりはしないで)その筋肉ひとつだけを収縮させるという運動。この方法はすごく有用で、ボディビルダーとか陸上選手など多くのひとたちも行っています。体幹とかの大きな筋肉についての資料は多いけれど、指の骨間筋とか小さな筋肉についてはあまり参考資料もないかも知れません。等長運動を行うことで楽器のキーを押える動きが正確緻密にできるようになります。骨間筋よりも外側にあるもう少し大きな筋肉のほうが楽器演奏にとってはさらに重要で、それぞれの筋肉を鍛えるための運動を日々行わなくてはいけません。骨間筋などを鍛えるには、ゴムバンドとかを使って行う特殊な運動が効果的だったりします。

(2)ストレッチ運動;ひとは年をとるにつれてカラダが硬くなってきます。こういう変化はすごくゆっくり起こるものですが、たとえば朝起きあがるときなどにカラダが動きにくいなどのカタチで気づかされます。関節が硬くなるのは、関節包(=関節全体をすっぽり包んでいる繊維質の袋)や靱帯(=骨と骨を結んで関節の動く方法を決める固いつなぎ)が縮むためですが、筋肉と腱の組み合わせも関節硬化に関係しています。生まれつき関節にゆとりのあるひともいるのですが、そういうひとでもやっぱり筋肉が硬くなるのは同じ…。ストレッチは硬くなっていく関節にも筋肉にも効き目があります。これも関節の部位によってそれぞれのやりかたがあります。
硬くなった関節を柔軟にすることは、積極的に筋肉を収縮させるときにも受動的に筋肉が伸ばされるときにも影響してきます。ここでは普通の筋骨格系を持つひとのために、関節の部位別ストレッチを挙げておきます。リハーサル室、音だし部屋、あるいは舞台衣装に着替えたあとでも手軽にできるものです。
ストレッチはどれもゆっくり、やさしく行いましょう。「あぁ、関節がピンと伸ばされてるなぁ…」と感じるくらいしっかり伸ばさないといけないけれど、痛みがあるようではやりすぎ。伸びきっているところで5秒くらいじっとして、ゆっくりもとの姿勢に戻します。ひとつの関節を同じ方向に連続して何度も伸ばしてはダメ。ほかの部位と交互に伸ばすようにします。1度のストレッチでは、1箇所を多くても3-4回伸ばす程度にしておきます。

★指の関節
(1)全部の指を伸びるところまで伸ばします。
(2)親指を2方向に動かします。ひとつは、残りの4本と同じ平面にくるように後側に、もうひとつは親指の付け根のまるい部分(母指球)が小指球とくっつけようとする感じで前側に
(3)指のふたつの関節を、爪が手のひらのいちばん指寄りのシワにくっつくくらい思いっきり曲げます。5秒間このままにしてから、今度は手のひらと指の境目の関節を曲げて、ゲンコツを作ります。そして親指でゲンコツを握りしめます。

★手首の関節と手首・手・指の腱
(1)ごくごく軽いチカラをかけて、手のひらと指を完全に平らにします。指をまっすぐにしたまま両手をくびの15cmくらい前に持ってきて、そのままゆっくりと肘を外側に動かして、手首が限界(90°ちかく)伸びるようにします。
(2)肘を完全に伸ばしておいて、軽くにぎりこぶしを作ります。それから、指を握ったままで手首をできるだけ手のひら側に曲げます。

★肘の関節
(1)まず、ひとつ前↑の手首のストレッチを行います。
(2)肘をゆっくりと曲がるだけ曲げていきます。右手なら右肩が触れるくらい…。
(3)手のひらと肘を同時に伸ばし、ドアを開けるとみたいな姿勢を取ります。肘が完全に伸びたら、前腕を180°回転させて、指が下に向くようにします。

★肩の関節
肩はひとの関節のなかでいちばん大きく動けるところ。両方の上肢が外に向けて伸びるようにしっかりと、いつも左右同時に動かすようにします。さらに、
(1)腕をカラダの前で交差させて、自分に抱きつくようにします。できるだけ遠くまで手が回せるように。
(2)肘をカラダの後ろでくっつけようとするくらい後ろに引きます。
(3)手を頭の後ろに置いて、このままで肘を顔の前でくっつくくらい前に持ってきます。そのあと、今度は肘をできるだけ後ろに持っていきます。
(4)手を同じ側の肩に回して、できるだけ背中のほうへ下りていきます。
(5)手を下から背中へ回して、肩甲骨に届かせようとする感じで上へ上がっていきます。

★頚
(1)顎が胸につくくらい、頚を前に曲げます。もとの姿勢に戻ったら今度は空を見上げるように頚を後ろに曲げます。
(2)前を向いたまま、頚を横に傾けて耳を肩に近づけます。まず右に、まっすぐに戻してから左に。
(3)まっすぐ向いたまま、頚をできるだけ右に回します。元に戻ってから、今度は左に回します。

★背中の下部…腰のあたり
(1)腰掛けた姿勢で、胴体をゆっくり右に回します。それから左にも…。
(2)腰掛けておいて、胴体を右に、左にと倒します。おしりはしっかりイスにくっつけておくこと。
(3)脚を離した状態で腰掛けて、頭が膝の間を動くように胴体を前に倒します。
(4)下の方の脊椎(背骨)ができるだけ伸びるように、カラダを弯曲させます。


どんな運動をする場合にも、カラダのカタチとか機能とかがすぐに劇的に変わるんだ!!なんて期待はしないようにしましょう。時間をかけて体操を行っていくことで、ゆっくりと変わってくるモノなのです。いまの柔軟性を保っていきたいという場合にも、ここに挙げた方法のいくつかを毎日のウォーミングアップに組み込むのが効果的です。がんばって、いままでよりもっとうまく、楽に楽器が吹けるカラダをつくっていきましょう!


(つづく)