何種類の音色が有るかは、音源の種類によって異なります
また、何種類の音が同時に出せるかは、音源、シーケンスソフトに
よって異なります.(それぞれの説明書をお読み下さい.)
基本的に高価な物ほどこれらの数は増えていきます.
Cakewalkの場合
トラックのウインドウを開いてみましょう.(普通、最初に開いてます)
上から1,2,3...の番号が有り、右にピンクの帯がある表です.
このウィンドウ上で、ピンクの帯の横のパッチのところをダブルクリックします.
するとプロパティが現れ、パッチのところに「Piano1」等と出ているはずです.
そこで楽器の種類を選択するとその楽器の音になります.
再生ボタンを押して確認してみて下さい.
←トラックウィンドウのイメージ図(一部)です.
3つのパートを使用している場合です.(注、絵はかなり下手です.)
Cherryの場合
まず、設定→環境設定で自分の音源を選択しておいて下さい.
それから、ピアノロールの左側のリストのProgramのところをダブルクリック
して、楽器を選ぶとその楽器の音になります.確認してみて下さい.
(私は普段使っていませんが、この方法で出来ました.)
0:0480 | 60 | Volume | 100 | |
0:0540 | 60 | Panpot | 0 | |
0:0600 | 60 | Program | 65535 | 1 |
0:0660 | 60 | Reverb | 40 |
他のソフトの場合はそれぞれの説明書をお読みになってください.
これができたら、いろんな音を聴いてみて下さい.
好きな音があったら、その状態で保存しておいて下さい.
いろいろ数値を変えてみて下さい.
Cakewalkの場合
トラックウインドウで移動したいデータ部分のピンク色の帯を右クリックします.
その中から分割を選び移動したい部分のはじめの小節を入力します.
同じように終わりの小節も分割して移動したい部分を単独の帯とします.
(この時、あらかじめ赤色の線を切りたい小節にあわせておくと、
小節を入力しなくてもいいので楽です.)
移動したい帯をドラッグして移動したい場所に落とせば、移動できます.
(移動したい部分がはじめから分割されていれば分割の作業は不要です.)
←トラックウィンドウでの移動方法です.
Cherryの場合
Track Listの右側に点や線が表示されている所で、移動したい部分を
なぞるようにドラッグします.枠が現れたら一度離し、その枠をドラッグする事により
移動できます.
←Track Listでの移動方法です.
他のソフトの場合はそれぞれの説明書をお読みになってください.
曲を作るときにはまず同じメロディの繰り返しがあります.(無くてもいいけど...)
その時に、これらを使えば簡単に繰り返しのデータを入れる事が出来ます.
メロディとは別のチャンネルにベースの音色を入れて下さい.出来れば2チャンネルへ.
(たとえばFingerd Bass、Picked Bassなど好きなもの)
そのチャンネルにメロディのデータをコピーして下さい.(タイムがずれないように注意)
ここからが重要!!!
小節の一番始めの音と同じ音を2オクターブぐらい下げて
4分音符の長さで一小節に4つ入力する!
分かりやすく言うと、たとえば最初の音がド(C4)なら、低いド(C2)を、
同じ長さで一小節に4つ入力する.これを小節ごとに
根気よく繰り返して下さい.(でも、メロディ入れるときより断然楽なはず...)
全て終わると、今度はこのチャンネルのメロディの部分を全部消して下さい.
(間違っても、チャンネル1を消さないようにして下さい.)
これで一度聴いてみて下さい.前よりは、にぎやかになるでしょう.
→→→→→
注、これはあくまでも例です.ベースは2オクターブ下がっています.
但しこれは全くのベタであるので、本当は少し変えたほうがいいです.
試しに音の長さや音の数を変えてみると、いい感じになる事もあります.
(試してみて下さい)音の高さをヘタに変えると、変な感じになるかもしれないので、
とりあえずはやめときましょう.
←ドラムパートのイメージ図です.
前奏→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→サビ→サビ→後奏
(普通、こういう言い方をするのかよく分かりませんが...)
この場合Aメロ、Bメロ、サビのメロディは繰り返しがあります.
サビについては連続して繰りがあります.
繰り返しによる効果
繰り返しをする事によって、メロディを覚えやすくさせる事が出来ます.
つまり覚えやすい曲になります.
逆に、繰り返しでもちょっと変化を付けたり、伴奏を増やしたりする事によって、
曲の感じを変える事が出来ます.その部分は印象に残りやすくなります.
サビの役割
サビは、曲の一番の盛り上がりの部分のメロディの事をいいます.
基本的にAメロ、Bメロよりも音程が高く、音量も大きく、激しくなる事が多いです.
さらにサビを繰り返す事によって盛り上がりをより印象づけられます.
その他の役割
前奏は...いわば曲の顔.曲の雰囲気を展開しながらAメロへとつながります.
Aメロは..曲の根本とでもいいましょうか.ここから他のメロディへ発展していきます.
Bメロは..Aメロからサビへと移行するため徐々にボルテージをあげていく
役割があります.
間奏は...ある楽器のソロなどを挿入してちょっと寄り道をするという感じでしょうか.
後奏は...曲の余韻を残し曲を終える役割.
いろんな解釈が有ると思いますが上はほんの一例です.
構成を工夫する事によってメロディが同じ物でも、また違った曲にする事が出来ます.
サビを最初に持ってきて最初から盛り上がった雰囲気にする事も出来ます.
色々工夫すればさらに曲作りの幅が広がる事でしょう.