R&R Fragments

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〜遠く魚津の地からmoanerさんの投稿です・・・今回、禅寺(?)からの投稿につき本人の許しを得て特別に全文掲載します。

第8回
Re:
Yardbirds
From:
菅原 "moaner"道真
Dated:
'01/06/12

message in a bottle from uozu : report 1

消灯、門限はありません。魚はまだ食べてません。社食でサバ焼き食ったくらいかなぁ。あ、そうだ、土曜に居酒屋で白エビ(名産らしい)のから揚げ食いました。うまかったっす。
そして、そして、もちろん禅寺にも行きます。来週月〜水は、2泊3日の精神修養です。その前に、煩悩渦巻く浮世にて、またちょっと書いてみました。keep on rockin'!!

こっち来たら夕方から暇そうだからいっぱい書こうかなぁ、って思ってたけど、爆無理っす。 ※誤字、誤スペル等あったら修正してね(苦笑)。

6月7日(木):
魚津へ持参するCDを10枚ほど選定する。何にするか迷う。うーむ。

取り敢えず、mack@son's周辺では'yardbirds'が旬の様なので、2ndアルバム「for your love」を久々に聴く。yardbirds〜柴山俊之〜鮎川誠(sonhouse〜シナロケ)といえば、
やはり「the train kept a-rollin'」〜「lemon tea」が思い浮かぶ。
この関係を知らない人でもyardbirdsといえば「the train〜」だと多くの人が言う。

本当にそうだろうか?また、いわゆる3大ギターリストが在籍したことばかりがクローズアップされるが、ただそれだけのバンドなのだろうか?

答えはもちろん否だ。

jeff beckやjimmy pageが好き勝手やってた中期〜後期も悪くないけど、
yardbirdsが最も輝いていたのは、bluesやR&Bのカバーを中心に演奏していた初期
(eric clapton〜jeff beck初期)であり、この時期のyardbirdsは間違いなくリーダーであり、
ボーカルのkeith relfの強い影響下にあった。
そして、その頃演奏していたカバー曲からは、彼の音楽の嗜好を窺うことができる。
前述した彼らの2ndアルバム「for your love」は、claptonからbeckへの移行期に製作されたアルバムで、タイトル曲のポップさに嫌気をさしたclaptonが録音途中に脱退してしまったといういわく付きのアルバムであるが、いかにもヒットねらいのこの曲をやったのは、あくまでもマネジメントサイドの都合であり、bluesやR&Bを愛する彼ららしい素晴らしい曲だってたくさん収録されている。
但し、stonesやanimals達がbluesやR&Bを黒っぽくカバーしようとしたのに対し、
彼らはよりポップなアプローチでカバーしており、それが本物志向のclaptonには満足出来なかったのも事実かも知れない。

しかし、それこそが彼らの魅力であり、アレンジのセンスには光るものがあると思う。
そして、その中でも最高にいかしているのが、同アルバム収録の「good morning little school girl」(いうまでもなく元祖sonny boyのあの曲)だ。
他にもbeckのguitar playが堪能出来る「i'm not talking」(breakのタイミングがちょっと難しかったりする。って、俺だけかな?)、

claptonがギター弾きまくりのインスト「i ain't got you」や「got to hurry」、keith relfのハープをfeatureした「i wish you would」や「a certain girl」などなど、もうご機嫌。
こんなにいいバンドなのに、みんなもっと真面目に聴こうよ!!といっても、くそ真面目に聴く必要は全然ないけどさ。でも、結局、beckだ、claptonだって話になっちゃってるなぁ、keith relfよ、ごめんなさい。

追伸)mack情報により、rock-jetを探しに行ったが(創刊より存在は知っていたが、ヤマケンさんとの一件があるので素通りしていた。でも、鮎川、柴山両氏がyardbirdsについて語ってるときたら、買わなきゃなるまい!!)、魚津の本屋じゃ売ってなかったよ。とほほ。


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