R&R Fragments
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第4回 |
Re: 仲井戸麗市 |
From: mack |
Dated: '01/05/23 |
〜DIARY '01/05/23より転載しました
仲井戸麗市 〜 絵(1990)仲井戸麗市が好きだ。
歌はお世辞にもうまいとはいえないし、
ギターも、実はあまり好みじゃなかったりする。
でも、彼の歌い方(シオンは影響受けてるよね)や、
歌い上げる心象世界がとっても好きだ。なんていうか、R&Rのフォーマットを借りた私小説、という感じがする。
昔はチャボといえば、(鮎川師と同様)黒いLP Customが代名詞だったんだけど、
近頃は FenderのEC modelをよく使っているようだ
>その分、ギターの音的には俺の好みから遠ざかった感があるが、
Fender系の乾いた音のほうが彼が作り上げる世界、
それを構成する一要素である音楽にマッチするような気がする。他にもこんなアルバムが出ている 〜というか俺は所有している
仲井戸麗市 〜 DADA(1993)
このアルバムは麗蘭(ex.Street Slidersの蘭丸とのユニット)後
に作られたもので随所に蘭丸がソロやコーラスなどで顔を出している。従来のものに較べるとやや攻撃性が増したかな、という感じ。
決してキライでは無いが、mack的には「う〜ん、イマイチ」
<ゴメン、くむくむ
仲井戸麗市〜THE 仲井戸麗市BOOK(1985)この(ファースト)アルバムが1番好きだ。
先述の「心象世界」と春日博文を中心としたバックミュージシャンの
アンサンブルとのマッチングが最高だ。
間違い無く'80年代日本ロックを代表する、名盤だと思う。
特に"ONE NITE BLUES”の「大磯まで逃げられりゃ逃げきれるはずなのに、久里浜年少久里浜年少、ONE NITE BLUES♪」
というフレーズは当時20前後だった俺の心に今だしっかりと焼きつけられている。