BACK

20041010(日) プレーオフ第二ステージ第四戦 ダ×西@福岡ドーム松井×ハンター八木選手引退 ほか


> ダイエーが逆王手!西武が松坂なら新垣で決戦だ!
>  (パ・プレーオフ第2ステージ第4戦、ダイエー4−1西武、2勝2敗、10日、福岡ドーム)ダイエーが逆王手! プレーオフ第2ステージ第4戦は10日、福岡ドームで行われ、リーグ1位のダイエーが同2位の西武に4−1で快勝。通算成績を2勝2敗の五分に戻した。11日の最終戦は勝ったチームがパ・リーグ王者。西武は松坂大輔投手(24)が中3日で強行先発。対するダイエーは新垣渚投手(24)が先発。同級生のエース対決で、さあ、決戦だ−。
> ◇
>  これが王者の意地だ。絶対に負けられない第4戦。王監督が何度もほえた。左のこぶしを何度も握りしめた。
>
>  「うまくつながったよ。シーズンはいじらないけど、きょうは最後のつもりだったから」
>
>  打線変更を嫌う指揮官も、テコ入れに迷いはなかった。相手は左腕・帆足。1番にプレーオフ初出場の出口、2番には柴原。8番には好調の鳥越。1番の川崎をプロ初の『9番』に降格した。ここ2試合は9打席無安打、今季は帆足に8打数無安打。短期決戦に情は不要だった。
>
>  過去4度のシリーズを知る指揮官の決死のタクトがさえた。四回一死満塁で、鳥越が左前に先制適時打。川崎が二塁へ内野安打を放つと、出口も続いて左前打。死球をはさんでの5連打で3点を先制。「シーズンはずっと1、2番でやってきた。悔しさをぶつけました」。今季4本塁打の川崎は六回、意地の一発も放った。
>
>  死闘の記憶が、負ければ終わりの重圧からナインを解放していた。忘れもしない昨年の星野阪神との日本シリーズ。連勝スタートも、甲子園でまさかの3連敗。逆王手をかけられた。
>
>  しかし、本拠地で連勝。「去年もやっているし、がけっ縁に感じない」と川崎。「うちの選手は鈍いんじゃないか。こういうときもプレッシャーを感じない」と指揮官は笑った。
>
>  「去年の日本シリーズのことがある。こっちの方が勢いがある。あと1試合。勝てば名古屋に行くということ。それだけだ」
>
>  泣いても笑っても、あと1戦。敵は松坂だが、脳裏にあるシナリオは昨年と同じ“逆転V”のみ。ラストバトルで怪物を倒し、感動のラストシーンを再現する。
> (澄田垂穂)
>
> 【データBox 】
> --------------------------------------------------------------------------------
>  ダイエーが“逆王手”をかけた。パ・リーグが2シーズン制を採用していた昭和48−57年の10年間で、プレーオフが第5戦までもつれ込んだのは別表の3度。このうち逆王手をかけたのは2度(ともに阪急)で、52年の阪急は今回のダイエーと同じパターンで優勝している。
>
> ★“第4の男”先発・倉野が安定感抜群の投球を披露!
>
>  先発・倉野が安定感抜群の投球でチームの危機を救った。“第4の男”が大舞台で力を発揮。6回を4安打無失点に抑えた。 
>
>  「人生最大の緊張感。これから先、味わうことのない舞台だと思った。最初で最後で最大のプレッシャー。1球たりとも気の入っていない球は投げられないと思った」
>
>  負ければ後のない大一番を託してくれた首脳陣の信頼に、倉野は必死の投球で応えた。
>
>  夢のような時間だった。「日本シリーズみたいなもの。それ以上かもしれない」と、最高峰の試合に臨む気持ちで先発マウンドを踏みしめた。
>
>  昨季の日本シリーズは教育リーグに参加中だった。テレビ画面の中の宴。そのとき、ノートには「今の自分が先発として投げられる自信はない」と、書き記していた。それから1年。夢にまで見たステージは、もう手の届く場所にある。
>
>  「あしたも勝ってね。きょうの勝ちを最高のものにしたい。あした、絶対に勝ちたいです」
>
>  まだ喜ぶには早い。日本シリーズまで、あと1勝。倉野はその瞬間を心待ちにしている。
>
> ★川崎が2安打2打点!「ここ一番の大事な試合で打てたのがうれしい」
>  1番から9番に下がった川崎がソロアーチを含む2安打2打点。「ここ一番の大事な試合で打てたのがうれしい」と笑顔を見せた。打撃不振と帆足との相性の悪さから9番となったが「攻めの気持ちでいった」と闘志を奮い立たせた。六回には森の変化球を振り抜いて右翼席に運び「打った本人が一番ビックリ」と笑顔が絶えなかった。
>
> ★必勝を誓う城島「こっちも失うものはないから。(立場は)お互い一緒ですね」
>
>  最終決戦に向けて日本最高の捕手も気持ちを高めている。11日のプレーオフ第5戦に向けて、好守の要・城島は必勝を誓った。
>
>  「こっちも失うものはないから。(立場は)お互い一緒ですね」
>
>  この日は守っては倉野の好投を引き出し、打っても3安打して先制のホームを踏むなど大活躍。好守ともに最高の状態で最終戦に挑む。
>
> ★13打席連続無安打と大ブレーキ…松中はこの日も3タコ
>  松中はこの日も3タコで、第1戦の4打席目でソロ本塁打を放って以降、13打席連続無安打と大ブレーキ。「勝利が最優先ですから」と気丈に話したが、打率.071では、さすがに表情もさえない。11日はお互いに認め合うライバルの松坂が先発。「ボクが打って負けても仕方ない。思い切っていくだけ」と
>
> ★新垣「大輔がいい投球をしたら意識するかもしれない」と本音
>  リーグ優勝をかけた大一番が松坂との対決になる新垣は「対戦するのは打者ですから」と受け流しながらも「大輔がいい投球をしたら意識するかもしれない」と本音もチラリ。第1戦を7回1失点で勝利を引き寄せた右腕は「明日が最後の登板にならないように頑張る」と日本シリーズを見据えて気合も十分。
>
>  ◆四回一死満塁で先制タイムリーを放ったダイエー・鳥越 「気持ちで負けたくないし、積極的に打ちにいこうと思ってました。何が何でも先制したかった」
>
>  ◆四回に3点目の左前タイムリーを放ったダイエー・出口 「大事な試合で使ってもらって、自分の打席で攻撃の手を止めるわけにはいかなかった」
>
>  ◆和田に本塁打されたものの、2回1失点のダイエー・山田 「変な力みもなかったし、ほぼ思い通り投げられた。和田さんには(内角の直球に)ヤマを張られた。失投じゃない」
>
>  ◆九回を無安打に抑えたダイエー・三瀬 「(2番手の)山田がいいリズムで抑えてくれたので、投げやすかった。中軸はそれほど意識しなかった」
>
> 【パ・リーグ プレーオフ日程】 
> 《第1ステージ》(3回戦制) 
> 第1戦 10・ 1 西 武○10−7●日本ハム(西武ドーム) (勝)松 坂(敗)金 村 
> 第2戦 10・ 2 西 武●4 −5○日本ハム(西武ドーム) (勝)ミラバル(敗)張誌家 
> 第3戦 10・ 3 西 武○6x−5●日本ハム(西武ドーム) (勝)豊 田(敗)横 山 
> 《第2ステージ》(5回戦制) 
> 第1戦 10・ 6 ダイエー○9−3●西  武(福岡ドーム) (勝)新 垣(敗)石井貴 
> 第2戦 10・ 7 ダイエー●1−11○西  武(  〃  ) (勝)松 坂(敗)和 田 
> 第3戦 10・ 9 ダイエー●5−6○西  武(  〃  ) (勝)長 田(敗)斉 藤 
> 第4戦 10・10 ダイエー○4−1●西  武(  〃  ) (勝)倉 野(敗)帆 足 
> 第5戦 10・11 ダイエー  vs  西  武(  〃  ) 18:00 
> 《日本シリーズ》(7回戦制) 
> 第1戦 10・16 中 日vsパ・優勝チーム(ナゴヤドーム) 18:20 
> 第2戦    17 中 日vsパ・優勝チーム(ナゴヤドーム) 〃 
> 第3戦    19 パ・優勝チームvs中日(パ・優勝チーム本拠地球場)   
> 第4戦    20 パ・優勝チームvs中日(パ・優勝チーム本拠地球場   
> 第5戦    21 パ・優勝チームvs中日(パ・優勝チーム本拠地球場)   
> 第6戦    23 中 日vsパ・優勝チーム(ナゴヤドーム) 18:20 
> 第7戦    24 中 日vsパ・優勝チーム(ナゴヤドーム) 〃 
>
> 【2シーズン制時に第5戦まで行われたプレーオフ】 
> 年度 優勝    1 2 3 4 5 相手 
> 昭48 南海   ○ ● ○ ● ○ 阪急 
>  52 阪急   ○ ● ● ○ ○ ロッテ 
>  56 日本ハム ○ △ ○ ● ○ ロッテ 

いや〜倉野はいいピッチングだった。



> さあ決戦…西武の運命は怪物・松坂の右腕に託された!
>  (パ・プレーオフ第2ステージ第4戦、ダイエー4−1西武、2勝2敗、10日、福岡ドーム)もう、いい。頭の中から敗戦を消した。さあ、決戦。西武の運命は怪物の右腕に託された。負けはもちろん、引き分けでもダイエーが優勝。絶対に勝たなくてはいけないマウンドに松坂が立つ。7日の第2戦から中3日の強行先発だ。
>  「中3日? あまり経験ないだろうけど、そうも言っていられる状況でなくなってきた。めいっぱい、いけるところまで投げてもらう」
>
>  伊東監督は松坂と“心中”覚悟。この日の試合前、自ら松坂に先発を告げた。第2戦で好投しながら6回82球で交代させたのは、きたるべき第5戦を見据えていたから。この日、遠投で調整した松坂は「疲れ? ないですよ。張りもないです」と報道陣の質問を遮るようにつぶやいて、足早に球場をあとにした。
>
>  プロ入り後、中3日での先発は平成13年9月1日(対ロッテ、完封)、5日(対近鉄、七回無失点)の1度だけ。相手先発の新垣は第1戦でやられた敵。“松坂世代”のエース対決になる。
>
>  「向こうだって中4日やろ。大輔に少しでも楽に投げさせたい。明日は気迫が上回った方が勝つ。勝つしかない」と伊東監督。10・11。パ・リーグ頂上決戦だ。
> (湯浅大)
>
> ★二塁打&本塁打!孤軍奮闘だ西武・和田
>  選手会長の和田が孤軍奮闘。五回の二塁打に続き、七回には唯一の得点となる左翼へのソロ本塁打。逆王手をかけられたが、最後の大一番に向けて「お互いしびれる試合になる。でもそういう緊張感ある試合ができることは幸せ。新垣には前回やられているから、何とか攻略しないと」と気持ちを切り替えた。
>
> ★ダイエーの集中打に沈む…9安打3失点KOの西武・帆足
>  先発した左腕・帆足がダイエーの集中打に沈んだ。四回に2安打と死球で一死満塁とされ鳥越、川崎、出口に3連続タイムリーを浴びるなど9安打3失点KO。「緊張はしなかったんですが、いまひとつ攻め切れなかった」と肩を落とした。伊東監督は「3点に抑えてくれたし、ツキがなかっただけ」と1得点のみの打線を悔やんだ。
>
>  ◆第5戦先発の松坂について西武・荒木投手コーチ 「きょうの遠投の形も悪くなかった。中3日の不安はないこともないが、みんな万全じゃないんだから」
>
>  ◆西武・土井ヘッドコーチ 「(打線は)いまひとつ攻め切れなかった。でも、重圧があるのは向こうも一緒。(11日は)ダイエー以上のファイトを持って戦わないと」
>

>  ◆四回、本塁上でズレータと交錯して負傷退場した西武・細川 「めいっぱい右足を伸ばしているところにズレータの足が入ってきた。明日の出場? 明日になってみないと分からない」

今日は完敗だったね(つД`)ノ



> 最後まで『神様』は、虎党のハートを熱く…
>  (セ・リーグ、阪神8−3巨人、最終戦、阪神17勝10敗1分け、10日、甲子園)今季限りで現役引退を表明していた阪神・八木裕内野手(39)が10日、本拠地の巨人戦でファンに別れを告げた。八回に代打で登場し、4万8000ファンの大歓声に応えて右前に快打。勝負強さで一時代を築いた『神様』は最後まで、虎党のハート熱くした。
> ◇
>  最後のひと振りが、しぶとく右前に打球を弾ませた。「代打・八木」のラストコール。4万8000人が一斉に立ち上がり、叫んで、いつもの応援歌がメロディーにならない。両目の奥で込み上げるものをこらえた。
>
>  「ベンチを出るまでは普段と変わらず、ベンチを出てから、少しグッとくるものがありました。さわやかに引退試合をしたかったけど、感情は抑え切れませんでした」
>
>  八回一死。別れを惜しむ虎党に、最後のヒットをプレゼントした。試合後のセレモニー。「憧れの甲子園のバッターボックスに立つことは、もうありません」。一瞬だけ声が上ずった。誠実で、ひたむきで、愛された男らしい散り方だった。
>
>  「引退を決めたのはあの打席だった」と八木は言う。7月29日の中日戦(甲子園)。延長十回二死一、二塁で代打に立った。マウンドには左腕の久本。当然、右投手にスイッチしてくるはずだと思った。左殺しのテクニックを持つ男の威光に、必ず相手は継投策に出てきたからだ。ところが…。落合竜は動かず。結果は空振り三振だった。
>
>  与えられる打席数は減り、細くなるばかりだった自信の糸が、誰にも気付かれることなく、途切れた。翌30日の試合前、一塁側アルプス席に足を運んだ。日課の階段登りをするためだった。その途中、不意に両足が止まり、動けなくなった。
>
>  「あの球を打てない、あの打球がフェンスを越えないというように、プレーで引退を決意したことはない。結局は気持ちだった。それを思い知らされた瞬間だったな」
>
>  階段の途中で立ち尽くしながら、父として、子供たちに何と伝えたらいいのか、考えていた。
>
>  「パパ、ボクも真剣に野球をやりたいです」
>
>  穏やかで、ほとんどワガママを言ったことのない長男が、初めて見せた自己主張だった。9月2日に「辞めていいか」と問いかけたときは、首を一度、縦に振っただけ。それから数日後、新たな決意が生まれていた。
>
>  昨年から野球を始めた亮介くん(10)は、使用球こそ硬式だが、試合は行わない少年団の所属。厳しいリトル・リーグなどに飛び込み、上を目指す気持ちになった。パパは今、移籍先探しに夢中だ。
>
>  「よりよい環境を与えたい。プロになってほしいというんじゃない。野球は人生の、最高の教材だと思っているから」
>
>  その教材でたっぷり学んだ「代打の神様」は、きょうから新たな道を行く。そしてまた、いつの日か…。
> (伊藤 雅哉)
>
> ★八木 裕(やぎ・ひろし)★
> --------------------------------------------------------------------------------
>  昭和40年6月8日、岡山県生まれ、39歳。岡山東商高、三菱自動車水島を経て昭和62年にドラフト3位で阪神入団。勝負強い打撃から「代打の神様」と呼ばれた。プロ通算18年で1367試合に出場し、打率・247、126本塁打、479打点(9日現在)。1メートル82、76キロ。右投げ右打ち。家族は夫人の利香さんと2男1女。背番号3。年俸5000万円。
>
> ★故郷の岡山から母・文子さんも駆けつけ声援を
>  故郷の岡山から八木の母・文子さん(70)も駆けつけた。ネット裏から見守り、声援を送った。
>
>  「8日は明石まで来ていたんですけど、(雨天中止で)引き返したんです。いい天気でできてよかった。長い間、よく頑張ったと思います」
>
>  父・章さんは96年に他界。岡山遠征があるたびに、チームより1本早い電車に乗り、線香をあげに来たという。9月25日には、墓前で引退を報告。息子の勇姿に、最後は目が潤んでいた。
>
> ★東児中時代の同級生20人が一塁スタンドに
>  この日は八木の出身である岡山・玉野市からも東児中時代の同級生20人が一塁スタンドにかけつけた。
>
>  「817本目のヒットですか。さすがです。中学時代から野球はずばぬけてました。特に打力はすごかったんです」
>
>  小・中学時代に投手・八木とバッテリーを組んでいた平谷昌起さん(39)=自営業=も、感無量の表情を浮かべていた。
>
> ★中止を見越しての早仕掛け…一番前で見ないと失礼でしょ
>  右翼外野席券売り場の列の先頭に並んでいたのは尼崎市の松倉正明さん(31)=会社員=だった。座りこみを始めたのが8日の午前8時30分というから驚き。
>
>  「八木選手の私設応援団をつくってますんで。一番前で見ないと失礼でしょ。一昨日は雨やったから朝から並びました」。本来の引退試合の予定だった8日の巨人戦は午後3時に中止が決定。中止を見越しての早仕掛けだった。
>
> ■八木にきく■
>
>  (引退セレモニー後、球場内でテレビ会見)
>
>  −−最後の打席で見事にヒットを打ちました
>
>  八木 「自分でもどういう気持ちになるのか、なかなか想像できなかったんですけど、最後にヒットを渋く打てて、満足いく試合になった」
>
>  −−試合中、どんな思いがよぎりましたか
>
>  「18年間、いろんなことがあったなあと。甲子園の声援と、(92年の)幻のホームラン、それにすごいプレッシャーの中で、打席に歩いていったこととか…」
>
>  −−3人のお子さんが花束贈呈を務めました
>
>  「一番下の健祐が、歩いてホームベースまで来られるのかどうか、心配していたので、うれしいというより、ホッとした気持ちでした」
>
>  −−これからのプロ野球へのメッセージも…
>
>  「長い選手、短い選手もいますけど、プロ野球選手としての願いは一つです。ファンの願いを受け止めて、より感動的なプレーを、見せていってほしい」
>
>  −−八木家にとっては大忙しの一日でした
>
>  「8日が雨で中止になって、重なってしまって、家族は相当疲れていると思います。バタバタした一日でしたけど、帰って“長い間ありがとう”と言いたいですね」
>
>  (記者の囲み取材で)
>
>  −−カウント0−2からやや強引に…
>
>  「フォアボールがよぎって、(相手投手も)投げにくそうだったし、ストライク近辺に来たら、全部打って行こうという気持ちでした」
>
>  −−試合前には円陣で何か話していましたが
>
>  「いつもは考えるんだけど、きょうは何も考えてなくて、“とにかくいいゲームをしよう”とだけ言いました」
>
>  −−胴上げをされたときの気持ちは
>
>  「それは鋭い質問ですねえ(笑)。されるのは初めてでしたけど、胴上げされながらも、感謝の気持ちでした」
>
>  −−本当に悔いはありませんか
>
>  「今となってはやり残したことも、悔いもありません」
>
> ■八木引退試合アラカルト■
>  ★グッズ大人気 甲子園球場正面のタイガースショップでは8日に発売開始したマフラータオルが、前日9日のうちに完売。引退記念のため売り出されたナンバーフラッグ、帽子も完売した
>
>  ★徹夜組 今シーズンを通じて、最も多い321人が球場周辺で夜を明かした。予備日だったため、前売券が発売されず、年間予約を除く全席が当日販売となった。ちなみにリーグ優勝を決めた昨年9月15日の徹夜組は6982人だった
>
>  ★前倒し 周辺の交通にも影響が出るため、午後3時発売予定の入場券を午前11時に早めた。入場券発売時に並んでいたのは8200人
>
>  ★警備態勢 通常の巨人戦と変わらない80人態勢。ただし徹夜組が出たこともあって「ふだんより警戒して、パトカーなどで実態把握に努めた」(甲子園署)
>
>  ★故郷から 球場周辺では八木の出身地である岡山ナンバーの乗用車がよく見られた。「地元のファンも目に焼き付けておきたいんでしょう」とは阪神タクシー乗務員
>
>  ★お出迎え 八木が甲子園球場に到着した午後1時36分、関係者用立体駐車場前には約200人のファンがプラカードなどを掲げて出迎えた
>
>  ★プレミアポスター? 引退記念のポスターが先着1万人の入場者に配られた。ただし、日付部分は雨で流れた「10月8日」が印字されている
>
> ★FA権行使で米大リーグ挑戦を目指す藪も甲子園に
>  FA権行使で米大リーグ挑戦を目指す阪神・藪恵壱投手(36)が10日、八木の引退セレモニー出席のため、甲子園球場に姿を見せた。先月27日に登録抹消後、自主トレ扱いで調整を行っている。FA権行使については「球団との話? 何もしていないよ。きょうは八木さんの引退試合だから。シーズンが終わっていないので何も話す必要はない」と語り、球団側との接触も避けた。
>
>  藪に関して、野崎球団社長は「きょうは会ってません。残留の方針? そうですね」と方針を強調。黒田球団編成部長は「(会うのは)シーズンが終わってから。しかるべき時にやりますから」と語り、13日のシーズン最終戦(横浜戦)後にも本人と会い意思確認する。しかし、翻意する可能性は少なく、日本シリーズ終了後、予定通り、FA宣言、そして、メジャー挑戦への道を選ぶことになりそうだ。
>
> ★虎党も涙…セレモニー終了後も、「ありがとう」の声が止まず
>  神様の引退に虎党も涙だ。当日販売の入場券を握り締めた4万8000人の虎党がスタンドから盛大に送り出した。
>
>  「中年男性の頑張る姿に勇気づけられた。古田くんといっしょの39歳でしょ。明日からまた仕事を頑張る気になった」。京都市の上原和雄さん(40)=会社員=は今年、プロ野球の未来のために獅子奮迅の活躍をしたプロ野球選手会の古田会長(ヤクルト)になぞらえて、去りゆく同年代の八木に感謝の念でいっぱいだという。
>
>  チビっ子虎党も声をからした。大東市の丸山伸弥くん(7)=小学生=は「新大阪駅でサインをもらったことを思いだしました。僕も八木さんみたいになりたい」とヒーローの引退会見に聞き入った。
>
>  代打のコールがかけられた瞬間、背番号3の旗、横断幕、プラカードが無数に揺れたスタンド。セレモニー終了後も、「ありがとう」の声が止むことはなかった。
>
>  ◆阪神・桧山 「花道? それに尽きますよ。いい試合ができてよかった。八木さんはいつも朝早くから球場に来て若手の見本になってくれた」
>
>  ◆阪神・今岡 「花束を渡す時に“来年もお前がチームを引っ張っていってくれ”と言われた。頑張るだけです」
>
>  ◆阪神・矢野 「本当によくここまで頑張ってこられたと思います。お疲れ様。それだけです」
>
>  ◆阪神・井川 「ちょうど(引退)セレモニーの時は(東京への)移動中だったんで、そばにいなくてとても残念。お疲れ様でした」

私の中では強打のショートというイメージが強烈だった八木選手。
18年間、お疲れ様でしたm(_ _)m



> 堀内監督、今オフの“粛清”を宣言!V逸巨人に冷たい風が
>  (セ・リーグ、阪神8−3巨人、最終戦、阪神17勝10敗1分け、10日、甲子園)さあ、嵐のオフが始まる−。この日の阪神戦に完敗、71勝64敗で今季の公式戦全日程を終了した巨人・堀内恒夫監督(56)が10日、今オフの“粛清”を宣言した。来季のV奪回に向け、積極的なトレードやコーチ組閣の見直し、地獄の秋季キャンプなどを予告。契約更改交渉でも厳しい提示の連発が予想される。V逸のオフ、巨人に冷たい風が吹く。
> ◇
>  八木の引退セレモニーの歓声が響く甲子園の廊下を歩きながら、堀内監督は「今年はいい思い出がないよ…」とつぶやいた。最終戦も引き立て役にまわり64個目の黒星。3年契約の1年目にもかかわらず、球団内で「続投」が検討される冷風を浴びながら、指揮官は来季に向けた革命を決意していた。
>
>  「(積極的なトレードを)やりたいね。ただウチは(年俸が)高いでしょ。釣り合いがとれないからなかなか成立しないけど、野球界のことを考えたらどんどんやった方がいいし、やるべきだ」
>
>  まずは今オフの積極的なトレード敢行をぶち上げた。清原、江藤、元木ら今季、ベンチを温めたベテランは高額所得者ばかり。その“聖域”を侵してでも、血を入れかえる覚悟を示した。
>
>  「(コーチ陣容は)そのままの方向で考えるけど、練らなきゃいけないところもあるだろう。今、決まっているのは(辞任する)須藤さんだけだよ」。痛みを強いるのは選手だけではない。6日の続投決定時には、辞任する須藤ヘッド以外、コーチ陣の全員残留をほのめかしていたが“前言撤回”。山本二軍ヘッドの一軍昇格が濃厚で、中畑清氏に固辞された助監督以外のポストは、外部招へいも含めて再検討される。
>
>  「秋季キャンプは若手のレベルアップを図りたい。少数精鋭でコーチとマンツーマンのような感じでやりたい」
>
>  27日から宮崎で始まる秋季キャンプも地獄が待っている。野手陣約20人、投手陣約10人の約30人の若手を中心に限界まで鍛え上げる。一方で、V逸の影響でオフの契約更改交渉は軒並みダウン提示。“厳冬更改”は必至だ。勝てば官軍、負ければ…。いよいよ激動のオフが始まる。
> (阿見 俊輔)
>
> ★公式戦全日程を終了した巨人…27日から宮崎で秋季キャンプ
>  今季の公式戦全日程を終了した巨人は、11日から18日までは休養日。来季のV奪回に向け、19日からジャイアンツ球場で練習開始。26日に宮崎へ移動し、27日から秋季キャンプをスタート。若手中心のメンバーで11月19日まで厳しい練習を行う
>
> ★米メジャーへの移籍について仁志「選択肢の一つではある」
>  FA権行使を明言している仁志が米メジャーへの移籍について「選択肢の一つではある。希望しているわけではないですけれど」と可能性を口にした。国内の場合は巨人残留が前提だが、まだ球団首脳と話し合う予定はない。来季も指揮をとる堀内監督は「(フロントが)仁志と話さなきゃいけないよ」と対応に気をもんでいた。
>
> ★久保、2回6失点で6敗目「全部ダメでした。1年が終わっちゃいました」
>  今季最終戦の先発マウンドを任された久保だったが、2回6失点で6敗目を喫した。先発、中継ぎ、抑えと経験したが、結局どれも定着しないままだった2年目のシーズン。「全部ダメでした。1年が終わっちゃいました」と寂しげにバスに乗りこんだ。
>
>  ◆掛布(元阪神)に並ぶ歴代18位タイの通算349本塁打を放った巨人・江藤 「角度がよかったけどバットの先だったからどうかな、と思った。風のおかげでしょう」
>
>  ◆引退する八木と対戦した巨人・南 「きのうのプロ初登板よりも緊張した。小さいころからファンで見ていたし、投げられたのは幸せだった」
>
>  ◆引退した八木を打席に迎えた八回に南をリードした巨人・野村 「緊張しましたよ。いきなり2球、ボールなんだもん」

> 宮崎で始まる秋季キャンプも地獄が待っている。野手陣約20人、投手陣約10人の約30人の若手を中心に限界まで鍛え上げる。

いくら鍛えたって試合にでれねーんだから意味ねーだろ(*゚▽゚)b

若手も希望がないんじゃ練習についていくモチベーションが保てないだろうし…



> 落合監督が清原獲り、野口と交換
>  落合中日が球団史上初の連覇へ向けて巨人清原和博内野手(37)日本ハム小笠原道大内野手(30)の獲得を狙っていることが9日、明らかになった。交換要員には99年MVP左腕の野口茂樹投手(30)を用意し、大型トレード成立を目指す。さらに新外国人として横浜退団が濃厚のタイロン・ウッズ内野手(35)の獲得も狙う。ゼロ補強でセ・リーグを制覇したオレ流1年目から一転、大補強に乗り出す。
>
>  落合中日が来季に向けて早くも動き始めた。「去年は監督の方針で補強はほとんどしなかったが、優勝できた。だが、相当、補強をしないと連覇は難しい。ウチの場合は、補強ポイントははっきりとしている」と球団関係者。現在はシーズン中ということもあり、水面下での調査が中心だが、日本シリーズ終了後には大々的なトレードで一気の戦力アップを狙う。
>
>  第1のターゲットは清原だ。シーズン中から非公式ながらアプローチを続けてきた。6月に左手甲を骨折したこともあり、シーズン中のトレード話は、一時立ち消えとなったが、ここにきて落合監督を師と慕う清原どりが本格化する動きとなってきた。清原獲得が不調に終わった場合、日本ハムの小笠原に狙いを切り替える。落合監督が、現役時代にその素質を見抜き、打撃理論を伝授。打撃が開花した太い関係がある。
>
>  いずれも超大物選手のため、交換要員の目玉として浮上してきたのが野口だ。98年には最優秀防御率を獲得、99年には19勝を挙げてリーグ優勝に貢献。MVPを獲得するなど、先発の一角を担ってきたが、今季は17試合で4勝8敗、防御率5・65に終わった。日本シリーズ出場メンバーの40人枠に入るかどうかも微妙な状況で、実質的に来季の戦力構想から外れた立場にある。
>
>  9日現在、チーム本塁打109はリーグ最少で、チーム打率2割7分2厘も阪神と並ぶ最下位。迫力に欠ける攻撃陣を12球団唯一の防御率3点台(3・88)の投手力でカバーしてセ・リーグを制覇した。就任1年目の今年、落合監督は「ゼロ補強」で臨んだが、その方針から大方向転換。横浜退団が濃厚となっているウッズの獲得にも乗り出す準備を進めるなど、球団初の連覇へ向け、今オフは大補強に乗り出す。
> [2004/10/10/09:49 紙面から]

野口じゃなくて落合英をくださいЩ(゚ロ゚Щ)



> 巨人の助監督ポストが消滅…中畑氏固持で
>  巨人からの助監督就任の要請を固辞したOBの中畑清氏(50)=野球評論家=は9日、都内の自宅で「(気持ちは)変わることはない」などと、改めて要請を断る意向を示した。これを受けて巨人の清武英利球団代表(53)も遠征先の広島で、助監督として中畑氏に代わる新たな人選をしないとの考えを明かした。
> ◇
>  中畑氏の決意は固かった。8日夜に渡辺前オーナー、滝鼻オーナーからの助監督就任の要請を固辞した同氏は一夜明けたこの日も翻意の言葉を口にはしなかった。
>
>  「(気持ちが)変わることはありません。オーナーとも会う予定はないです。(この問題については)きょうで終わりにしてくれれば…」
>
>  台風22号の上陸を控えたこの日夕、都内の自宅前で報道陣に応対した中畑氏はいたって冷静に切り出した。前夜は自問自答しながら明け方まで酒を口にしたそうで「(自分が助監督で入閣すれば巨人が)ダメな方向に向かうと分かっている」と自らに言い聞かせたという。午前中に滝鼻オーナーに電話連絡し、前日の会食に対する礼と重要ポストを示してくれた感謝の気持ちを伝えたが、最後まで要請に首を縦に振ることはなかった。
>
>  中畑氏の固辞で、宙に浮く格好となった助監督の人事。しかし、清武球団代表は「中畑さんだからであって、別の人でというのはないんじゃないか」と助監督というポスト自体の消滅を明言。切り札を失い、フロント主導の『人気挽回(ばんかい)策』は入り口で早くも頓挫。“台風一過”の秋晴れはまだ迎えられそうにない。

バカなフロント(#゚Д゚)y-~~~



> 巨人・清水がFA権行使へ…複数年契約を希望
>  巨人・清水隆行外野手(30)が9日、9年目の今季に取得したFA権を行使する意向を示した。広島戦(広島)の試合前、「FA宣言すると思います。巨人に望まれて残るのが一番いいとは思いますが、自分がどれだけ必要とされているか、あらためて評価を聞きたい」と語った。さらに「1年でも長くやりたいですから」と複数年契約を希望した。清武英利球団代表(53)は「本人と話してからだね」と語るにとどまった。巨人では仁志敏久内野手(33)もFA権の行使を宣言している。


お前も複数年かよ!?
見損なったぞ…清水(-.ー)



> 岩村43号!球団記録の44本に“王手”だ
>  (セ・リーグ、ヤクルト4−13中日、最終戦、ヤクルト15勝13敗、10日、神宮)歴史が変わる。そんな予感の43号だ。岩村が四回、川上から右翼に豪快な一発。球団記録の44本に“王手”をかけた。
>  10試合ぶりのお待たせアーチ。「なにぶん初体験なんで、プレッシャーで硬くなっていた部分もあるかもね」と岩村は笑った。45本でキング争いトップのウッズ(横浜)とローズ(巨人)はすでに帰国。残り3試合。「あとは運が味方してくれるか。雨が降ると集中できなくなるから」とタイトル奪取に力を込めた。
>
>  この日はレッドソックスのシプレーGM補佐らが視察。11日の帰国を前に、「もう一度みたい」と6日の阪神戦に続き岩村、五十嵐亮、石井に熱い視線を送った。2年前から球団に将来のメジャー移籍を訴えている岩村。夢は現実に近づいている。
> (河野 聖)
>
> ★データBOX★
> --------------------------------------------------------------------------------
>  ヤクルト・岩村が今季43号本塁打を放ち、球団シーズン最多記録(ペタジーニの44本=平成11年)に1本差と迫った。
>  一方で、岩村は今季170個目の三振を喫し、セ・リーグ記録を更新中。プロ野球記録は近鉄・ブライアントの204三振(平成6年)。
>
>  【記録メモ】 ▽ヤクルト シーズン最多被本塁打200のセ・リーグ新記録 10日の中日最終戦(神宮)で2本塁打を許して記録。従来の記録は76年(130試合制)の中日の199本。プロ野球記録は昭和55年(130試合制)の近鉄の251本。
>
> ★リーグワースト記録を28年ぶりに更新…若松監督もあきれ顔
>  被本塁打が200本に到達し、リーグワースト記録を28年ぶりに更新。18安打の集中砲火を浴びての大敗に「やられたなぁ。ゴンザレスは間隔が開きすぎたかな」と若松監督もあきれ顔。来季残留が決まった右腕は四回に谷繁に3ラン、三回には渡辺に2ランを浴び四回までに7失点。ただ、ここ6試合中3試合が雨天順延もあり調整難に同情の余地も!?
>
>  ◆2二塁打を含む3安打も打点なしのヤクルト・ラミレス 「ベースに人がいないと(いくら打っても)打点はつかないよ…」

(」゚O゚)」<いわむらー!ガンガン打ってホームラン王獲っちまえ〜!



> 最多勝確定の川上は17勝目も…反省の弁
>  (セ・リーグ、ヤクルト4−13中日、最終戦、ヤクルト15勝13敗、10日、神宮)すでに最多勝を決めている川上=写真=は5回3失点で17勝目。9月28日以来、12日ぶりの登板は本調子とはいかず「思い通りの投球はできなかった」と反省の弁。2番手には山本昌を起用した落合監督は「今日は打たれた、抑えたじゃなく、調整さえしてくれればいい」。川上も「しっかり再調整していきたい」と話した。
>
> ★荒木が今季9度目の1試合4安打の日本新記録
>  荒木が今季9度目の1試合4安打。平成8年のイチロー(オリックス)の8度を上回る日本新記録だ。「ぶっちゃけ狙っていました」。最後は九回二死三塁で落合監督の「打ってこい」のゲキに応える左前打。当時のイチローが年間猛打賞26度に対し、荒木はこの日で15度目。打率も・294で3割にも届いていないが、新記録には変わりない。「日本シリーズも気分良く臨めます」とうれしそうだった。
>
> 【データBOX】
> --------------------------------------------------------------------------------
> 中日・荒木が今季9度目の1試合4安打。平成8年にイチロー(オリックス、現マリナーズ)が記録したシーズン8度のプロ野球記録を更新した。
>
>  ◆3安打5打点の中日・谷繁 「次の目的を持ってやっているので、結果が出たのはよかった」

日本シリーズ。
荒木の爆発には要注意だぜ(。。)φメモメモ



> セ・リーグ記録192まで3安打…嶋が今季初めて欠場
>  (セ・リーグ、横浜0−1広島、25回戦、広島13勝12敗、10日、横浜)嶋が今季初めて欠場。シーズン最多安打のセ・リーグ記録192まで3安打のまま残り1試合となった。首位を走る打率では投手陣の踏ん張りで3位佐伯との差が1分2厘に広がった。初の首位打者に一歩近づき「ありがたい」と嶋。最終戦での出場は「監督に任せているが微妙。出たら頑張る」と話した。
>
>  ◆入団2年目から5年連続となる10号本塁打を放った広島・新井 「難しい球にうまく反応できた。来季に向けて何とか必死に頑張らないと」
>
> ★広島に5位確定マジック「1」が点灯…山下監督「あきらめない」
>   最下位脱出を争う広島との“直接対決”に敗れ、広島側に5位確定マジック『1』が点灯した。5投手の継投に広島戦では今季初完封負けを喫した山下監督は「広島戦をあと1試合残しているが、何とかしたい。まだまだあきらめない」と最後までネバーキブアップを誓った。
>
>  ◆3タコで打率を.325に下げた横浜・佐伯 「今は自分のことよりチームの勝利が最優先」
>
>  ◆7回1失点も3連敗を喫した横浜・セドリック 「先制点は取られたが、ゲームの流れをつくる最低限の仕事はできたと思う」

嶋…



> 松井秀ビックリ王手弾!捕られたハズが入っちゃった
>  【ミネアポリス(米ミネソタ州)8日(日本時間9日)田代 学、後藤 茂樹】ヤンキースの松井秀喜外野手(30)はツインズとの地区シリーズ第3戦の七回、ツ軍の名手トリー・ハンター外野手(29)の“アシスト”を受ける幸運なポストシーズン通算3号となるソロ本塁打。3安打1打点の活躍でヤ軍は8−4と快勝し、2勝1敗としてリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。運までも味方につけた4番・ゴジラが世界一まで突っ走る。
> ◇
>  悲鳴が歓声に変わった後に、一瞬の静寂が訪れた。天を仰いだ松井秀も何が起こったのかよく分からないまま二、三塁間に立ち尽くす。6点リードの七回だ。テリー・マルホランド投手(41)の外角球を左中間に弾き返した打球はフェンス手前で中堅のハンターが飛びつき、1度はグラブの中に収まった。しかし、そのままフェンスに激突、ボールだけがスタンドに転がり込んだのだ。
>
>  「(ベンチに戻り)バカにされました。ホームランを打ったのに(途中で)帰ってくるヤツなんて初めて見たって」
>
>  いったんは肩を落としたが「捕られたと思ってベンチに帰ろうとしたらみんなが『走れ』と。思いきり走り出したらソーホー(三塁コーチ)にホームランと言われて」。ガッカリして、次に全力疾走して、最後は歩いてハイタッチ。冷やかされるのも無理はない。
>
>  「(フェンスを)越えると思わなかった。ラッキーでした」。確かにダメ押しのプレーオフ通算3号ソロとなった打球はビデオを見るかぎりスタンドには決して届いていない。しかし…。
>
>  「やっぱり彼(ハンター)だったからね」とゴジラ。3年連続ゴールデングラブ受賞の“スパイダーマン”ならではの珍プレー。メジャーを代表する名外野手だからこそ打球に追いつき、グラブに収め、そしてスタンドインさせてしまった。当のハンターは「何も覚えていない。一度はボールは捕ったんだが」と試合後、腰にアイシングを施しながら、記憶も吹っ飛んだことを告白した。
>
>  ゴジラのハンターとの相性は、まさに最高。レギュラーシーズンでも8月17日の対戦では逆にハンターのサク越えの打球を松井秀が好捕。さらにこの日の六回の守備ではハンターの打球を足に当て弾きながら、一気に三塁を狙ったハンターを正確な返球で刺した。「自作自演でしたね。あれもラッキー」と何をやってもいい方に転がってしまう不思議な関係だ。
>
>  ともあれ、この一発を含む5打数3安打の活躍でシリーズ打率は.462とチームトップ。9日にはツ軍の左腕エース、サンタナと再戦する。第1戦で6番に起用したトーリ監督も「4番か5番にする」と昇格を明言。絶好調のゴジラを軸に地区シリーズの突破を狙う考えだ。
>
>  すでにライバルのレッドソックスはエンゼルスに3連勝してリーグ優勝決定シリーズ進出を決めている。「ボストンと戦えるように頑張るしかない」。第2戦でのサヨナラ犠飛からノリまくるゴジラ。視線は宿敵との決戦、そしてその先にある世界一をしっかり見据えている。
>
>  ◆松井に目を細めるヤ軍のドン・マッティングリー打撃コーチ(43) 「最後のボストン遠征(レッドソックス戦)ぐらいから好調が続いている。相手もかなり警戒しているけど、苦にしていない。左方向へ強い打球が打てるのは、調子がいいからだろう。いい時期に調子を上げてくれて、コーチとしてもうれしい」
>
>  ◆松井秀に本塁打を献上したツ軍のテリー・マルホランド投手(41) 「普通のフライで打ち取ったと思った。小さな助けがあったね。でも、左中間にあれだけ伸びたのは驚いた」
>
>  【ハンターの伝説スーパーキャッチ】 2002年7月9日、ミルウォーキーで行われたオールスターゲーム。ア・リーグの『7番・中堅』で先発出場したハンターは一回二死からバリー・ボンズ(ジャイアンツ)の右中間への本塁打性の当たりにジャンプ一番。完全にフェンスを越えていたはずの打球を超美技で好捕した。「これまでで最高の守備。彼(ボンズ)にもよく捕ったなといわれたよ」。捕球後、ベンチへ戻る際にボンズに抱え上げられたハンター。球宴史上に残る好プレーと評された。
>
> 【データBox】
> --------------------------------------------------------------------------------
>  松井秀のポストシーズンでの本塁打は、昨年10月4日(地区シリーズ第3戦、対ツインズ)、19日(ワールドシリーズ第2戦、対マーリンズ)についで3本目。昨年の2本はそれぞれ6番、5番で記録しており、4番では初アーチ。昨年の地区シリーズでは4試合で4安打だったが、今年は3戦目で6安打と量産している。1試合3安打は昨年10月18日(ワールドシリーズ第1戦)以来、ポストシーズン2度目。
>
> 【ゴジラinUSA】
> --------------------------------------------------------------------------------
>  試合後に食事をしていると、テーブルの反対側に座っていたジーターからゴジラが猛クレームをつけられた。「なんでお前だけライスを食べているんだ? セルフィッシュ(わがまま)だ。オレたちの分はないのか?」。クラブハウス内に並べられたエビやステーキをおかずにして、日本から差し入れられたパック入りの『サトウの御飯』を食べていたゴジラは目をパチクリ。「もうない…」と答えると、すかさずカーロン通訳が「日本語で“ケチ”って言うんですよ」とジーターに耳打ち。主将から「ケチ! ケチ!」と連呼されたゴジラ。周囲の視線を苦笑いで必死にごまかしていた。

テレビで見たが、
ハンターすげぇ!(゚Д゚;)

松井を応援する俺も、この日ばかりはハンターが気の毒に思った…

前日

前日(プレーオフ第二ステージ第三戦)
同日 翌日

翌日(清原江藤情報ほか)

翌日(プレーオフ第二ステージ第五戦)
BACK