自動車保険の種類

自動車保険には、法律で強制的に加入が義務付けられている自動車損害賠償責任保険と、任意に加入する一般の自動車保険(任意保険)の2種類があります。自動車保険の中の自賠責保険は、自動車を運行する際に加入が義務付けられているもので、この保険に加入していないと自動車を登録することができません。

自動車保険の中の任意保険とは、自賠責保険だけでは必要な補償額を賄えない場合に備えてドライバーが任意で加入するもので、対人賠償や対物賠償などは約70%の自動車が加入しています。

自動車保険での自賠責は自分が他人の身体に損害を与えた場合の、他人に対する賠償部分のみが対象で、車やガードレールなどの損害に対する賠償や、自分の車やケガについての補償などは受けられません。

 

まず、対人賠償保険の部分で、自動車保険の自賠責だけでは金額的に足りない部分を上乗せで補償します。

次に、自動車保険での対物賠償保険ですが、相手に賠償するための補償です。自動車保険での搭乗者傷害保険は、ドライバーも含め同乗者など、自分側の人たちのケガを補償するものです。最後が車両保険ですが、これは自分の自動車そのものの損害を補償する自動車保険です。

他に自動車保険の中には自損事故保険や無保険者傷害保険などがありますが、これらは対人賠償保険に基本的にセットされています。