22Jan08: 会社の直ぐ近所にタイのパーツ屋へ部品卸している卸問屋を発見!

百獣のおれまつさんより依頼のプレンボ蟹キャリパーサポート(NSRホイール−ディスクローターφ220mm用)です。材質は強度よりSUS304を使用しました。 これ、パチモンキャリパーです。でもMr. ABによるとこれが結構良いタッチらしいんです。 色々影響され取り合えス現行ローターφ200mmでは付かない為、新ディスクローターをφ220mmで再製造します。SUS304のt=5mmで材料Get! 前回のCAD図面あるんでこの設計は楽チンでした。
これ、衝動買いしちゃいました。衝動買い可能って事は当然パチモンです。この2点でお値段なんと¥3,800 本モンとは1桁違うんじゃない? よって蟹で検討してたのを急遽
4ポッド仕様にする為、キャリパーサポート設計です。設計ではひねってφ220とφ200のローターを共用可能に設計してみました。正直、昨日家に帰って純正キャリパー外して当ててみるまで付くかどうか定かではありませんでしたが、何とかいけそうな感じだったんでCADで確認しつつ設計です。
設計完了Simple is Best ! 設計に間違いなければφ200とφ220のローター共用できるはず!使用する材質は強度を考慮してt=6のSUS304 を選定。 28Mar08: この計画が出てCAD図面起こしてどのくらい時間が経過した事だろうか?機械の空き待ちで何と3月末に成ってしまいました。これ、ワイヤーカット終了時点です。ご覧のように放電加工によってステンレスが真っ黒け!
ところが4Podsで大失敗!外に張り出しすぎてホイールに干渉して装着不能。やり直しです・・・
 実は材料が同じなんで以前に作ったカニキャリパー用もついでにこさえて見ました。前に作った2ヶはおれまつさんとABさんに差し上げました。
再設計したサポート。ワイヤーカットマシーンに読み込ませます。 これがワイヤーカットマシーン。プレスの金型等で平面からの加工には持って来いです。 先ずは材料をセット!既にワイヤーを通すφ1の穴は放電加工機によって空けられてます。
待つ事、約2時間、カット終了です。 これにタップを立てて・・・ バフかけて綺麗にして完成です。 今度は完璧!ホイールにも干渉せず位置的にもOK!次の課題は当然マスターをピストン径の大きなブレンボチックな物へ変更するんですが効き過ぎやせんかな?との疑問です。

4月2008年:あんましやる事、無くなって遂に現仕様からのパワーアップを決断!しかし折角苦労して考案したKSRのセル仕様!圧縮比上昇するボアアップ等による支障は避けたい! よって  @キタコの4バルブヘッド。 Aキャブ選定を悩んだ挙句、ヨシムラTMRφ28に決定。このキャブはストライカー発売もとのカラーズからKSRキットとしてリリースされてるとの事。又、4月はタイ、正月(ソンクラン)が有って色んな細かなパーツも作ってみました。

これ、一般の方には何やってるか分からないでしょうがこれは放電加工と言って電極(銅)で部品を突いて電機放電によって穴あけや肉抜きをする機械。これで何やってんのかって言うと・・・ これです!実は日本でもオフセットのスプロケ、ボルトンが売ってたんですが何故か音信普通となりペガサスから頼まれました。 お次はこいつ!スプロケカバー。デザインは尊敬するハラファクトリーをベースにオリジナル設計を入れました。アルミの鏡面仕上げです。 付けた感じも中々気に入った部品の一つです。当然ポン付け設計!
スプロケカバーで余った端材使ってこんなのできました。フロントフォークの油面調整器です。意味の無い鏡面仕上げ! おっ!今度はラインがつながってます。 そう、問題だったのはこの4Podsを稼動させるのにマスターの押し出す量が全然足らず2度にわたり変更しました。結果、5/8インチピストン径のダブルディスク用Kawasaki大型バイク品、流用です。 少々マスタータンクがでかくなってしまいましたが形状が似てるんでそんなに気に成りません。ただ今度は効き過ぎるのを考慮してパッドは日本でブレンボ用の最も効かないパッドをチョイスしました。
今回日本から持ち帰った部品です。残念ながら4Valveヘッドは間に合わず取りあえずヨシムラTMR−φ28キットです。当然、MJ等のセッティングパーツも持ち帰りました。 KSRキットとは名ばかり!ポン付けは到底出来ません。先ずは付属のマ二ホールドと首ふりアダプター、恐らくはモンキー用。内径がφ22しかなく折角のキャブ性能を殺してしまいます。そして何よりもそのままだとキャブ本体がヘッドの冷却フィンに干渉してしまいゲタを履かせて逃がす事に。その辺で売ってるPE28用のマニホ買ってきてフランジ部分をぶった切ります。 こんな具合にゲタを履かせます。ゲタは10mmぐらいで良い感じ。このフランジ、14mmもあるんでフライス盤で両面加工してフラットも出します。 これが出来たフランジ。内径もいずれくる4バルブヘッドの為、φ25.4に広げました。
何とか装着できました。当然首ふりアダプターの内径も広げて内径の大きなマニホを日本へ注文! 更なる問題発生!付属してきたスロットルワイヤーですが900mmだったんですが到底長すぎてこのままでは使えません。タイで切って再加工です。自分はハーディーに最も低いハンドルバー仕様ですが650mmで十分です。 何とか完成!セルモーターも逃げれました。いざとなればシュラウドカットもと考えてましたがその心配は有りませんでした。ただ向きをもう少し右後ろへ振りたかったけどセルモーターの干渉でこれが限界でした。 ファンネル向きはほんの少し右後ろ向いてます。シュラウド穴から見えるのはオイルクーラーでダクト裏に装着してますが、取り回しホースを少し延長しました。