小説

著:やまももけんじ

『 方舟がキミを運ぶね 』

~第二十二章 オリジナル~

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~第二十二章 オリジナル~
P.4 

「お待たせ。うし、やるか。」
「うん・・・」
「カンナ!やるぞ。」
「で・・・最初は・・・せいたろうから。」
「ぼ、僕から?!最後でいいよ、僕のなんかどうせ駄目なんだし。」
「何言ってんだよ、どうせ見せ合うんだし、最後の方が緊張するぞ?いいのか?」
「う・・うん。でも、これ、完成してないんだよ?まだうまく書けなくて、それに歌詞なんて書いたことな・・・」
「いいから早くしろって!」
「これ・・・」

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