小説

著:やまももけんじ

『 方舟がキミを運ぶね 』

第二十章 ライト&シャドウ

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第二十章 〜 ライト&シャドウ 〜
P.8 

「す、好きって・・・それほんと?」

足が急に止まった。
一瞬でお祭りの音が消えた。
なんて言った?
好き?
・・・好き?

「いや・・・俺はいいけど、いや、だって、嫌な訳無いじゃん!そうなればいいなって思ってたくらいだし。でも・・・まさかって思うじゃん。ははは!」

何の話をしてるんだ?
好き・・・って。

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