読者参加企画 ★ グラミー賞2002大予想
今年もグラミー賞の結果が発表されました。 米国音楽界最大のお祭り、ならば WINTER WONDERLAND でも一緒になって盛り上がらない手はありません。同じ阿呆なら踊らにゃソンソン。早速掲示板で呼びかけたところ、多くの皆さんのご参加をいただきました。ありがとうございます! 参加者(順不同): たいようさん、daboyさん、MORIさん、けいさん、みやもとさん、 小川ボさん、はまべさん、ノンナさん、se2さん、winter それでは早速、受賞予想とその的中ぶりをチェックしてみましょう。 【最優秀レコード】
いきなりこんなに難しい予想になるとは思いませんでした。 いや、予想そのものは比較的簡単だったのです。ご覧のとおり、アリシア・キーズに6票が集まる大本命ぶり。その他は票が割れて1人ずつの予想になりました。蓋を開けてみると、なんと U2 の "Walk On" が持って行ってしまいました。これを予想したのはノンナさんただ1人。実にお見事! 今後ともしばらく受賞は難しいのかもしれませんが、飾らない等身大の黒人女性の姿を描いたインディア.アリーの "Video" や、アウトキャストのようなラップ曲のノミネートは悪くない傾向だと思います。 【最優秀アルバム】
これも番狂わせ! 今回のグラミーで台風の目となったアリシアがこの部門にはノミネートされなかったことが、事態を一層ややこしくしたのかもしれません。ボブ・ディランとU2の一騎打ちかと思われましたが、なんとなんとブルーグラス/カントリーで固めた 『オー・ブラザー!』 のサントラが受賞しました。残念ながら正解者はゼロです。 昨年のカントリーチャート1位を独走、ポップチャートでもトップ10入りするロングセラーになったサウンドトラックですが、こういう場面でブルーグラスに光が当たるというのも興味深いものがあります。 【最優秀楽曲】
録音/エンジニアリングを含めた最優秀レコード賞とは異なり、ソングライターを対象とした純粋な楽曲部門です。いずれも印象的な曲がノミネートされましたが、受賞したのは下馬評どおりのアリシア・キーズ。正解率は50%でした。 【最優秀新人】
もし 「遊び」 がありうるならこの部門。 あのミリ・ヴァニリが受賞したことで知られる、あるいはこの賞をとると以後売れなくなることも多いとされるグラミーの新人賞は毎年悩みどころです。さすがにデヴィッド・グレイを予想した人はいませんでしたが、リンキン・パークを予想する勘違い管理人はいたみたいです。これも正解率50%、比較的予想しやすい部門だったといえるでしょう。 振り返ってみると、破格の売り込みで大センセーションを巻き起こしたアリシア・キーズに花を持たせる一方で、ベテランの域に達しつつあるU2が 「誰からも文句をつけられないバンド」 として持ち上げられ、アメリカらしさを感じさせるブルーグラス中心のサントラが意外な受賞となったわけです。 掲示板でたいようさんがおっしゃるように、新しいスターが生まれていないように思われるのは残念。アリシア以外にも面白いアーティストは毎日生まれています。その一人が、小川ボさんお気に入りのネリー・ファータド。主要4部門では受賞できませんでしたが、その他では受賞もあって良かったですね。インディア.アリーが多数ノミネートされたのにまったく獲れなかったのは残念でした。 お待たせしました。 ではでは、的中結果の発表です! 2部門的中: たいよう、daboy、けい、ノンナ 1部門的中: MORI、みやもと、はまべ 的中なし!: 小川ボ、se2、winter いや〜、予想って本当に難しいものですね。少なくとも管理人は賭け事には手を出さないほうがいいと思われます。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。今後とも何かにつけて企画していきますので、これからもどうかよろしくお願いしまーす。 (March, 2002) |