『年間投票2001』 ALBUMS編
SONGS編に続いて、ALBUMS編いきまーす。 (投票者:いのっぴーさん、ま〜さん、se2さん、小川ボさん、ryoさん、cotaさん、おしょうさん、けいさん、マーブルさん、みやもとさん、1984さん、シュンさん、daboyさん、winter) ●いのっぴー さん 1. "MAHOGANY SOUL" - Angie Stone 2. "ETERNAL" - The Isley Brothers Featuring Ronald Isley AKA Mr. Biggs 3. "DARK DAYS, BRIGHT NIGHTS" - Bubba Sparxxx 4. "[GHETTO LOVE]" - Jaheim 5. "JAGGED LITTLE THRILL" - Jagged Edge 【winter's comment】 上位2位は順当でしょうね。でも3位 Bubba Sparxxx にはビックリ。"Ugly" のビデオの印象が強すぎるのかも… あと、Jagged Edge。よく成長しましたね〜。前作まではどうなることかと思っていたので、これで頭ひとつ抜け出した感じです。アルバムタイトルについて Alanis Morissette から苦情とか来なかったんでしょうか(^^;) ●ま〜 さん 「穴がボコボコ空いてるのは買い損ねがやまのようにあるので、"期待も込めて"です。 結局まだTea Party入手してないし。」 とのことです。 2. "GOLD" - RYAN ADAMS 2. "LATERALUS" - tool 3. 4. "I GOT WET" - ANDREW W.K. 5. "All is Dream" - Mercury Rev 6. "ROCKET HOUSE" - CHRIS WHITLEY 7. "Old Ramon" - RED HOUSE PAINTERS 8. "god machine" - Liberty 37 9. 10. "THE PLACES YOU HAVE COME TO FEAR THE MOST" - DASHBOARD CONFESSIONAL 【winter's comment】 ホントに穴だらけっす(^^;)。でもそこには期待が込められているんですね。この中で私が聴く機会があったアーティストは Tool だけなのですが、他のものにも興味があります。Mercury Rev はみやもとさんの1位、おしょうさんの次点と重なってます。人気です。 ●se2 さん 1. "AALIYAH" - Aaliyah 2. "WE LOVE LIFE" - Pulp 3. "BREACH" - The Wallflowers 4. "AMNESIAC" - Radiohead 5. "ALL ABOUT CHEMISTRY" - Semisonic 6. "EXCITER" - Depeche Mode 7. "VESPERTINE" - Bjork 8. "FREE ALL ANGELES" - Ash 9. "NO ANGEL" - Dido 10. "SONGS IN A MINOR" - Alicia Keys 「自分でも驚いたのがパルプ。全く期待してなくて、実際聴いたのが今週、これで2位ですからねー。まあこれを含め、Wallflowers、Semisonicと、まったり系が強くなりました。」とのことです。 【winter's comment】 Pulp はなかなかシングルヒットを飛ばせない状態に陥りつつありますが、質の高いアルバムを作り続けているようです。聴いてみたいなあ。ロック系のバンドが並ぶ中、1位・7位・9位・10位にランクインした女性ヴォーカルたちがちょっと心を癒してくれますね。 ●小川ボ さん 1. "THIS WAY" - Jewel 2. "NO ANGEL" - Dido 3. "WHOA! NELLY" - Nelly Furtado 4. "AALIYAH" - Aaliyah 5. "SHIVER" - Jamie O'Neal 6. "SONGS IN A MINOR" - Alicia Keys 7. "ALL FOR YOU" - Janet 8. "RED DIRT GIRL" - Emmylou Harris 9. "WHO I AM" - Jessica Andrews 10. "O BROTHER WHERE ART THOU?" - Soundtrack 「全体的に小粒な印象は否めず、物足りない一年だったかもしれません。でもNelly Furtadoの大活躍は本当に嬉しかったです。グラミーとってくれたら嬉しいなあ。。」とのこと。 【winter's comment】 昨年の女性ヴォーカルお勧め盤を探すなら、小川ボさんの投票に沿って買ってみるのもいいでしょう。Dido を抜いて Jewel が1位、地味ながらいい作品という声をよく聞きます。Emmylou Harris は Linda Ronstadt、Dolly Parton と組んだ "TRIO" しか聴いたことがありませんが、あのアルバムは大好きです。 ●ryo さん 1. "SECRETS ON PARADE" - Tim Christensen 2. "HYBRID THEORY" - Linkin Park 3. "KNOW YOUR ENEMY" - Manic Street Preachers 4. "IF YOU'VE NEVER BEEN" - Embrace 5. "WEATHERED" - Creed 「ということで、元DIZZY MIZZ LIZZYのTIM CHRISTENSENのソロ・アルバムが最も印象に残りました。選んだ基準は、作品の質、といってしまうと100枚くらいになってしまうので、私、という一人の人間(の心理・環境)とどれだけシンクロしたか、という点のみです。えらく主観に拠った選び方です。振り返ると、とても気に入る音楽と、たくさん出会うこと出来た1年だったと思います。」とのこと。 【winter's comment】 Dizzy Mizz Lizzy は自分も96年頃夢中になったバンドです。いいメロディメイカーだったので、ソロになっても活動を続けているのは嬉しいことですね。ryo さんはめちゃくちゃたくさんCDを買うお方の1人なので、ここに残った作品は相当心にヒットしたアルバムばかりに違いありません。 ●cota さん 「楽曲単位でいいものは沢山ありましたが、アルバム単位でインパクトを与えてくれた作品はチト少なかったかなー、という気も。平均点は高めですけどね。というコトで、アルバムは6枚だけ(なんか中途半端)。SONGSで選んだアーティストの作品は外してあります。大半がメタル系。しかもライヴ盤多し。むう。」とのこと。 ALBUM 1. "ANORAKNOPHOBIA" - Marillion 2. "VROOOM VROOOM" - King Crimson 3. "OPERATION:LIVECRIME" - Queensryche 4. "LIVE SCENES FROM NEW YORK" - Dream Theater 5. "WAGES OF SIN" - Arch Enemy 6. "TERRIA" - Devin Townsend 【winter's comment】 cota さんらしいセレクションですね〜。マリリオンの近作は追いかけきれていないのですけれど、相変わらずの世界なのでしょうか。Dream Theater のライヴ盤は、やっぱり例の世界貿易センタービル炎上ジャケの方ですよね。2001年的には。"OPERATION:LIVECRIME" は私も大好きなライヴ盤っす。(ビデオは売ったがCDは所有。フツーは逆なのかもしれませんが) ●おしょう さん 「私の今のところのベスト10はこんな感じです。例のごとく少し偏った(^^;感じですが、それにしても10枚は厳しいです〜。どうもシングルを選ぼうとするとアルバムとだぶってくるのでアルバムだけです。」とのこと。 1. "EXCITER" - Depeche Mode 2. "VESPERTINE" - Bjork 3. "WAGES OF SIN" - Arch Enemy 4. "GOD HATES US ALL" - Slayer 5. "LATERALUS" - Tool 6. "THE IMPOSSIBLE THRILL" - Alpha 7. "SECRETS ON PARADE" - Tim Christensen 8. "ORIGIN OF SYMMETRY" - Muse 9. "SILENCE" - Sonata Arctica 10. "TERRIA" - Devin Townsend 次点 "ALL IS DREAM" - Mercury Rev "10000 HZ LEGEND" - Air "MY FAVORITE HEADACHE" - Geddy Lee "YOU GO NOW" - Chroma Key 【winter's comment】 微妙に ryo さんや cota さんと重なってますね。実は次点の方に興味があって、Geddy Lee のアルバムは私もけいさんに聴かせていただいて気に入りました。2002年はいよいよ Rush での新作&ツアーですね! 元 Dream Theater の Kevin Moore のバンド Chroma Key にも興味津々なのですが、まだ聴くチャンスがありません… ●けい さん 1. "LAUNDRY SERVICE" - Shakira 2. "THE INTERZONE MANTRAS" - The Tea Party 3. "LATERALUS" - Tool 4. "AALIYAH" - Aaliyah 5. "J.LO" - Jennifer Lopez 6. "MISS E: SO ADDICTIVE" - Missy "Misdemeanor" Elliot 7. "WHOA! NELLY" - Nelly Furtado 8. "WEATHERED" - Creed 9. "SHIVER" - Jamie O'Neal 10. "SONGS IN A-MINOR" - Alicia Keys 【winter's comment】 なんかすごくいいバランスのセレクション、流石です。Shakira や Jennifer Lopez はアルバムでは聴いていませんが、きっと気に入りそうです。Alicia Keys がギリギリ10位なのは何やら微妙なものを感じなくもないのですがいかがでしょう?(^^;) ●マーブル さん "AMERICAN HI-FI" - American Hi-Fi "GET READY" - New Order "HORROR SCOPE" - Eve 6 "WHEATUS" - Wheatus "IT GOES WITHOUT SAYING" - Dumdums 【winter's comment】 ふむふむ。やっぱりサワヤカロックはマーブルさんにお任せですね♪ American Hi-Fi はシングルがとても気に入ったので、アルバムも聴いてみたいなあと思ってます。Dumdums の解散は残念なことでしたね… ●みやもと さん 1. "ALL IS DREAM" - Mercury Rev 2. "THE WELL" - Jennifer Warnes 3. "SONGS IN A MINOR" - Alicia Keys 4. "IS THIS IT" - The Strokes 5. "ESSENCE" - Lucinda Williams 【winter's comment】 カッコいいロックと、女性ヴォーカルがいいバランスで並びましたね〜。Jennifer Warnes は基本的にとても歌の上手い人だと思います。でも昨年新作が出ていたとは知りませんでしたよ… 不覚。えと、あの、Tori Amos が入っていないのはやっぱりその。 ●1984 さん 1. "AALIYAH" - Aaliyah 2. "HOTSHOT" - Shaggy 3. "CHOCOLATE STARFISH AND THE HOT DOG FLAVORED WATER" - Limp Bizkit 4. "NO ANGEL" - Dido 5. "EVERYDAY" - Dave Matthews Band 「アルバム通して気に入って、何度も聞いたのってなんか少なく、あえてあげるなら上のアルバムでしょうか。」とのこと。 【winter's comment】 "AALIYAH" は本当に大した作品だと思っています。Limp Bizkit は今回まだ聴けていないのですが、むしろこれからの方が気になりますね。この2作の売り上げは記録的な数字だっただけに、あのジャンルの先行者として今後どう舵を切るか。Dave Matthews Band のアルバムを何度も聴かれたなんていいですねー。 ●シュンさん 1. "LIVE IN SAN FRANCISCO" - Joe Satriani 2. "LIVE IN NEW YORK" - Dream Theater 3. "THE WORLD NEEDS A HERO" - Megadeth 4. "PLAY" - Vitalij Kuplij 5. "REBIRTH" - Angra 「4だけが浮いているような気もしますが。VaiやZakk Wylde(BLS)といったライブ盤の当たり年だったなぁ、と。」とのこと。 【winter's comment】 Megadeth は力作だったみたいですね。確かに世界は英雄を必要としていたのかもしれませんが、それは必ずしも彼らじゃなかったみたいで、セールス的にはもうひと押しほしいところではありました。Joe Satriani のライヴは95年に見ましたが、あまりにもスムースなギターでビックリしました。 ●daboyさん 1. "IS THIS IT" - The Strokes 2. "LOVE AND THEFT" - Bob Dylan 3. "O' BROTHER WHERE ART THOU?" - Soundtrack 4. "AALIYAH" - Aaliyah 5. "GODDESSINTHEDOORWAY" - Mick Jagger(笑) 「アルバムは毎年この時期から聴きはじめて、3月くらいに決めるのでまだまだこれからです。ストロークスは久々に、ヘヴィでないカッコいいロックで、めちゃくちゃ気に入ってます。これは名盤♪ アメリカのルーツ音楽をバックにディランがしわがれた声で歌う、『Love And Theft』も良かったですね。アリーヤは始めの3曲くらいが最高でした。あの事故があったからというしみったれた理由からではなく、これからのR&Bシーンのマイルストーンとなる作品だと期待しています。ミックはもちろんシャレです。(いや、ウソですよ!このアルバムはなかなかいいです!) 他にもいのっぴーさんが選んでおられたアンジー・ストーンも、今年のR&Bを代表する名作だとの評価ですし、ソース誌でマイク5本もらったジェイZのアルバムもチェックしたいです。お年玉をもらったらいっぱいCDを買いたいと思います。」とのこと。 【winter's comment】 The Strokes、人気ですね♪ みやもとさんも4位に選んでますし。若手のホープと、大ベテランと、大企画ものサントラがうまくブレンドされたセレクション。ボブ・ディランも聴いてみたいです。グラミー賞アルバム部門を取る前に(笑)。 ●winter 1. "AALIYAH" - Aaliyah 2. "THE INTERZONE MANTRAS" - The Tea Party 3. "LATERALUS" - Tool 4. "ETERNAL" - The Isley Brothers f/Ronald Isley AKA Mr.Biggs 5. "WEATHERED" - Creed 6. "SHANGRI-LA DEE DA" - Stone Temple Pilots 【winter's comment】 アルバム単位で聴くことができたのはこれくらいしかありません。ほとんどはけいさんにお世話になりました。ありがとうございます。Aaliyah はまた一歩新たな次元に踏み込んだ大傑作。それだけに悲しい事故でした。The Tea Party も成長の跡が感じられる力作。Tool は気持ち悪い聴感なのですが、有無を言わさぬ凄みがあります。Isleys は少々曲のバラツキがなくもない。Creed はもはや安心のブランド。今回も大合唱系。STPは残念ながら一気に復活とはいきませんでしたが、いい作品だっただけに今後ともコツコツ活動を続けてほしいものです。 以上で 『年間投票2001』 の発表はおしまいです。 こうして見ると、皆さん本当にいろいろな好みをお持ちで、さまざまな角度から洋楽を楽しんでいらっしゃるんだなあと思います。2002年もどうかたくさんの素晴らしい音楽に出会えますように。そして年末の 『年間投票2002』 にひとりでも多くの皆さんが投票してくださいますように…。 (January, 2002) |