Diary -February 2001-


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2001年2月28日(水)

『地獄のフェアウェル』

今日の夕刊を見て初めて気がついた。
もうすぐ開始される KISS フェアウェル来日公演で「Eric Singer もメイクする」という事実に!(もちろん Peter Criss 顔) 実は、これはこれで絶対見といたほうがいいのではないか??? ドラマーなのにシンガーなのにメイクまで。どこまでもプライドを捨てる必殺太鼓仕事人に、思いっきり惚れなおす。

ところで。
最近のうちのヒット商品は「カプメンケトル」。

妙に薄っぺらいやかんで、400mlしか入らない。
それもそのはず、売りは「カップ麺作りに最適」。試してみるとあーら不思議、水量少なめでお湯は即沸騰、麺に注いだら上に置いてカップのふた押さえに変身カフカなり。ザムザなら外箱コピーのサムさにしびれるのもまた一興。『上にのってもいいヤンカ!!』。
こんなもの買うわけありませんが、セゾ○カードのポイントアップキャンペーンでひときわ目をひくダサダサ商品だったので迷わずゲット。時にはこういう「無駄」も必要なりポップ・ライフ。

確かに世の中無駄なことだらけ。でもクダラナイって斬って捨てるのはちょっと。どうせ時間をつぶすなら、楽しくつぶしたほうがいいでしょ? 楽しい音楽を聴き、美味しい食べ物を食べ、運動して健康作りし、たくさん本を読み、いろいろ映画を見て、大好きな人々と過ごしたり、独りで静かに考えごとしたり。


2001年2月27日(火)

『マカロン。』

市ヶ谷の「シェ・シーマ」なるケーキ屋の「マカロン」を食す。

そもそもマカロンとは何であるか。フランス風のお菓子です。
クリームを上下からサンドしていて、外側の歯ざわりはさくっとしていますが、中はしっとりした食感。このお店は結構有名らしく、ブランド代なのか、直径3cmくらいのちびマカロンが何と\125+税もしてしまう! いろいろな味があって、なかなか楽しめます。ちょっとパリジェンヌ気取りでマカロンにカフェオレでも如何?

何故にパリジェンヌ。
そういえば「パリジャン」というフランスパン(\130くらい)があってコンビニでも売ってますが、在日フランス人の皆様の失笑を買ってたりしないのか? ヒューストンで「江戸っ子」なんていうアンパン(1ドルくらい)が売られてたら、現地の日本人の皆様の心境はいかなるものか。……自分ならすぐに食べちゃいそうではある(^^;)

翻ってマカロン。マキロンは消毒液。グラタンはマカロニ。
ちなみに市ヶ谷には「シェ・リュイ」のアイスクリーム屋さんもあるそうな。この際、フレンチプログレが専門外であることは棚に上げちまおう。『夢魔』といえばアトール。トロールといえばムーミン。若しくは New Trolls。『コンチェルト・グロッソ』≠モンド・グロッソ。でも大沢といえば誉志幸じゃなきゃ僕は途方に暮れる。


2001年2月26日(月)

アサヒ「本生」を飲んだですよ。
発泡酒飲みとしては、避けて通れないっしょ?
好きで発泡酒飲みやってるわけじゃなくて、本当ならビール飲みでありたいのだけれど、やんごとなき事情によりエビスやモルツやスーパードライは買えないのであります。

で、赤い「本生」。
確かによくできてる。マイ定番だったブロイもその座を明け渡す日が来るかもしれない。深層水の効果もあるのかもしれない。騙されているだけかもしれない。それでもまた一本、発泡酒の缶が空になっていく。

Prince は "Pop Life" で『平凡な人生こそがもっともファンキーだ』という趣旨のことを歌ってましたね。確信はないけれど、きっとそうなんだろうな。

「アロエリーナ」のCMウザイなーと思ってたら見かけなくなった。それって単にNHKの海外ドラマくらいしか見ないから? そうであろうとなかろうと、ファンキーに生きようと生きまいと、本生飲もうとブロイ飲もうと、時間だけがどんどんどんどん過ぎていき、ふと気がつくとカウンターが100を超えてたりする。キリ番ゲットされた方は、せっかくだから掲示板に名乗り出てくださいな。


2001年2月25日(日)

時として、外国人の方が日本語感覚において優れていることがある。

例えば、ピーター・バラカンがこんなことを書いていた。彼は30年も前に大学の4年間に集中的に日本語を習ったわけだが、その基礎がしぶとく残っていて、最近耳に入ってくる日本語には生理的に嫌なものが多いという。

まず耐えられないのは「ラ抜き言葉」。「食べれる」「見れる」が若い人を超えて、その親の世代もほぼ全員そうなっているのには恐ろしいというほかないという。ほとんど絶望的だ。学校でも根本的な言葉遣いの間違いを直してはいない。最近の公立学校では秩序を保つだけで精一杯だというし、無理もない。

もう1つ神経にさわるのが「…的に」の使い方だという。本来副詞として広く使われるものだが、「あなたとして」「あなたの立場では」というべき時に「ピーターさん的にはどうですか」と聞かれると本当にムカツく!というのだ。これが一過性の流行り言葉にすぎないことを祈っているそうだ。
ついでに言うと、「…系」の乱用も気に食わないと。日本ではもともと物事を必要以上に分類したがる傾向が感じられ、たとえばこれはロックとか、あれはジャズとか、決めなければ聴き方がわからないような不思議な人が多く、わざわざ音楽の楽しみを狭めているような気がする。そしてさらに最近はすべてが「…系」で表現され、「ロック系」「ジャズ系」「カントリー系」などで、いっしょくたにしてほしくないものまで安易に1つの「箱」に片付けられてしまうことに苦言を呈しているわけだ。

…とまあ、ピーターさんはいろいろと小言を述べているのだが、いちいち共感する部分も多い。もちろん彼は、イギリス人のユーモアを忘れない。最終パラグラフはこう落としている。

「日本語について書いて欲しいと依頼されたので、普段は黙って我慢している現象のことをついつい書きたくなってしまった。日常的に指摘するのは自分の子供達の言葉遣いだけだが、すぐうるさい親父系になってしまう。それでもぼく的にはいいんだけどね…。」

流石。
あと個人的に付け加えさせてもらうならやっぱ語尾上げ? なんか意味もなくいちいち語尾上げてしゃべってんじゃねーよとか?思っちゃったり? 何とかしてくれ〜。

***

さて今朝も仙川トーマツボウルにて早朝練習。1ゲーム\300に甘えてがんがん投げまくる。コツがわかってくると自然にスコアは伸びるもので、69→87→105→116→135…と2倍近く成長してしまった。さすがにその次は腕が疲れて落ちましたけど。

今日の教訓は、とにかく1球1球をていねいに、集中して転がすこと。たいてい考えごとをしながらプレイしてしまうので、全然コースが一定しなかったのですが、球速は無視してコースだけを安定させることに集中したところ、不連続ながらストライクが3本取れたゲームもありました。でも、果たしてこの感覚を3月2日まで持続させることができるかどうか…

***

今日の発見。
セイン・カミュって、ラララむじんくん出身だったのね(^^;)
でも『異邦人』のカミュの親戚って本当?


2001年2月24日(土)

霧雨降りしきる週末。何事もスローペースなり。

何とか新宿まで這い出て、小田急でお買い物。各ブランド春物のカタログがたくさん出ているので、いただいて帰る。小田急ハルクから Baker Street のショップが撤退していたのがちょっとショック。

小腹が空いたときには、本館地下のコーヒースタンドでシナモンロールとコーヒーのセットを食すのがお気に入り。\300なり。

ルミネ6Fの無印良品に移動し、小物を購入。ヒノキやカモミールなど、各種ミニ入浴剤を仕入れる。今住んでいる部屋は浴室が比較的広いので、お風呂タイムは何よりのリラックスタイムになっている。擬似ヒノキ風呂でくつろぐ夜を夢想しつつ、京王線で家路につく。

仙川駅で降りてからスーパーをはしごして野菜類を購入、帰宅後大急ぎでキムチ鍋の用意にかかる。妹から電話が入り、予定通りこれから向かうとのこと。切り終わった野菜を鍋に放り込み、牡蠣と豚細切れ肉やお豆腐、ネギを入れて煮るうちに、なかなかいいお味に仕上がる。春菊を上から乗せて弱火でしばらく放置。
そうこうするうちに妹到着。差し入れは今週話題のアサヒ初の発泡酒&名前忘れた日本酒。久しぶりの再会に、近況を語り合いつつ鍋をつつく。現在(意図的に)失業中の妹、何やら充実しているらしい。来週からしばらく実家に帰るという彼女に、これまた相当ご無沙汰しているその他の家族へのお土産を手渡す。

なぜか盛り上がり、The Fixx "One Thing Leads To Another" や Abba "Dancing Queen" などをかけて暫し聞き入る。なんでも、某所で最近聴いた The Fixx が超カッコよかったらしい。自分もこの曲は人生変えられたくらい好きな曲なので、大いに気をよくする。

駅まで送り、食器を片付けて23:00。今週も「ビバリーヒルズ青春白書」「2人は最高!ダーマ&グレッグ」を観ながら、静かに土曜が日曜にバトンタッチしていく…


2001年2月23日(金)

お仕事のあと、第三本庁舎とも揶揄されるパークタワービルB1の西安餃子のお店で、課の非管理職6人(男3女3)で軽く飲み会。いないところでお姉さま方に何をしゃべられてるかわかったものではありませんね。ちなみに餃子は小ぶりながら、なかなか美味しかったです。

帰宅後、Ally McBeal を観る。
先週ついに幼馴染みの恋人ビリー・トーマスが亡くなり、新展開が期待されるところ、タイトルは "I Will Survive"。冒頭からホンモノ(だよね?)の Gloria Gaynor を引っ張り出して歌わせる歌わせる。これまでも Al Green や Tina Turner や Barry White を出演させてきましたが、今回も楽しめました。アリーのバーバリー柄丸出しのコートも、なぜかキュートですごく似合っていた。前髪切ったせいだろうか?
70年代ディスコの音って、どこか懐かしくて、どこか暖かくて、大好きです。今日は "Never Can Say Goodbye" なんかもかかって、いい感じでした。


2001年2月22日(木)

『ミラノボウル』

何かと懐かしいボウリング場ですが、平日夜にこんなところで遊ぶとは… しかも職場の皆さんと一緒に。
来週金曜日に行われる職場関係行事としてのボウリング大会に先駆け、練習と称して定時帰りでミラノボウルに直行。3ゲームも投げる羽目になってしまいました。

先日の極秘特訓の成果なく、結果はすべてアンダー100。
けっこう1投めで8本 or 9本倒れるのですが、スペアが全然とれなくて、スコアが伸びません。これじゃ週末も特訓だ… とか言いつつ実はちょっと楽しみだったりして。何事も練習して、少しずつスコアなんかが伸びていくのは面白いし、楽しいものです。

お遊び後、しゃぶしゃぶ@モーパラ。職場の女の子たちと歓談のひととき。映画『リトル・ダンサー』はよかったという女の子続出。自分はまだ観てませんが、イギリス炭坑街の斜陽モノに外れなしという格言には一定の信頼感があるので、ビデオになってからでもぜひ観たいと思ってます。

2001年2月21日(水)

松浦理恵子『親指Pの修行時代』読了。なんと言うか、ちょっとびっくりした。

主人公である女子大生の右足の親指がある日突然ペニスになる。そのため付き合っていた彼氏とは喧嘩別れし、かくまってくれた盲目の少年と恋仲になる。さらに性的な不都合を抱えた男女が集まった劇団に加わることになり、珍道中を続ける中で、人間が背負っている「性」に関する感情がありとあらゆる角度から検証されつくされる…といったような小説なんだけど、実際に読んでみるとかなり圧倒される。

例えば、男性にしか分からないだろうと思っていた感情のひだみたいなものを、この作者はいともあっさりと、しかも明確に描き出してみせる。愛とは、恋とは、セックスとはといった既成概念がバラバラになっていく様は、まさに知的快感という感じ。

綿密に積み上げた論証文を、とてもトリッキーなシナリオの上で登場人物らに語らせつつ展開してあります。全然違う世界を覗いてみたいひとにお薦め。

2001年2月20日(火)

ん? ペースが落ちてきている。6,949歩、しっかりゼロ歩、225kcal。季節の変わり目か、ちょっと具合も悪い。アレルギーがらみで、花粉症との関係もあるのかもしれない。

ちょっと仕事が停滞気味。上司も、異動を待って仕事をやり過ごそうとしているのが見え見えで、下としては非常に士気が下がるものがあります。お役所って、いつまで経っても変わることはできないのか??? 

誰も自分を助けてはくれないから、自分自身で守るしかない。それがこの世の厳しい掟なり。

2001年2月19日(月)

7,815歩。うちしっかり歩数1,461歩(14分)、247kcal。
どうも10,000歩に達するためには通勤コース+もうひと歩きしなくてはいけないみたい。

今日はちょっと真面目な独り言をば。
朝日新聞を中心に、論調はすっかり「森首相交代」ムード一色だけれど、じゃあ代わりに誰がいるんだろう。まさか石原○太郎なんて勘違いはまずいっしょ? かといって田中真紀子さんも政策面は全然弱そうだし。なんて考えると、加藤紘一さんの昨年の乱の失敗はつくづく惜しかったですね。台北市出張中にて、衛星放送で国会見ましたが、松浪議員の水かけは相当カッコよかったです。

全然真面目になりませんね?
本当はホームページのコンテンツ作りたいんですけど、これまた細切れ時間で作るのはなかなか難しい代物で。とにもかくにも、断片的にでも公開していかなければ…

井上ひさし「月なきみそらの天坊一座」読了。弟がずっと愛読していた一冊だが、こんなに面白いとは思わなんだ。人生が垣間見えるところがきっと魅力なんだろう。

2001年2月18日(日)

8,928歩。うちしっかり歩数2,753歩(27分)。282kcal消費。

さて本日は「生まれて初めて」を2つも体験。

まず1つめは、生でフィギュアスケートを観る! 朝日新聞の東京マリオンだったか、懸賞コーナーに何気なく出したハガキで当たった(本当は外れて、おまけでもらった)チケットで代々木第一体育館にて「グランプリファイナル 国際フィギュアスケート競技大会」を見てきました。

最終日で、会場に着いたらちょうどエキシビションが始まったところ。みんな素晴らしかったけど、中でもミシェル・クワンの優美な表現力には圧倒されます。女子シングルではイリーナ・スルツカヤが先に優勝してましたが、今日のスルツカヤはやや流し気味。ビールマンスピンは確かに決まってましたが、リンクを最大限に使って優雅に滑ったクワンに一票入れたい。あと、アメリカのサラ・ヒューズがなかなか印象的でした。

男子はやはり蛍光色コスチュームで楽しく踊るエフゲニー・プルシェンコでしょう。会場の盛り上がりも最高潮、まだまだ伸びそうな18歳です。

遠い席でしたが、十分に楽しめました。初体験、大成功。

お次は帰りがけの仙川駅そばの「ラーメン二郎」。
オーダー方法が難しいとか噂を聞いていたのでちょっとビビってましたが、そんなこともなく、豚入りラーメン(\600)を食しました。こってり、くせになる味。次回は金曜夜あたりに、ぜひニンニク入りで食べたいものです。

2001年2月17日(土)

本日も「俺がハマーだ!」を借りて見る。80年代丸出しで相変わらず大笑い。フリオ・イグレシアスの真似キャラが出てくるあたり、たまりません。

夕方、仙川沿いにウォーキング。どんどん歩いて、成城学園まで行ってしまった。そこから引き返す。途中には祖師谷公園があり、ドラムスの練習をしているお兄ちゃんとか、犬の散歩をさせているお姉ちゃんとかもいる。そして暗くて見えなかったが、きっと例の一家殺人事件の家がすぐそばにあったのだろう。

結果は8,144歩、うちしっかり歩数は8,092歩(70分)、249kcal。相当気合いを入れて歩いた感じで、ずいぶん汗もかきました。発汗を促すだけなら、ジョギングにした方がずっと早いのだけれど、やはり膝や腰への負担は相当大きそうなので、しばらくは景色を見ながら散歩がてらウォーキングすることにしてみよう。

2001年2月16日(金)

今日は旧K社の大学同期と新宿三丁目の焼肉屋で飲み会。
それぞれの持ち場で頑張っている。生き方はそれぞれだし、目標もそれぞれだ。だけど大事なのは、自分のやり方で頑張るってこと。

Ally McBeal ではビリー・トーマスが脳腫瘍で死んだ。8歳のときから愛してきたアリーのことを、本当に自分にとって大事な人だと語って、そのあとすぐに倒れて。愛は死よりずっと強い。人を愛すること以上に素晴らしいことはない。

10,529歩、うちしっかり歩数2,359歩(23分)、326kcal。焼肉とビールの分を少しは燃やしただろうか。

2001年2月15日(木)

予想に反して今日は7772歩しか歩けず。しっかり歩数はゼロ!
よってカロリーも248kcalに留まったのでした。

さて本日夕刊のニュースのひとつは柳美里のデビュー小説「石に泳ぐ魚」の出版差し止めを言い渡す東京高裁判決である。
モデルとして登場させた女性の身体の障害などの個人情報を公表するもので、プライバシーを侵害しているというのがその理由だ。

難しい。確かに柳側が言うように、件の描写は小説にとって必要不可欠なものであったろう。一方で、それをパブリックに出版するということは、ある法益を侵害してしまうことも確かだ。表現の自由と、ある女性の平穏な日常生活を秤にかけた場合、後者を優先したということになる。基本的には賛成する。社会に生きる一員として、ぎりぎりのところで後者を優先すべきだと考える。

ベストセラー「命」にもほとんど共感はしなかった。とはいえ、こういうある種破滅的な生き方しかできない人々がいることは十分理解できるし、少しでも心安らかに生きることができるよう、いい出会いがあるように希望もしてしまう。人は自分だけでは抱えきれないものを背負ってしまうこともあると思うから…

***

NHKアーカイブスで美濃部都知事時代のゴミ戦争ものを見る。新宿副都心にゴミ処理高層ビルを作る計画が発表された時の、新宿区・東京都・江東区それぞれの声を生々しく記録したものだ。
美濃部都知事の分かりやすい語りや、各区民の熱い思い、そして何より某K社の本社ビルがまだ建築途中だった映像が印象的なり73年放送。

2001年2月14日(水)

バレンタインデイに雪が降る。いとをかし。

歩数計を早速試してみる。1日で9,049歩なり!
そのうち有酸素運動にあたる「しっかり歩数」は1,116歩で、時間はたったの10分。消費カロリーは292kcalと出ました。
やはり数字になると励みになる。明日は10,000歩を目標に、行き帰りうろちょろしてこよう。

2001年2月13日(火)

以前、新聞で新製品の記事を見かけて気になっていた、オムロン社のヘルスカウンタを購入してしまった。いわゆる万歩計である。¥2,980なり。

といっても、ベルトにつけるアレではない。あれなら\1,000でも買える。なんとこれはポケットに入れっぱなしで歩数をカウントしてくれるのである。理屈はよく分からないんだけど、加速度センサーがついているとかで、水平移動を感知して歩数を計算するらしい。

歩くのは大好きなんだけれど、漠然と歩くのも何だし、歩数計・兼・時計・兼・消費カロリー計算機として使えるので、しばらくこれで遊んでみようと思ふ。

2001年2月12日(月)

今日はネタらしいネタなし。起きたのも遅かったし、かなり寒かったこともあって、部屋でのんびり過ごす。映画は「ポセイドン・アドベンチャー」や「ブーメラン」を観る。前者は若き日のジーン・ハックマン演ずるスコット神父や、意表を突いたレスリー・ニールセン演ずる船長などにビックリする。「ブーメラン」はブラックラブコメだけど、今見るとやや間延びした感じ。エディ・マーフィも時代には勝てず。

というわけで、土曜日ネタなんだけど、お天気もよかったのでちょっとだけ電車に乗り、下高井戸を探検。下高井戸シネマをのぞいてみたり、とんかつ屋さんでお昼を食べてみたり、古本屋に入ってみたりする。そして東急世田谷線初体験。東京に残る数少ない路面電車だとは聞いていたし、京王線沿いに4年ほど住んだこともあったのに、初めて乗るのである。初乗り、というか全線130円。

しかし、どうもホームや踏切で写真を撮っているおじさんが多い。単なるスナップみたいな人もいるが、どちらかというと三脚を構えた本格的な撮影が目に付く。鉄道マニアにはそんなに人気があるのかなあ…と思いながら三軒茶屋にたどり着き、街をぶらぶらする。TSUTAYAはさすがに巨大で、さまざまなビデオソフトが並んでいる。ちょっと羨ましい。

19時すぎ、暗くなった三軒茶屋からの帰りにホームでアナウンスを聞いてやっと理由がわかった。なんと旧型車両の運行最終日で、翌日からは全て新型車両に切り替わってしまうのだという。それでうじゃうじゃと湧いて出た鉄道マニアたちが名残惜しんで写真を撮っているわけだ。彼らにとっては一大イベントだったのだね。

2001年2月11日(日)

「A DAY IN THE LIFE」

盛り沢山な1日だった。本当は昨日のネタで、東急世田谷線初体験・しかも旧型車両最終日に伴う鉄道マニア乱れ撮り事件というのもあるんだけど、今日はとても書ききれない。

今朝は早起きして、仙川トーマツボウルへと出向く。早朝ボウリングである。3月2日に職場でボウリング大会なるものが催され、人手不足で駆り出されることが決定してしまったので、急遽練習しなくてはならないのだ。
日曜早朝は特別料金で、300円/ゲームである。普段ボウリングしないので、高いのか安いのかよく分からないけれど、平日は1ゲーム580円というのはちょっと高すぎるのではないか。

…そして9時に到着してみると、なんとレーンはほとんど埋まっていたのである! 恐るべし早朝ボウリング軍団。これだけが楽しみで…と言わんばかりのセミプロ軍団たちが、日曜朝7時からのこの早朝ボウリングに集結していたのだ。

何とか空きレーンを見つけてプレイ開始。相変わらず不安定なフォームながらも、時にはストライク3連発も出て、4ゲーム中125点というスコアが最高だった。まだまだムラあり。また練習しなくちゃ。

ボウリング終了後、スーパーの朝市で野菜を買ったり、ディスカウントストアでミネラルウォーターを買いこんだりして一旦帰宅。
お昼ご飯として、マカロニグラタンとコロッケ類を食べ、洗濯をして干して一休み。のつもりが1時間半のお昼寝に。

目覚めて慌てて飛び出し、図書館に返却期限の本を返して残りを延長手続きし、さらに数冊借りてくる。「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」などなど。

そして本日のメインイベント、牛角の焼肉フェアである。仙川にオープンして約1ヶ月の「牛角」だが、昨日下高井戸店を通りかかったら、カルビ・タン・ハラミ・ビールが激安フェアの1週間であることを発見。早速今日は仙川店でたらふく焼肉を食べようという魂胆である。

がしかし! 17時の開店のたっぷり20分前には着いたのに、早くもお店の入り口にはすごい列が。さすが、人々は安いもの、うまいものには目がない。そうこうする間にも自分らの後ろに次々に並ぶ人で、最終的には50人以上の列になったのではないか? 商店街を歩く人たちも、その列を見て口々に「うわーこれ何の列?」とかしゃべりながら指差していく。ちょっと恥ずかしい。
さてお味の方はなかなか美味しく、合計8人前+ご飯大盛り+生ビール3杯を2人でぺろりと平らげる。野菜やスープは割り引き対象外につき、今回は除外(^^;)。

食事後はレンタルビデオ店にて「俺がハマーだ!」を借り、初めて見る。米刑事ものコメディTVドラマだが、面白すぎる!!! 「裸の銃を持つ男」系のギャグ満載で、何かとマグナムをぶっ放す刑事スレッジ・ハマー。ぜひまた見てみよう。

盛り沢山の1日だった。ああ、充実。

2001年2月10日(土)

「初めての取り調べ」

「成城警察署の者ですが」

えっ? マジで? 意味もなくビクついている自分。

「あの一家殺人事件の操作を行っておりまして、一軒一軒お話を伺っております」
「はあ…」

というわけで、三連休の初日、お昼時に部屋から連れ出され、マンションの入り口で警察手帳を見せられつつ、刑事さんお2人組から初めての取り調べを受ける。ノートを取っている方は「太陽にほえろ」の山さん風、そして質問担当は松方弘樹似の髪型・メガネでヤバい感じ。

事件の家の方に行ったことがあるか、12月30日・31日は何をしていたか、勤務先はどこか、いつからここに住んでいるのか、名前と電話番号など、ソフトに聞き出していく。そして一言、

「いやあ、犯人に関する情報を聞き出すと同時に、住人の皆さんが犯人ではないことも一軒一軒確認して回ってるんですよ」

何という大胆な発言。それって俺が犯人だと疑ってるってことでしょ? 仕事を尋ねられたので公務員であることを告げると、やや態度が軟化したものの、隙を見せるとすぐに

「最近は外国人登録の時に指紋を取ったりするんですかねえ…」

と指紋を取る雰囲気まで流れる。うーむ。
周囲の家から「あいつが怪しい」とかタレコミでもあったのだろうか。ま、血液取ってもらえれば、自分はAB型なのですぐに疑いは晴れるんですけどね…

2001年2月9日(金)

「無言電話6,700回」

福岡高裁と福岡地検の事件は何かと理解に苦しむが、そもそも問題の古川園子容疑者というのが謎すぎる。「電話交際」をしていて痴話喧嘩?に基づく脅迫のようなことをしていたようなんだけど、今日の新聞を見て驚いた。同容疑者が脅迫していたとされる女性の夫が勤務する会社に、何と1日に電話700回(総計6,700回)をかけて威力業務妨害を加えていたのだというのだ。

無言電話で嫌がらせしたことがないのでよく分からないんだけど、楽しいんだろうか? 6,700回といえば、全て3分以内だったと仮定しても6万7千円だ。自分ならちょっと出せない。というか、6,700回もかけるパワーがどこにもない(^^;)

ある意味で、恋の持つパワーってすごい。改めてそう思った…

2001年2月8日(木)

「占い」

一般に女性は占いが好きだとされていて、女性自身もその風潮に乗っかっているようなところもある。これも社会が与えた性役割のひとつだ!とかなんとか言って目くじら立ててる人もいるみたいだけれど、どっちもヒマな人たちだね〜って感じ。

で、自分はと言えば、占いモノは全く気にしないかなぁ。何だか最近は各種レビューまで読まなくなってきちゃった。ま、何事も予断なく、自分自身で判断していくしかないやね。

2001年2月7日(水)

「ビタCシャワー」

謎めいた商品を買いに、雪混じりの帰り道を東急ハンズに向かう。水道水の塩素を除去してくれるシャワーヘッドの、交換カートリッジ@約1,500円だ。

市ヶ谷に住んでいた頃は水のことなんか全然気にしたことなかったのに、仙川に来てみたら、@不味すぎて飲用不可、A肌も荒れ荒れ、と大変なことになっていて、試しに買ってみたのがTOTO社の「ビタCシャワー」。3ヶ月有効となっていたカートリッジが切れてから1ヶ月。どうもシャワーが塩素っぽいので買いに行ったわけです。

能書きによれば、カートリッジ内のビタミンCの粉末が瞬時に塩素を除去して、髪や肌に優しい水に変身!らしいのだが、どうも理屈に納得できない(^^;)。まあこの手の商品は信じたもの勝ちみたいなところもあるしね。今夜からまた脱塩素モードでいきませう。

そんなことより、ストレスフリーな生活を送る方がずっと身体にはいいってことは… よくわかってます。

2001年2月6日(火)

取り返しがつかないこと、というのがある。
というよりむしろ、大半のことは取り返しがつかない。こぼれた水はお盆に返らないのだ。過ぎた時は戻せないし、言ってしまった言葉は取り消せない。

だからと言って、生きるのを止めるわけにもいかない。
ひたすら前向きに歩いていくだけだ。

今日、その瞬間から悔い改めればよい。
というよりむしろ、そうするほかにどうすることも出来ないのだ。

2001年2月5日(月)

今日は諸般の事情によりお仕事を休む。
休養と称して、まずはビデオで映画を消化。

1.「花嫁のパパ」
 スティーブ・マーティンのコメディはいつも楽しく、ほろ苦い家族もの。今回は娘の結婚式をめぐるドタバタ。ちょっと too much な演出もあるのだけれど、ビデオなら許せるかな。

2.「Shall We ダンス?」
 今ごろ見てしまった。しかも長かった。役所広司は非常に高感度の高い役者だと思いますが、この映画ではむしろ竹中直人の怪演のほうが目についてしまった…  アメリカなんかでも結構お客さん入ったらしいですね、これ。

続いて読書。
柳美里の「命」。借り物というせいもあるが、なんか他の理由であっという間に読み終わる。んー、そうですか…という感じか。自分も負けず劣らず複雑な状況に陥ってる自信があるし(^^;)。

お昼は仙川商店街に繰り出し、前から気になっていたタイ料理屋でランチバイキングを食す@\1,000。グリーンカレーなど、かなり美味しい。チェンマイ出身だというお店のお姉さんが、片言の日本語で人懐こく話しかけてくる。バンコクのほうは味付けが甘めで、チェンマイやラオス国境など北部ではもっと辛いのだそうだ。遠く日本で寒い冬を過ごす彼女らに幸せが訪れますように。

2001年2月4日(日)

鈴木光司「リング」読了。ジェットコースターに乗せられたままあっという間に読み終えた。エンターテインメントとして、上出来。呪いものという古典的なテーマを、ビデオテープという近代的小道具で再現しただけではあるが、ミステリー要素をうまく組み込んで、最後まで引っ張る技量が冴えている。続編「らせん」も手元にあるので、さっさと読んでしまおう。

映画はデ・ニーロ主演の「アナライズ・ミー」を見る。
大物マフィアが精神的に不安定になり、セラピーを受ける設定で、ややコメディタッチに現代アメリカを皮肉っていく。途中、ゴッドファーザーのパロディも出てくるが、全般にイタリア系アメリカ人をおちょくるようなシーンが多くて笑わせる。

近くのスーパーの朝市でお得な買い物を済ませる。お釣りを2回ももらい忘れ、愉快なサザエさん状態。

今週は果たして長いのか短いのか。

2001年2月3日(土)

昨日の飲み会の続き。
五○嵐さんが言うには、某D社の営業は大したものだそうだ。営業スキルもさることながら、例えば教育もしっかりしていて、光通信あたりからスカウトしてきた中途採用組に対しても、あっという間に営業マインドを植え付けてしまうのだという。
営業活動についても、ただやみくもに足を運ぶのではなく、むしろマーケティングを徹底的にやるところが特徴的だそうだ。ターゲット顧客に対する徹底した研究、それに基づく完璧な提案書作りに時間を割くのだという。上から下まで隙のない提案書を、夜中まで熱心に作ることで、顧客の圧倒的な信頼を勝ち取るのだ。

ちょっと参考になる。

今日は午後から東京ドーム近くで、招待券でボリショイサーカスを見に出かける。でも席はいっぱいで、また出直すことにした。

続いて池袋パルコ内のガネーシャ池袋というお店で、エスニックな夕食をいただく。これまたお食事券を一部利用してのものだけど、たまには一風変わった食べ物もいいね。

2001年2月2日(金)

今日は某K社の企業通信部連中で飲み会@鳥どり@新宿アイランドタワーアトリウム2階。

10人中、K社残存組はわずか3人で、残りはみな転職者になってしまっていました。K賀山氏は何と早川書房からマリオ・プーヅォの翻訳書を出してしまったらしい。6,000部ほど売れたという。ドイ○テレコムでも部長になってしまい、家族がいることもあって翻訳一本には絞れないみたいですが…

みな変わったようでなかなか変わらない。
懐かしくもあり、大事にしたいつながりだと思った。

また集まりたいものです。

2001年2月1日(木)

今日から如月。

ネットをちょっと検索すると、千葉敦子さんの本が好きだと言う人がぞろぞろ出てくる。もちろん自分もその一人だ。
「ニューヨークの24時間」を買ったのは池袋の古本セール、全くの偶然だった。今振り返ると苦い思い出と重なる時期なのだが、逆にそんな時期に手に取ったこと自体が、むしろ必然を感じさせる。

徹底的に自分の考え、自分の生き方を貫いて、ガンと闘いながら短く散った人生には、強烈な印象を受けずにはいられない。

これからも、ずっとずっと自分の愛読書として付き合っていけそうな、そんな大事な本なのだ。

今日の夕刊に載っていた簡単なミネラル料理。それは大豆とヒジキの混ぜご飯。大豆は適量をご飯に混ぜて一晩放置。朝、ヒジキを適量入れてそのまま炊飯器で炊きあげるというお手軽さ。ぜひトライしてみよう。

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