ママ AMERICA 長いこと夢見たよ こんな日のことを
この街の上を アメリカのジェットが
FENの音に乗せ 飛んでいたんだ あの夏は
埃にまみれた 少年期毎晩聞いていたよ 親父の車で
カーラジオのアンテナ 星空に立てて
ヒットパレード大好きな ティファナブラスのトランペット
星が流れる あの空に
夢の行く先見失い 触れてみたい唇に
それでもいつか通じると 思い続けて 横恋慕
自由になれ 風になれ 音になれ 恋してきた
ママ アメリカいつも元気さ ピカピカ光る胸を振っていた
ウエストコーストの風は ウエストコーストに吹くと
教えてくれた ママ アメリカ
夢の行く先見失い 触れてみたい唇に
それでもいつか通じると 思い続けて 横恋慕
自由になれ 風になれ 音になれ 恋してきた
sasakiの日記 より 2004/04/30記 1964年 10月中に最も売れ行きのよかったポピュラー・レコード
ミュージックライフ誌調査というのがある。
僕は14歳。リバープールサウンドが席巻しアメリカンポップスに元気がなくなってくる頃。音楽を聴くことに一番夢中になった時代だね。ママ AMERICAの背景はもう少し前だけど。この日記を書こうとして色々資料を探していたらこの1964年に行き当たった。
フォー・シーズンンズの「悲しきラグドール」を始めて買った。プレーヤーがなくて友達のところで2回だけ聞いて後は大事にとっておくということになってしまい悲しい思いをしたことを思い出す。
僕の家はあまり裕福じゃなかったけど車だけは必要にかられてあった。親父が仕事から帰って夜になると、車のキーをもらい、姉とカーラジオを鳴らしてひたすらポップスを聴きあさった、と言うことを書いたのがこの唄だ。
アメリカンポップスと言うのはラジオから流れて聞こえてくると言うのを第一にしている。音楽自体はとってもチープなんだけど、これが夜の星空の向こうから流れてくると、もうたまらないくらいロマンチックに、乗りのりの音楽に変わる。柔らかい脳みそにはどんな曲でも頭にバリバリ入ってくる。当時の日本のチャートを見ても大体分かるくらい、しみこんで言ったのだろう。今は、もう駄目だ。自分で作った歌まで仕舞う体たらくだ。
1 ジリオラ・チンクエッティ 夢見る想い 2 カルロ・ルスティケリー ブーべの恋人 3 ボビー・ソロ 頬にかかる涙 4 ビートルズ ビートルズがやってくる 5 ビートルズ 恋する二人 6 マット・モンロー ロシアより愛をこめて 7 レーモン・セネシャル楽団 スエーデンの白 8 ディーン・マーティン 誰かが誰かを恋してる 9 ミリー・スモール マイ・ボーイ・ロリポップ 10 ポールとポーラ 二人の星をさがそうよ 11 エルビス・プレスリー いとこにキッス 12 アウトロノーツ 太陽の彼方に 13 アニマルズ 朝日のあたる家 14 ミルバ ウナ・セラ・ディ東京 15 ローリングストーンズ テルミー 16 炉ニーとデイトナ GTOでぶっとばせ 17 デーブクラーク・ファイブ ビコーズ 18 ドナ・リーン 夢見るビートルズ 19 ジェリー・シスターズ セイラー・ボーイ 20 ビートルズ プリーズMrポストマン 21 ヴェンチャーズ 急がば回れ 22 ブラザーズ・フォア 七つの水仙
23 ジョージ・マーティン リンゴのテーマ 24 ボビー・ライデル 愛なき世界ふうう、疲れた。でも、こうやって見るといまさらながらものすごいチャートです。プレスリー、ビートルズ、ストーンズ、ディーン・マーチン、ジリオラ・チンクエッティー、etc,etc。写していて楽しかった。
Discography
Bar Fly 君は風 元気です ひとりダンス 空に星があるように にぎやかに未来へ ママ AMERICA 破竹の恋 3,000年