ひとりダンス

あれこれ なやんで 命燃やし続ける
かなわぬ 恋なら ふりしぼる 元気

感じて 心は ドレス 鮮やかにする
誰かが 唄って くれる人になりたい
 

ひとりダンスを 踊る夜は
出来る事なら おぼえていようと
ひとりダンス 心よ あの人が消えない
手を握り からだ 寄せ合い 踊るは雨


くちびる ルージュは 言葉のない唄を
唄って みだれる 色づいて 勇気
 

ひとりダンスを 踊る夜は
出来る事なら おぼえていようと
ひとりダンス 心よ あの人が消えない
手を握り からだ 寄せ合い 踊るは雨

 




 
 
 sasakiの日記 より               2004/04/06記
 ポール・サイモンの歌の中にエミリー・ディキンソンが出てくる。普段詩集は買わないんだけどどうしても読みたくて本屋あっちこっち探してようやく見つけた。淡々と品のある詩集でもう今の時代には金輪際流行んないといった感じのものだった。私小説のような詩で僕にはもう全然お呼びじゃなかったんだけど、その中に失恋の詩があった。
 どうして失恋というのは時代がどんなに中性だろうと、古代だろうと、まして近代だろうと、突然ポップ的色彩を帯びてしまうんだろう?と思ったのがこの歌を書く動機だった。
 どんなに個人的な状況でもその底の所がよくわかるというまるで演歌。

 この詩は自分の詩の中でも好きなものの先頭集団にいる。
 こういったイラストレーションのような詩が書けるととてもうれしい気持ちになる。「CRY FOR THE MOON」や「THIS SONG」と相通じるものがある。コラージュ的に書くと言うのはなんか遊んでるみたいで書いている時、それから出来上がった時がとてもハッピーになる。

 昨日写真が出来上がってきた。花の写真も結構いい。思いのほか薔薇族方面にはいっていなかった。それに派手な感じがいい。今までのアプローチとは少し違っていて面白いかもしれない。年取ると派手にするのがいいということは案外あたっていると思う。
 でも、横顔のアップおじいさん風というのが採用される見通し。何で俺に相談しないんだよ?えっ?
 でもいい写真だった。あとはタイトルロゴを変えてもらえば何も言うことはない旨を三浦氏に伝える。

 
 
Bar Fly 君は風 元気です ひとりダンス 空に星があるように にぎやかに未来へ ママ AMERICA 破竹の恋 3,000年
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