関所 2
(Visionの設定)
今回はVisionの設定について、音が出ない場合の確認点を取り上げたいと思います。
1.「Instrument」(メニューバー/Windows)
ここで、OSMで設定した機材から、Visionでコントロールするものを登録します。ウインドウ内のポップアップメニューから「Make From
Studio Setup」を選択することで、OMSスタジオセットアップで設定した機材等を自動的にVisionから使用できるようになります。
最初のうちは特別カスタマイズする必要もないと思いますのでメニュー選択後に表示されるウインドウで「Always Make From....」をチェックしておくと良いでしょう。
2.「Enable Input Device」(メニューバー/Setups)
Visionにデータを入力する機材を設定します。
OMSで設定した機材が表示されますので、お使いになる鍵盤などの付いた機材にチェックを入れて下さい。MIDI KeyboardをDTM音源(SC88等)に繋いで使用される場合は、音源の方にチェックを入れても構いません。
3.「Keboard Thru」(メニューバー/Setups)
この項目の前にチェックが入っているかどうか確認して下さい。
チェックを入れることで、Visionに入力されたデータを直接それぞれの音源に送り演奏することができます。
確認方法:
取りあえず音が出なくても録音してみて下さい。もし、ここでVisionにデータが記録される様でしたら、「Keboard Thru」の項目を。されない場合は他の2つに原因があると思われます。(コントロールウインドウの録音方式設定の隣にあるボタンも、入力データに応じて点滅しますので、そちらでも確認できます。レコーディング時)
また、演奏時に音は鳴るが記録されない場合は、「Setups/Record Filter」を確認してみるとよいでしょう。