PEACE
 平和を願う心の歌コンサート、CD『平和を願う心の歌・1』

「平和を願う心の歌コンサート」とは
 
「平和を願う心の歌コンサート」は、 フォーク・POPS・民族音楽などのミュージシャンが出演、平和や優しさをテーマにした曲を演奏するチャリティイベントで、2001年から毎年開催しています。会場は、京都・新京極の総本山誓願寺 (2020・21年のみうずらギャラリー)。コンサートは入場無料ですが、募金を呼びかけ、その全額を「ペシャワール会」のアフガニスタン地域医療活動・用水路建設に贈っています。このイベントでは、出演者およびスタッフは、無料奉仕(ノーギャラ)でお願いしています。 会場使用料 (誓願寺)、チラシイラストデザインなども無料でご協力いただいています。これは、お客様の寄付金からイベント経費を差し引かず、全額(一銭残らず)寄付するためです。寄付総額は20年間で100万円を超えました。なお、このイベントはペシャワール会の主催事業ではなく、うずら音楽舎が自主的に協力しているものです。

音楽で平和な心のタネをまこう!

「平和を願う心の歌コンサート」のコンセプト

 この催しは、2001年から毎年、開催しているチャリティー・イベントです。
 2001年9月にテロ事件が起こり、多くの罪のない人々の命が奪われました。10月になると報復攻撃が始まり、多数の犠牲者が出ました。いっぽう、国内 では凶悪な犯罪が後をたちません。人々の心の中にあったはずの『人間らしい心』は失われてしまったのでしょうか。家族を愛し、恋人を想い、友人を思いや り、人にはやさしい心で接する…。私たちは今こそ『心』を取り戻さなければなりません。人間らしい心の大切さを改めて見つめ、私たちひとり一人からこのこ とを始めていこうと思います。
『うた』は戦争や犯罪に対して無力なのか?
 私たちはそうは思いません。『うた』が政治や社会に直接的な影響を与えることができないとしても、『人を愛する』というメッセージは静かに、人の心に響 くはずだと信じています。このコンサートでは、私たちのありふれた生活の中から生まれた『心の歌』を演奏します。曲を作った人の気持ちをゆっくりと、共に 味わい、やさしい気持ちが広がる、そんなコンサートにしたいと思います。
 さて、アフガニスタンでは、いまだに多くの人々が困難な生活を強いられています。会場では、カンパを募り、アフガニスタン等で医療活動を続ける「ぺシャワール会」に全額を寄付させていただいています。
 ♪ War is not the answer, for only love can conquer hate. - Marvin Gaye

うずら音楽舎/富田民人

平和を願う心の歌コンサート 2023(終了しました。詳細下記。)
12/3 (日) 6時
総本山誓願寺本堂(京都・新京極六角ろっくん広場前)
シラハタショウコ (ピアノ弾き語り)、田中峰彦 (シタール)、藤井拓 (7弦ギター)
入場無料

…新京極・誓願寺の大きな阿弥陀さんの前で、フォーク・POPS・民族音楽などを演奏し「ペシャワール会」アフガニスタン医療・用水路事業への寄付を募るチャリティコンサート。今年で23回目です。ぜひご来場ください!
受付係ボランティアも募集中、お問合せは下記まで!(主催:うずら音楽舍 070-5500-1011 
uzuramusic@gmail.com

シラハタショウコ (SHIRAHATA Shoko):ピアノ弾き語り、シンガーソングライター。ライヴハウスにとどまらずギャラリーや古民家など様々な場所で、その場所や空間を大事にした演奏活動を続けている。風景や情景を曲に描いており、独特のピアノの旋律とそこに織り込まれる歌声は、聴くひとを鮮やかな景色に誘い込む。
田中峰彦 (TANAKA Minehiko):1988年渡印、カルカッタにてシタールを巨匠故ニキル・べナルジーの直弟子で演奏家のアミット・ロイに師事。各地で演奏活動を行い、豊かな詩情とワイルドさを あわせもった演奏には定評がある。また、民族音楽の旋法や歌いまわしを駆使したオリジナル曲を独自の奏法により発表。様々な演奏家や舞踊家との共演、 TV・ラジオ出演、海外での公演など、精力的な活動を展開している。CD『ミネラル・ファンタジー』『上下楽園』。
藤井 拓 (FUJII Taku):10歳からギター弾き語りを始める。 音楽専門学校でジャズと音楽理論を学んだ後、ブラジル音楽に感銘を受けブラジリアンギターを習得。ギター演奏のほか作曲・編曲家としても活動、ボサノ ヴァ、ブラジリアン、ジャズ、タンゴなど、南米音楽のライブやレコーディングを中心に活動中。ミュージックスクール「MeninaPelina」を設立 し、ギターレッスンやワークショップで音楽の楽しさを伝えている。



「平和を願う心の歌コンサート」の記録
※画像をクリックすると拡大します。

第23回「平和を願う心の歌コンサート」は、2023年12月3日(日)午後6時から総本山誓願寺本堂で行ないました。シラハタショウコ (ピアノ弾き語り)、田中峰彦 (シタール)、藤井拓 (7弦ギター)が出演し、最後には出演者全員で「What's Goin' On」を演奏しました。また、ペシャワール会藤田PMS支援室室長、 荒野さんに現地のお話を伺いました。約45人が来場され、お客様からは「とてもすばらしいコンサートをありがとうございました」「(シラハタショウコの) "Globe"はペシャワール会のテーマ曲にぴったりでは?」などのコメントを頂きました。皆様からのご寄付は80,192円で、全額をペシャワール会に贈りました。これで2001年からの寄付総額は1,199,372となりました。

第22回「平和を願う心の歌コンサート」は、2022年12月4日(日)午後6時から総本山誓願寺本堂で行ないました。スンダリミカ&ジュン (ネパール大衆音楽)、ゆあさまさや (ソロギター) が出演しました (田中峰彦藤井拓は 体調不良で出演辞退)。コンサートの最後は出演者全員と富田民人で「クリスマスソング」(作詞作曲:Guilbert O'Sulivan、日本語詞:富田民人) を演奏しました。約30人が来場され、お客様からは「来て良かった!最後の曲はウクライナに届けたいです」「とても素晴らしかったです。来年も来たいと思 います」「身も心も楽しめました」などのコメントを頂きました。皆様からのご寄付は55,625円で、全額をペシャワール会に贈りました。これで2001年からの寄付総額は1,119,187となりました。

第21回「平和を願う心の歌コンサート」は、2021年10月31日(土)午後7時からうずらギャラリーで行ないました(コロナのため会場変更)。吉崎ひろし (バンジョー)Marty K. (スラックキーギター) が出演、終盤は4曲も共演し「きっと大丈夫」で締めました。コロナ対策で入場者を制限しましたが、8人が来場されました。お客様からは「めちゃめちゃ楽しかったです。幸せな思いいっぱいです」「元気になれました」 「バンジョーは初めてで感動しました。やさしげなハワイ語の歌と、おだやかな演奏は心にしみました」とのコメントを頂きました。今回は、うずら音楽舎Facebookでライブ中継をお届けしました(現在、うずら音楽舎Facebookで録画を視聴可能)。皆様からのご寄付は38,056円で、全額をペシャワール会に贈りました。これで2001年からの寄付総額は1,063,562となりました。

第11回ー第20回(2011ー2020年)は、Peace2011-20のページをご覧ください。
第1回ー第10回(2001ー2010年)は、Peace2001-10のページをご覧ください。
※ 画像をクリックすると拡大します(一部のぞく)
※「平和を願う心の歌コンサート」は、ペシャワール会の事業ではなく、うずら音楽舎が自主的に協力しているものですが、皆様からの募金は経費を差し引くことなく全額を寄付しています。
新聞画像は、京都新聞社の使用承諾済。
※チラシデザイン:中川学


 
CD「平和を願う心の歌・1」について

CD「平和を願う心の歌・1」は、2001年の『平和を願う心の歌コンサート』を 収録したライブ盤で、「アフガン誓願」など13曲が収録されています。このCDは寄付金付きCDで、お買い上げ1枚につき500円をアフガニスタンな どで医療活動を続ける「ペシャワール会」に寄付しています。2003年3月には、200枚分の寄付金として、100,000円を寄付しました。お買い上げ くださった皆様、本当にありがとうございます!詳細は、CDのページをご覧ください。

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京都新聞 平成14年(2002年)12月3日夕刊 ※使用許諾申請済

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