「歌心」
これは大事です。とてつもなく大事です。もうホントに大事。もう今まで書いた事よりも、何倍も心得ておかないといけない位。
けど、歌心ってなんでしょうか?書いて字の通り「歌う心」言ってしまえばそれまでなんですが(笑)楽器を弾いている以上、正確に言えば歌を歌っている訳では無いと思うんです(声に出している訳では無いので)
ワタシなりの結論から先に言ってしまえば・・・
「ココロが無いならココロを込めて歌え」
と言う事です(当たり前ですね・・・)
プロの方はともかくとして、アマチュアの若いミュージシャン(全パート)って、歌ってない演奏の人が多すぎると思います(合わせるだけって感じで)リズム感が足りなかったり、余裕をもって弾いてないのも有ると思いますが、やっぱり、リズムに合わせて弾くって言う段階で終わってしまっていて、その先の練習をしてないのかなぁと思ったりもします。
プロデューサーでもあり、ベーシストでもある、岡野ハジメさんがベースマガジンで言っていた事なのですが
「フレーズは口ずさんで歌う事が大事。もうそれだけでも全然違うから」
と言っていました。ワタシなりの解釈をすれば
「アタマの中でフレーズをイメージして、そのフレーズを口ずさんで歌い、自分なりに出来上がったベースの歌(フレーズ)通りにベースギターを弾ければ」
いわゆる「歌うベース」が一応のカタチにはなるのではないかと思います。しかし、リズム感が無ければどんなに歌っていようとも、聞き苦しい演奏になる事は言うまでもないとは思いますが・・・
ちなみにわたしの場合は、訓練と言うよりももうクセになっていました。誰に言われた訳でも無く、ベースのフレーズ(ボボボボ〜みたいな感じ)やドラムのリズム(ドン、パン、ドド、パンみたいな感じ)なんかを暇さえ有れば口ずさんでいたんで(注・当然1人の時に)上の記事を読んだ時は、なんだか得した気分になりました・・・