artist
: THE ESSO TRINIDAD
STEEL BAND |
title
: 『 THE ESSO TRINIDAD
STEEL BAND 』 |
comment
: 「スティール・パン(ドラム缶で作ったこの上なくイイ響きの打楽器)に興味を持ったなら、まず本作を」というくらいに、キャッチーで親しみやすいアルバム。ジャクソン5の「アイ・ウォント・ユー・バック」やハーパース・ビザールの「カム・トゥー・ザ・サンシャイン」、そして「剣の舞」まで、幅広いジャンルからの選曲を無理なく彼らのサウンドとして消化している。スカッと晴れた空、真っ青な海の似合う本作は、夏を元気に過ごすのに最適な一枚。 |
'03/08/20記、'04/07/14修正、'04/08/08修正
artist
: LITTLE TEMPO |
title
: 『 RON RIDDIM 』 |
comment
: フィッシュマンズでは多彩なキーボード・サウンドが売りだったHAKASEのシンプルでストイックなピアノやヴィブラフォン、そして土生“TICO”剛が奏でる本バンドの看板楽器スティール・パンが、洗練されたレゲエ・ビートに乗って展開する、唯一無二とも言える個性を持ったサウンド。本作は、一瞬にして聴き手を楽園へとワープさせてくれる、夏にはもってこいのアルバム。このヒンヤリ感がたまらない。 |
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03/09/24記
artist
: TAJ MAHAL |
title
: 『 MUSIC FUH YA' (MUSICA PARA TU) 』 |
comment
: 天上の響きを奏でる楽器〜スティール・パンとダミ声ブルーズ・マン。一見、相反するような組み合わせに思えるが、スティール・パンの心地良さとタジのダミ声が醸し出すユーモラスな雰囲気が絶妙にマッチして、心と体を無防備にしてリラックスできるような至福の世界を聴かせてくれる。このアルバムを聴いている42分間だけはストレスとは無縁の世界。南国の楽園を思わせるそのサウンドは、夏に最適なのはモチロンのこと、それ以外の季節に聴いても十分ナイス。 |
'03/11/13記
artist
: YANN TOMITA 【ヤン富田】 |
title
: 『 MUSIC FOR ASTRO AGE 』 |
comment
: 現代音楽、電子音楽、ジャズ、レゲエ、ヒップ・ホップ、エキゾチック・ミュージック等、様々な音楽が交錯し、未来の宇宙的な世界を我々の前に立ち現せる。しかし、その未来は我々が以前からちょっとだけどこかで思い描いたことのあるような、何となく懐かしい未来のようでもある。いくつもの曲でスティール・パンがフィーチャーされていて、その方面が好きな人には見過ごせないアルバム。子供心に帰って耳を澄ませば、むしろ気軽に楽しめる。 |
'03/08/20記
artist
: SHANGO |
title
: 『 SHANGO 』 |
comment
: パレードのジェリー・リオペルによるプロデョーヌ、いやプロデュースの、バブルガム・ポップ味が効いたトロピカル・ポップス。名付けて“トロピカル・バブルガム”。カリプソやアフロのビートに、ホノボノとしていて朗らかなヴォーカル&コーラスが乗っかり、そこにスティール・パンやヴィブラフォン、フルート、そして時にはハーモニカまで絡んでくるというモンドな作品でもある。その証拠にというのも大袈裟だが、片島吉章氏のライナーに拠れば、あの中村とうよう氏が自身のモンド・レコード10選の中に本作を挙げているとのこと。 |
'05/09/30記
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