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: ニュー・ソウルの名盤としてもよく名前の挙げられる本作、時代を反映して多分にブラック・シネマ的サウンドも聴かれるが、その奥底にドッシリと横たわる“土着性”こそが本作のエッセンス。そのエッセンスはビルの言葉を借りれば“ブルーズ、フォーク、ソウル”の3要素。その3要素で貫かれた楽曲の良さもさることながら、洗練された“素朴NESS”全開のビルの歌唱もまたよし。なお、シンプルかつファンキーなグルーヴを聴かせてくれる伴奏陣は「EXPRESS
YOURSELF」のヒットで有名なザ・ワッツ103RD ストリート・リズム・バンドの面々。 |