Side A
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Caravan - If I Could Do It All Over Again, I'd Do It All Over You
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Caravan - And I Wish I Were Stoned ~ Don't Worry
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Kevin Ayers - Song For Insane Times
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Hatfield and the North - Share It
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Hatfield and the North - Fitter Stoke Has A Bath
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National Health - Clocks and Clouds
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National Health - The Apocalypso
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Henry Cow - Amygdala
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Soft Machine - As Long As He Lies Perfectly Still
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Soft Machine - Box 25/4 Lid
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Side B
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Quiet Sun - Sol Caliente
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Bruford - Fainting In Coils
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Gilgamesh - Arriving Twice
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Zamla Mammaz Manna - Five Single Combats
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Zamla Mammaz Manna - Ventilation Calculation
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Zamla Mammaz Manna - The Forge
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National Health - Binoculars
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Soft Machine - Pataphysical Introduction -Pt 2
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Caravan - If I Could Do It All Over Again, I'd Do It All Over You / And I Wish I Were Stoned ~ Don't Worry
2nd「If I Could Do It All Over Again, I'd Do It All Over You」(1970) から頭の2曲。七拍子ポップスと牧歌的プログレ・サイケ・フォーク(?)。
# カンタベリー系の特徴1:キーボード(特にオルガン)が活躍する。
# カンタベリー系の特徴6:牧歌的叙情性もあり、いかにも英国らしい(紳士的?)音楽。 |
Quiet Sun - Sol Caliente
唯一のアルバム「Mainstream」(1975) の1曲目。Phil Manzanera の 1st ソロ「Diamond Head」と「801 Live」に収録されている "Lagrima" がイントロになっている。
中心人物/ギターは Roxy Music のメンバーとして有名な Phil Manzanera。ドラムは後に This Heat を結成する Charles Heyward、ペースは Matching Mole の Bill MacCormick。
# カンタベリー系の特徴5:一人がソロをとるというより、グループ全員の演奏が同等に前に出てくる感じ。
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Kevin Ayers - Song For Insane Times
1st「Joy Of A Toy」(1970) から。バックは「Volume Two」の時期の Soft Machine (Mike Ratledge, Hugh Hopper, Robert Wyatt)。
物憂気な歌声、間奏のピアノとオルガンの絡み、ドタバタするドラム、どれも味わい深い。 |
Bruford - Fainting In Coils
「One of a Kind」(1979) から。King Crimson のドラマーだった Bill Bruford が、Hatfield and the North 〜 National Health の鍵盤奏者 Dave Stewart 、共に UK のオリジナル・メンバーだった超絶ギタリスト Alan Holdsworth らと結成したグループ。良い曲が多い。 |
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Hatfield and the North - Share It
名盤 2nd「The Rotters' Club」(1975) の1曲目を飾るポップなナンバー。
Hatfield and the North - Fitter Stoke Has A Bath
「The Rotters' Club」収録曲だが、ここでは 1st「Hatfield and the North」(1974) のCDにボーナス・トラックとして入ってるシングル・ヴァージョンを。
# カンタベリー系の特徴2:曲調がどんどん展開して行って元に戻らない。
# カンタベリー系の特徴3:うねうねとして息の長いメロディ・ライン、でも心に残る。 |
Gilgamesh - Arriving Twice
1st「Gilgamesh」(1975) から、Alan Gowen 作によるクラシカルな小品。National Health の最終作「D.S. Al Coda」でも取り上げられた。
Gilgamesh は、この後 Hatfield and the North と合体して National Health となる。
# カンタベリー系の特徴7:各々のバンドの人脈が複雑に入り乱れている。(以上3曲に共通のコメント)
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National Health - Clocks and Clouds
1st 以前の未発表音源集「Missing Pieces」から、未発表とは思えない程の名曲。澄み切ったヴォーカルは Amanda Parsons。
# カンタベリー系の特徴3:うねうねとして息の長いメロディ・ライン、でも心に残る。 |
Zamla Mammaz Manna - Five Single Combats / Ventilation Calculation / The Forge
スウェーデンのアヴァンギャルド民俗ジャズロック・バンド。前作は童謡とクリムゾンとヘンリー・カウ的即興が同居した2枚組の変態的怪作だったが、この(一応の)ラスト・アルバム「家庭のひび割れ (Familespricker)」(1980) は、究極のカンタベリー・サウンドと言えるほど突き抜けた大傑作。笑っちゃうほどの超絶技巧、ハイ・テンションで息もつかせぬ勢いで攻めまくる。圧巻! |
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National Health - The Apocalypso
2nd「Of Queues & Cures」収録曲 "The Collapso" を90年代に入ってからほとんど打ち込みで再演したもの。アルバム全3枚をCD2枚にまとめた便利なセット「Complete」に収録された未発表2曲のうちのひとつ。もうひとつ(BBC音源)は「Missing Pieces」に長尺版で入ってるが、オリジナルで3枚揃えた人も、この曲のために買っても損はしない(と思う)。リズムと共に音色も目まぐるしく変化する。
# カンタベリー系の特徴4:ついてくのが難しそうなリズム、にも関わらず躍動的。 |
National Health - Binoculars
2nd「Of Queues & Cures」(1978) から、起伏のある歌メロとじわじわ盛り上がるアレンジが見事な感動作。ヴォーカルは、元 Henry Cow の John Greaves(ベース担当)。Jimmy Hastings のフルート・ソロも素晴らしい。
# カンタベリー系の特徴3:うねうねとして息の長いメロディ・ライン、でも心に残る。
# カンタベリー系の特徴6:牧歌的叙情性もあり、いかにも英国らしい(紳士的?)音楽。 |
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Henry Cow - Amygdala
1st「Leg End」(1973) から、Tim Hodgkinson 作曲のメチャクチャ込み入ったインスト。ここでは、バスーンが追加されたリミックス版を。
# カンタベリー系の特徴5:あらかじめ作曲/アレンジされたパートとその場の即興/アドリブとの区別が曖昧で判別しづらい。
一人がソロをとるというより、グループ全員の演奏が同等に前に出てくる感じ。 |
Soft Machine - Pataphysical Introduction -Pt 2
「Volume Two」から、組曲の一部抜粋。ワイアットが謝辞を述べている部分。
# カンタベリー系の特徴2:曲がメドレー形式で切れ目無しに繋がっていくことが多い。 |
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Soft Machine - As Long As He Lies Perfectly Still
「Volume Two」(1969) から、このアルバムのエッセンスを凝縮したような曲。
Soft Machine - Box 25/4 Lid
「The Soft Machine (1st)」(1968) の最後に収められたミニ・インスト。
1st + 2nd の 2 in 1 CD がお買得。大推薦。 |
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