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飼育記録2012.09.01〜


ここでの内容は個人的な感想であり、

機能や効能を示すものでありません。

 

2012.09.01

8月中旬までに冷房で考えられる対策はやりつくしたので、その後はアパート通路の温度を25℃前後に保つことを目標に、冷房をやってきた。

今日は暑さが一時的に消え、涼しいが、曇天で15時くらいには少しまとまった雨が降りそう。天気予報によれば涼しさは明日の午前中までで、その後はまた晩暑が戻りそう。

 

ねずみは5匹とも元気。8月初旬頃より毛が抜け始めたものがでてきて、今は3匹に毛抜けが起きている。昨年も起きたので、毛の生え変わりでの毛抜けと思われ、12月頃にはきれいな冬毛になっているものと思う。

 

2012.09.11

ここ一週間ほどは廊下が31℃を越えることがなく、夜間・早朝は27℃台に落ちている。

ペットボトルの氷は、日中に30℃を越えそうな時には2本入れるが、他は1本で足りている。

 

先日は公園でバッタ(ヒメバッタ?)を採ってきて、与えた。チビだけは苦手なようで敬遠していたが、他の4匹は飛びつき、頭をかじって弱らせ、それから心置きなく食べていた。羽根以外は食べつくしていた。

 

2012.09.28

その後、チビの毛並みが相変わらず良くなく、エサもあまり食べていないので、5〜6日前、チビのエサを、ヒマワリの種などが入った「ジャンガリアンの主食」にしてみた。昨冬はそれで肥え、動きも良かったので、好みのエサを加えてみた。

 

半日経って様子を見ると、少しつついた様子はあったが、ほとんど手をつけていない。

具合を細かく見ようとチビを摘み上げてみると、あごの下が腫れて膨らんでいた。

頬袋を触ると、殻つきのヒマワリの種らしきものが2〜3粒入っていた。

 

そして半日経っても、まだ頬袋は同じ状態だったので、耳かきを使っての、頬袋の中の掃除をした。

少しの量だけ、粘ったものが取れたが、他には入っている様子はなく、外側から触ってみると、種らしきものは見当たらなかった。

スポイトに水を入れ、それを頬袋の中に差込み、少々であるが水を噴射して頬袋の中を掃除。汚れた水は頭を下にして吐き出させる。

 

数時間後に様子を見ると、回し車に乗って、毛の手入れをしていた。驚くほど元気になっていた。

ミルワーム・キャベツ・小さく砕いたペレットを置いておくと、ほぼ完食していた。

しかし、次の日にはミルワーム・キャベツはよく食べるが、小さく砕いたペレットはかなり残っていた。

 

2012.10.14

チビの具合はとても悪い。

 

2012.09.08の数日後、あごの下に7〜8mmの腫れ物ができ、大きなペレットは食べられない様子。ペレットを小型のペンチで砕いたものを与え始めた。給水もペット用滋養ドリンクを数滴混ぜた。腫れ物は少しずつ膨らむ。

 

2012.10.01頃、右頬の下、に10mmほどの別の腫れ物ができた。

 

これを書いている現在ではかなりの大きさになっている。

床に置いた動き回るミルワームを捕まえることができないので、ミルワームの頭を取って動けなくしたものを与えている。

砕いたペレットもほとんど手を付けられず、数日前までは食べていたキャベツも、ほんの少ししか食べない。

昨夜、お湯でペレットをふやかし、スプーンの腹でつぶして練った団子を置くと、数分だけであったが、何とか食べてくれた。

 

午前、新しくペレットのだんごを作り、まずは耳かきで少し取り、チビの口元に持っていくと、食べた。それで少し食欲が出たのか、皿に置いたダンゴを少し(耳かき2回分くらい)食べた。

 

チビの地下型巣箱は色つきのプラスチックプレート(プラ・ダンボール)で作っているので、周りから光が差し仕込む。ねずみアパートは直射日光が差さない廊下に置いているので、どちらかというと年中薄暗いが、それでも廊下の灯り(LED電球)を付けると、地下型巣箱の中にも光が射す。

それで、洗って残しておいた、亡くなった父親の巣箱の外側をスプレー塗料で黒に塗り、半日、天日で乾燥してから、チビを入れ替えた。

 

これまでも、全員の巣箱を、地下型巣箱部分だけとか、地上部分だけと分けて、洗浄・天日干しをしてきたが、その時はどのジャンガリアンも、自分の元の家だと分かるのか、いつもと変らず出入りをしていたが、今回チビの巣箱を父親のと交換すると、間取り・大きさは全く同じであるのに、チビは地下型巣箱への出入り口から中を覗くのみで、すぐに中に入ろうとしなかった。1分ほど覗いていて、やっと意を決して中に入っていった。

 

夕方、新しくペレットを練る。地上部を外して地下型巣箱を覗いて見ると、チビが地上部に出てきそうな様子だったので、すぐに地上部を連結。上に出てきて、しばらく水を飲む。そして新しいダンゴを2分間くら、食べていた。耳かきで3回分くらいではと思う。キャベツとミルワームは食べようとしない。

 

2012.10.15

チビの体調はますます悪くなっている。

 

14日の時点では、まだ幾らか小さいながらもウンチが見られたが、その後はノミのウンチ程度の小さなものがところどころに転がっているだけ。

エサは朝・昼・夕方の3回、ペレットをお湯でふやかし練ったものを、耳かきの先に乗せて口元に持っていくと、1回分は食べるが、2回目は食べず、皿に入れておいたものには全く手を付けていない。

 

生きたミルワームを口元に持っていくと、食べる仕草はするが、つかまえることができない。喉の下に大きな腫れ物ができているので、両手でつかんで口元に運ぶことができない。床を逃げるミルワームも、手で捕らえられないので、しばらくは口で追っているが、じきにあきらめてしまう。頭を取って動けなくしたミルワームを与えてみるが、そちらは全然よりつかない。

 

キャベツとか、砕いたペレットも食べない。

地下型巣箱の1室に、ヒマワリの種などが入った「ジャンガリアンのミックスフード」を入れると、その部屋に入り、口元を下げて盛んに食べものを物色しているが、実際に何か食べているのかは確認できない。

 

夜、エサをやろうと地上部の前面カバーを外すと、自分から地上部に出てきた。しかし、ミルワームを与えてみようと、取りに行っている間にまた、地下型巣箱の中に。

腫れの様子や、口の様子をみようと、手にとって仰向けにしようとするが、まだ抵抗する力はあり、うまくいかない。

普通のウンチの半分の大きさのを1つ発見。ほんの少量だが、オシッコのあとも2ヶ所見つかった。

 

2012.10.16

昨夜は遅かったので、エサやりは昼に。

新しいウンチは見つからなかったが、通常のオシッコのあとが1つ。

 

動きだけは普通なので、頭を取ったミルワームを口元に持っていくと、かじりついて引っ張った。この動作は元気な時のミルワームのチビの食べ方。引っ張りとる力は以前と同じ強さだったので、歯の方は問題ないと分かった。ミルワームを1匹半、食べた。

 

喉の2ヶ所の腫れは相変わらずだが、心なしか小さくなったような気がする。

 

皿に置いた練ったペレットには全く手を付けていない。

練ったペレットをスプーンの先に乗せ、口元に持っていくと、10秒ほど食べていた。

 

4〜5日前から、昨年の暖房に使ったものを取り出し、

(アパート型)冬場暖房設備

チビのところだけ、暖房を始めた。

巣箱の下にパネルヒータを敷くと、まだ温度が27℃前後に高くなるので、カラーボックスの壁にパネルヒーターをガムテープで仮止めし、そこから巣箱を数cm離した状態で暖房している。パネルヒーターに近い部屋の温度は25℃くらい。

 

 

前面にはビニールシートのチャック式カバーをかけているので、チビの世話をしやすいように、チビは左下に移動。

 

2012.10.18

昨日は週に2回の掃除。

地上部の砂浴び器のトイレの砂を交換し、床の汚れをティッシュでぬぐう。

エサ・水の交換。

地下型巣箱の砂・ティッシュを交換。ティッシュ交換は、巣型に丸まっていて、オシッコの臭いがない乾燥したものはそのまま残す。

 

チビの具合は相変わらず。

動きはあり、まだ力はあるが、ウンチはほとんどなく、水をごく少量飲んでいるだけ。

練ったペレット、ミルワームを口をつけない。

「ジャンガリアンのミックスフード」には色々な食材が入っているので、その中のどれかひとつでも口にしてうれればと、毎日交換し、砕いたペレットも混ぜて、地下型巣箱の1室に入れている。

 

 

現在、チビの巣箱は、AとEがティッシュ巣材の寝室で、DとCがトイレの砂の部屋、Bに「ジャンガリアンのミックスフード」と、砕いたペレットを入れている。

 

Eの部屋のティッシュをめくってみると、「ジャンガリアンのミックスフード」の内、麻の実が十数個転がっていた。食べているかどうかは分からないが、Bの部屋からEの部屋に運んで貯蔵しているようだ。

 

2012.10.19

朝、ちびの巣箱には新しいウンチが数粒見られたが、いずれも通常の3分の1くらい。

B室に入れたエサには触ったあとがあったが、どれを食べたのかは不明。

 

ホームセンターに行った折に、リス・小鳥などの小動物のエサのコーナーで「えん麦(エンバク)」が置いてあり、殻をむいた小さな細長い実なので、チビにも食べられるかもと、試しに買ってみた。

 

 

スプーンの上に5粒ほど乗せて口元に持っていくと、何と全部、口の中に入れた。すぐさま食べたのではなく、頬袋に入れたのだろうとは思うが、食べてくれる気配になってきた。

殻はむいてあり、小粒のヒマワリの種といった状態なので、頬袋を傷つける恐れはない。

Bの部屋にもえん麦を入れたので、もっと食べてくれたらと思う。

 

2012.10.23

10月20日、えん麦を口元に持っていくが食べない。Bの部屋に置いたえん麦は食べたかどうかわからない。

 

その後。

えん麦をすり鉢ですったものをスプーンにのせ、口元に持っていくと幾らか食べたが、次からは食べない。

すり鉢にえん麦と水を入れ、レンジでチンしてからすったものを出してみたが食べず。

ペレットを同様にレンジでチンしてすったものを出してみたが食べず。

レンジでチンすると、すったときにかなりの粘りがでてきて、糊状になるので、食べにくいのかもしれない。匂いもきつくなるし。

 

チーズは初回だけ少し食べたが、2回目からは食べなかった。

バナナは少し匂いをかいでみて、結局食べなかった。

 

10月22日、巣箱の定期掃除。

 

昨日、キャベツの欠片をピンセットではさみ、食べやすいように立てて口元に持っていくと、食べた。喉の下に大きな腫れ物ができているので、口元で両手を合わすことができず、食べ物を手でつかむということができない。手でつかんだ状態にして口元に置くと、食べれる。

カリカリと歯でキャベツを刻む振動がピンセットに伝わってくる。歯そのものは問題ないようだ。

 

今日は、ペレットを小さく砕いたものをすり鉢ですり、レンジは使わず、水で溶いて少し練ったものをスプーンで与えてみると、スプーンの3分の1ほど食べた。久々の大食。

その後、キャベツの欠片をピンセットでつかんで与えると、これも少々食べた。

 

地下型巣箱を覗いた時には、起きていれば、ティッシュの巣材の腰を下ろして両足を投げ出し、さかんに腹の方をなめたり、手で触っている。痒いのかもしれない。

 

ハムスター用ではなく、犬猫用であるが、皮膚病に効く軟膏があったので、試しに買ってみた。

「ドルバロン」というのがクチコミの評判が良かったが、どのサイトも品切れ状態で、11月中旬にならないと再入荷しないらしい。次に評判が良かった「パナログ軟膏 7.5ml」をネット注文。

 

ハムスター用ではないでの、実際に使ってみるかどうかは、もう少しネットで情報を仕入れてから。うちは猫も飼っているので、何かの折に役に立つかも。

 

ネットでジャンガリアンの腫瘍について調べてみた。

『だいたいの腫瘍は赤い腫れ物が出来ていますね。人間でいう蚊に刺されの赤いやつみたいなやつで、ポコッとしています。だんだん大きくなる子もいます。腫瘍が原因で亡くなる場合は普段から体を見れる場合は発見出来ますよ。
腫瘍が出来てしまったら薬で抑制するだけで完治することは出来ません。ハムスターセレクションというペレットは腫瘍抑制の効果があると言われています。』

とのこと。チビの様子に似ている。

 

ハムスターセレクションは試しにと買っておいたのがあったので、ペレットを砕き、スープ状にしたのを出してみたら、スプーン4分の1ほど食べた。キャベツも少々。寝ている場所の巣材のティッシュが湿っぽかったので、その周辺を新しいティッシュに交換。

 

うちのジャンガリアンは、ハムスターセレクションは好みではないらしく、ダイが少々食べるくらいで、他は口を付けない状態だったので、現時点では出していない。しかし、いずれ好みが変るときもくるかもしれないので取っておいている。

 

2012.10.24

ミルワームの頭を爪でちょん切り、お尻の方から指でつまんでゆくと、中身が少し出てくる。ピンセットでそれをつまんで出すと、マッチ棒の先くらいであるが中身が取れる。4匹分をスプーンの上に集め、チビの口元にもっていくと、完食。

 

「ジャンガリアンの主食PRO」を主に主食のペレットとして使ってきているが、これと「ハムスターセレクション」を半々にしたのを砕き、すり鉢ですり、水で練ったものを出してみたが、マッチ棒の先くらいを食べただけ。「ハムスターセレクション」に入っているアガリスクの匂いが嫌なのかもしれない。

 

キャベツはほんの2口ほどかじって終了。

 

食事での口元、喉の汚れを取ってやろうとティッシュで下から軽く拭いてやると、左頬から左喉にかけてがびっしり濡れている。今日の食事内容から言って、そこまで濡れるはずはないので、腫れ物から膿が出てきたのかもしれない。

腫れ具合も、以前の半分くらいに小さくなっている。とはいってもまだ大きいが。タバコの直径くらいの、長さが1cmほどの円筒、それを縦に2つ割にしたくらいの大きさの腫れ物が喉のところにまだ残っている。

 

ティッシュで拭いて、巣材のティッシュも湿っぽかったので、新しいのと交換した。

Bの部屋からくわえて来たヒマワリの種が10粒ほどと、芥子粒くらいの糞が多数あった。一時よりは糞の量が増えてきている。

 

注文した「パナログ軟膏」が届いたら、使ってみようかと思う。効果を弱めるには、保湿クリームとかワセリンを混ぜると良いらしい。

 

そもそもチビの具合が悪くなったのは、リス・ウサギ用のブレンドを与えたあとから。ヒマワリの種などが大粒で、随分と安かったので、これを食べてくれればエサ代を少なくできるとの思いから使ってみたが、ヒマワリの種の殻が大きく硬くて、下あごとか喉を痛めたのかもしれない。先に下あごが腫れ、そして喉におおきなできものができた。

腫瘍ではなく、口の中とか喉に傷ができ、それが化膿してのできものであれば良いのだが。

 

ミルワーム7匹分の中身を出し、スプーンで与えると、4匹分くらいを食べ、あとは残した。キャベツ、ペレットを練ったものは、ひとくち、ふたくちのみ。

 

左耳が膿らしきが固まってつぶれていたので、綿棒にぬるま湯をつけ、少しずつ溶かした。気持ちよいのか、目を閉じ、じっと動かない。じっとしてくれているので、お腹とか喉も、お湯できれいにした。お湯の綿棒を軽く押し当てたり、なでたりしては、乾いたティッシュで水分を取ってやるの繰り返しである。

ぬるま湯を使うにしても、拭いている間にすぐに冷えてしまう。体を冷やしてはいけないので、部屋に暖房を入れ、多少なりと体が冷えないようにしてから、おこなった。 濡れたままにしないよう、お湯で少し拭いたら、すぐに乾燥したティッシュで水分を取ってやる。

 

犬猫用の皮膚炎の軟膏「パナログ軟膏」が他急便で届いた。昨日の昼に注文し、今日の午後に届いた。

ジャンガリアン(ハムスター)に使うことの危険性についての情報はあまり得られなかった。

 

・軟膏は、犬猫とかハムスターで特に区別していない。

・多少なら舐めても大丈夫。(そもそもペットにぬるのだから、舐めたら即アウトというものが出回るはずがない。あるいは赤ん坊に塗るものも同様。)

・犬猫用のをウサギに使ったが、直った。

 

犬猫に比べてかなり体が小さいジャンガリアンなので、効き目を弱くして使ってみるということも考えられる。

 

近くにジャンガリアンなどの小動物を見てくれる動物病院がないということもあり、危険この上もないが、「パナログ軟膏」を塗って様子をみることにした。

軟膏は黄色いクリーム状で、それを綿棒に取り、軽く触れるような感じで毛がはげたところを塗っていった。

そのあとしばらく様子を見ていると、舐めたりする様子はない。

 

巣箱に戻し、いったん地上部を乗せて巣箱を暗くして静かにし、10分後に覗いて見ると、巣材にくるまって静かにしている。息はある。同様に30分後、1時間後と様子をみたが、悪い変化はない。

 

ミルワーム4匹分の中身をスプーンで与えてみたが食べない。キャベツ、ペレットを練ったものは、ひとくち、2くち食べたのみ。

 

1012.10.25

ぬるま湯で体を拭いたり、犬猫用の皮膚炎軟膏を使ったりするのは、最後の手段、賭けのようなものである。

しかし、今回の場合には、うまくいっているようである。

 

ミルワーム4匹分の中身をペロッと平らげ、ペレットの練り餌には興味を示さなかったが、キャベツを少し食べた。

そのあと、私の手の平に乗ってきて、温めてほしいと丸まったので、もう片手の平で上から囲み、しばらく温めた。

そのあと手の上で、キャベツをこれまでになく食べたあと、動きたがったので地上部に入れると、そこでもキャベツを少し食べ、皿に入れておいたペレットの練り餌も少しではあるが食べた。

元気が出てきて、地上部から地下型巣箱に戻るときも、これまでのようなヨボヨボではなく、力強く戻っていった。

 

左耳はまた、膿か何かで体にへばりついていたので、部屋を充分暖かくしてから、またぬるま湯できれいにし、そのあと軟膏を塗ろうと思う。

 

ジャンガリアンを膝に敷いたタオルの上に置き、上から軽く押さえて、ぬるま湯をひたした綿棒で左耳を少しずつ、濡らしながら温めると、昨日と同じように、気持ちが良いのか目を閉じ、じっと動かない。

頭にへばりついた耳をはがそうと、膿のような粘液を溶かそうとやってみるが、一向にその気配がない。粘って張り付いている気配がない。おかしいなと思い、指先でかるく耳の端をつまみあげようとすると、チビは嫌がって起き上がり、そして左手で左耳の後ろの方から頬の方に向かって、猛烈に掻きだした。すると何と、耳は通常のようにピーンの伸び上がった。そして何度か掻いたあと、耳はまた頭にへばりついた。粘液で張り付いているのではなく、自分で耳を内側に折り曲げているだけだったらしい。

 

手の上にウンチをしたが、これまでになく大きく、大人のジャンガリアンの通常のウンチの半分くらいの大きさ。

 

お腹の香腺あたりが、少し黄色く固まっていたので、今日はそのあたりを重点的にきれいにした。

 

パナログ軟膏は、昨日はやや控えめに塗ったが、痛がったり痒がったり、何らかの変化はなく、少し元気も出てきたようなので、今日は、普通に軟膏を塗る感じで塗った。

それから10分後、30分後、1時間後と様子を見てみたが、具合が悪くなった様子はない。

 

夕方、ミルワーム4匹分の中身を食べた。キャベツは数口程度で、他は口をつけず。

 

父親の時は、悪かったのが回復し、しばらく元気よく過ごしていたのが、急に悪くなり、そして数日で亡くなった。

チビの喉の下の腫れ物は相変わらず大きい。覚悟はしておかなければならない。

 

夜、えん麦とペレットをミックスしたものを摺って練ったものを出してみたが、口に合わず。

ミルワーム5匹の中身を取り出したものも、今回は口にせず。脱皮したばかりの真っ白い幼虫1匹も入れたが、それが良くなかったのか。

 

地上に置いたキャベツと、「ジャンガリアンの主食PRO」だけを摺って練ったものは、少しだけだが口にしていた。

 

2012.10.26

パナログ軟膏による悪い変化は見られない。

 

「ジャンガリアンの主食PRO」だけを摺って練ったものは、少しだけだが口にした。ミルワーム4匹の中身は完食。キャベツ少々。

地上部に置いていたキャベツは10円硬貨ぐらいのを2枚分くらい食べており、ペレットの練り餌も1cc近く食べたのではないかと思われる。

 

給水器には、小鳥などの小動物用の滋養剤を数滴混ぜているが、臭いが嫌なのか、あまり口をつけていない。ボトルや飲み口をきれいに洗い、普通の水道水に入れ替えた。

 

ミルワーム4匹、キャベツ少々。

 

ミルワーム4匹の中身を完食。

 

2012.10.27

このところ、生口島の最高温度が22℃前後、最低が11〜12℃と寒くなってきたので、ジャンガリアンの各巣箱の、Eの部屋の近くに立てかけてあるパネルヒータの電源を入れた。

チビのところはそんなに温度が上がらないが、他は体温が正常な為か、温度があがりがちのようで、チビ以外は、Eの他の部屋に退避していた。

チビを除けば、もうしばらく暖房は要らないようだ。

 

 

週に2回の掃除を実行。

 

チビの巣箱は、ティッシュを毎日交換しているが、今日はEの部屋に、ジャンがリアンの主食ミックスの中に入っている、マイロという、グレインソルガムという植物の種が多数、散らばっていた。直径3mmほどの小さな球状の種なので、のどに大きな腫れ物ができているチビで も食べられるのか、5〜6粒にかじったあとがあった。

 

 

チビはミルワーム4匹の中身を完食し、まだほしがったので、もう4匹の中身を出すと、これも完食。

ペレットを摺って練ったものは食べなかったので、地上部のエサ皿に入れた。この皿に置いたキャベツを自発的に幾らか食べた。

 

娘に手伝ってもらい、チビの毛が抜けたところをぬるま湯できれいにし、パナログ軟膏を塗った。

私がチビを、膝に乗せたタオルの上で押さえつけ、娘が綿棒を使ってきれいにし、軟膏を塗った。

ウンチをしたが、通常のウンチの3分の2くらいに回復。

のどの下の腫れ物を触ってみたが、コリコリしているように感じた。

動きはかなり良くなってきた。腫れ物とか、赤裸になっているおなかが床にふれるのが嫌なのと思うが、足を伸ばして、猫のように歩く。

 

ひまわりの種の殻を外せないので、こちらで殻を取ったものを6つほどをスプーンに乗せて出すと、パクパクと口に入れた。食べたのか、頬袋に入れたのかは不明。

 

ネットでジャンガリアンは白菜も好きだというのを知り、キャベツがなくなったので、冷蔵庫にあった白菜を出してみた。これまでは一度も白菜を出したことはなかった。白菜といっても、多少緑色が残っているあたり。するとものすごい勢いで食べ始めた。

 

現状で食べられるもの

・ミルワームの中身を絞りだしたもの

・「ジャンガリアンの主食PRO」のペレットをすり鉢で摺り、水で練ったもの・・・少々

・「ジャンガリアンの主食PRO」のペレットを割った、小さな欠片・・・ほんの少々

・キャベツ・・・好みの量

・えん麦・・・少々

・マイロ・・・少々

・ヒマワリの種(殻なし)

・白菜・・・よく食べる

と出てきた。一時は水しか飲まず、何を食べさせて良いか分からないときもあったので、これだけ食材が見つかったのはうれしい。

 

パナログ軟膏による悪影響は、今のところ出てきていない。

塗る前、塗り始めて1〜2日間は、おなかや左耳など、あちこちを掻いているのを良く見た。それは実際は毛づくろいだったかもしれないが、特におなかや左耳のまわりには強く掻いていたのか、小さなかさぶたのようなものがたくさんできていた。かさぶたは今もまだ残っているが、痒がって掻いているようすはもうなく、落ち着いてきている。

 

これまでは、おなかとか喉の腫れ物がものに触れると痛いのか、座り込んで丸くなって眠っていたが、今朝は、横になって眠っていた。深く睡眠が取れるようになってきたのかと思う。

 

見た目での、パナログ軟膏による皮膚炎の改善は、まだはっきりとは分からない。

しかし、毎日、軟膏を塗る前に、ぬるま湯できれいにしているので、ねばった膿らしきものとか、香腺からの分泌物での汚れはなくなり、きれいな地肌が出ている。毛は抜けてはいるが。