(アパート型)冬場暖房設備 2011
ここでの内容は個人的な感想であり、
機能や効能を示すものでありません。
【アパート型暖房設備】
母親と父親、それから手元に残った4匹の子ども(全員オス)の全6匹の世話をしている。 廊下に飼育ケージを置いているので、できるだけコンパクトにと、地下型巣箱の大きさを基準に、地上部のケージを制作し、6匹をまとめて収納するカラーボックス2つを横に並べたアパートを作った。夏場は床からの湿気、冬場は冷気から離すために、発泡ウレタンのブロックを底に敷いている。
カラーボックスの上面には、台所用の金網フッカーを前面にせり出すように置き、上からかぶせるビニールカバーとカラーボックス前面との間に10cmほどのすき間を用意した。これは 、さらに廊下が冷え込んできた時に、カラーボックス下に暖房用のサブトンヒーターとかアンカを置いて全体を暖める時にアパートの各室に暖気が行きやすいようにするため。また金網のところで空気が多少は換気できるようにするため。
ビニールカバーは、ホームセンターの園芸コーナーにおいてある簡易温室用のビニールカバー(ビニールカバーだけでも売っている)を購入。売っているのは上からかぶせる袋状のものであるが、背面部分を切断し、前面の左右にジッパーが来るように加工している。これも換気を考えてのことで、ビニールカバーのカラーボックスの取り付けも、部分的に何箇所かテープで止めているだけ。
図には描いていないが、カラーボックスの背面の板は薄く、冷気が伝わりやすいので、背面いっぱいにホームセンター(コメリ)においてある5mmプラスチックプレート (プラスチック・ダンボール)を貼っている。大サイズ (900mm×1800mm)の厚さ10mm程度の発泡スチロール板を使いたかったが、最近はホームセンターにも置いていないようである。
【各飼育ケージの暖房】
地下型巣箱の保温のため、発泡スチロール板で下箱を作り、その中に地下型巣箱を入れている。水・エサの交換や掃除の手間などを考え、地上部はおおっていない。
ピタリ適温プラス1号を購入。下図の右上、EとDの部屋あたりを主に温めるようにしている。暑いようだとBとかAの反対側の部屋に移動できる。
※ 下箱の下に敷くやり方は、周囲の最高温度が20℃を切るようになってからが良い。周囲が23℃くらいの時に下に敷くと、直上の部屋の温度が27℃を超えることもある。周囲の温度がまだ高い時には、巣箱から数cm離して立てて置くと、その面に近い巣箱の部屋の温度は25℃くらいになる。
適温、クーラー、暖房 を参照
ピタリ適温プラス1号を購入当初は、4mmウレタンシートがなしで、発泡スチロールの下箱にもピタリ適温と同じくらいの大きさの開口をあけていたが、直上の部屋の温度が30℃近くまで上がったので、ウレタンシートを挟んでみたが、まだ27℃ほどに。発泡スチロールの開口を元に戻すと、24〜25℃くらいに安定。(廊下が13〜19℃の時)。
廊下と巣箱の3ヶ所で温度を測っているが、
くらいで安定。
ジャンガリアンの体温は38℃と高く、また部屋が小さいこともあってか、ジャンガリアンがDとかEの部屋の上側に入って眠っている時は、温度が29〜31℃になる。これが飼育環境の温度であれば冷房が必要な温度であるが、ジャンガリアンの体温で上昇しているだけなので、大丈夫だろう。 面白いことに、ジャンガリアンが部屋を移動すると、じきに温度も移動するので、温度計の表示をみるだけで、どの部屋にいるのか分かる。
ピタリ適温プラス1号
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【デジタル温度計】
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