ジャンガリアン飼育記トップ

地下型巣箱の湿気取り


ここでの内容は個人的な感想であり、

機能や効能を示すものでありません。

 

地下型巣箱とペレット

多くの人がジャンガリアンの主食にペレットを推奨している。

私も主食にはペレットが良いのではと思っているが、地下型巣箱に貯蔵したペレットは、じきにジャンガリアンの呼気やオシッコの水分を吸ってふやけてくるし、夏場にはカビが生える。

夏場にカビが生えるのは、何もペレットに限らず、貯蔵しているヒマワリの種などにもカビは生える。

巣箱に持ち込んだティッシュなども、いずれ湿気を帯びてくるし、中にはオシッコ臭くなるジャンガリアンもいる。

 

地下型巣箱の場合は、湿気をいかに取り除くかが、重要かと思う。

 

お腹の毛抜け に書いたが、湿気が多いとお腹の毛抜けが起きる。

 

有効な対策はまだ分からないが、

地下型巣箱5室の内、3〜5室に乾燥したトイレの砂を入れ、毎日オシッコを取り除き、数日に一度は乾燥したものと総入れ替えをする。巣材のティッシュも湿っているようなら全て新しいものと取り替える。

ということをやっている。

 

少なくとも、毛抜け対策には有効なようである。

 

トイレの砂

オシッコで湿った砂や、数日毎の総入れ替えの砂は、ザルでこして固まったものや、食べカス、フンなどを取り除き、それを天日干しして再利用している。

 

百円ショップで売っている布団真空パックなどのビニールを広げ、そこに薄く広く湿ったトイレの砂を広げる。日が当たっていれば十数分で湿気は取れる。

 

その後:

 

オシッコの臭いがついたトイレの砂は、湿気をとり乾燥しただけでは、臭いは取れないようである。

湿ったトイレの砂をビニール袋に入れ、乾燥剤を入れたり、押し入れ用の除湿剤を使ったりしてみたが、乾燥はしても、臭いは残っている。

 

一番良いのは、直射日光に当てての日光消毒。ビニールシートの上に薄く広げると、臭いが漂っているが、数時間日光に当てている間に臭いはしなくなる。もしかしたら紫外線で臭いが消えているのかもしれない。もしそうだとしたら、乾燥した砂に紫外線ランプで光を当てていたら、臭いも消えるかもしれない。

 

冬場の寒い日であっても、数時間、直射日光を当てることができれば、乾燥と除臭はできるようである。

 

巣材の交換

トイレの砂や巣材の交換などの掃除は、ジャンガリアンが巣箱の中にいないときに行うのが良い、とされている。しかし6匹も飼育していると、地上部に出てきている時にというわけにはいかない。

それで、巣箱の中にいるときも、強引に掃除をしている。時には、中にいるのを引っ張り出し、取り外している地上部に移して掃除をするときもある。

 

これは、ジャンガリアンのストレスが起こらない聖域を作るということに反することであるかもしれないが、ある程度は、ジャンガリアンとの信頼関係で、こうしたことも大丈夫ではないかという気が、最近はしている。

 

巣箱の中にいる時の掃除で一番良さそうなのは、ジャンガリアンの大好物のミルワームを与えている間にささっと掃除をするということ。

ミルワームはあまりたくさん与えない方がよいとされているが、毎日1匹(小さいものなら2匹)を与えている。地上部のエサ皿・給水器・トイレの砂の点検でゴゾゴゾやっていると、巣穴から顔を出してくるので、ミルワームを指先でつまんでジャンガリアンの口元に持っていくと、口でくわえ、両手で抱きかかえて、一心不乱に不動で食べている。

 

梅雨時の湿気対策

梅雨時には、ねずみアパートを置いている1階の廊下をはだしで歩くと、湿気でべたべたと感じる時がある。

押入れに使う除湿剤を置いてみたが、全く除湿した形跡はない。廊下に置いた温湿度計だと、温度24℃で、湿度60%。

やや湿っぽさを感じる湿度であるが、除湿剤には1滴の水も落ちていない。

 

週に2回のペースで、地下型巣箱のトイレの砂を、天日干ししたものと交換しているが、交換前の砂は、オシッコをしていない部屋のものでも、色が少し濃くなり、湿気を吸っているのが分かる。

 

何からの除湿剤・吸湿剤を地下型巣箱の中に入れるのははばかられるが、トイレの砂は、メーカーでも一応の安全は確かめられているので、使用上に問題はない。

 

晩秋〜冬〜初春までの期間は、ジャンガリアンの飲水量が減るので、オシッコの量も減っているが、温度が20℃くらいから上になると、少しずつオシッコの量も増えてくる。

 

地下型巣箱の中も湿気がちになっているので、砂を入れる部屋数を、2部屋だったのもを4部屋とか、5室全部に入れたりして、砂の量を増やしている。

 

それでも巣材に入れた割いたティッシュは、1週間も経つと少し湿っぽくなっているので、ティッシュの交換も、頻繁になってくる。

 

割いたティッシュは、地上部に補充し、ジャンガリアンが自分で地下型巣箱に運ぶようにするのがよのだが、湿気が多いようだと、巣箱のを一度に全部除去するので、補充では間に合わない。

この時は、地上部への補充のほかに、出入り口に近い巣箱の1室に、割いたティッシュをたくさん詰め込んでいる。

1室に詰め込んだティッシュの中に穴を掘り、そこを新しいねぐらとするジャンガリアンもいれば、それを引っ張り出して、別室に巣を形成するジャンガリアンもいる。

 

除湿剤

押入れ用のを買って、置いてみた。

当初は全然水が溜まっていなかったが、梅雨の湿っぽい日には水が溜まってきている。

ただ、どれほどの効果があるかは不明。

 

ネットで調べると、ジャンガリアンに適した湿度は55%±15が理想とのこと。40〜70%ということである。