Johann Sebastian Bach In dir ist Freude BWV615 |
ヨハン・セバスティアン・バッハ コラール前奏曲「汝にこそ我が喜びあり」 |
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(作詞:J.リンデマン?[1598], コラール作曲:G.G.ガストルディ[1598]) |
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In dir ist Freude, in allem Leide, o du süßer Jesu Christ! Durch dich wir haben himmlische Gaben, der du wahrer Heiland bist. Hilfest von Schanden, rettest von Banden; wer dir vertrauet, hat wohl gebauet, wird ewig bleiben. Halleluja. Zu deiner Güte steht unser Gmüte. An dir wir kleben in Tod und Leben, nichts kann uns scheiden. Halleluja. |
汝にこそ喜びあり、 いかなる悩みに遭うとも、 おお汝うましきイエス・キリストよ! 汝によりて われらは 天よりの賜物に恵まれたり。 汝は真の救い主にいませば、 辱しめより助け出だし、 縛しめより救い出だしたもう。 汝に依り頼む者は 堅き岩の上に家を建てし人にして、 永遠まで倒るることなし。ハレルヤ。 汝の慈しみにこそ われらの心の思いは注がる。 われらは汝に固く付きてあり。 死も生も、その他の (ローマ8:38以下) なにものも われらを引き離すことなし。 ハレルヤ。 |
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(EKG288) |
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Johann Sebastian Bach O Mensch, bewein' dein Sünde groß BWV622 |
ヨハン・セバスティアン・バッハ コラール前奏曲「おお人よ、汝の大きな罪を嘆け」 |
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(作詞:S.ハイデン[1525], コラール作曲:M.グライダー[1525]) |
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O Mensch, bewein' dein Sünde groß,
darum Christus seins Vaters Schoß äußert und kam auf Erden. Von einer Jungfrau rein und zart für uns er hie geboren ward, er wollt der Mittler werden. Den Toten er das Leben gab und legt dabei all Krankheit ab bis sich die Zeit herdrange, daß er für uns geopfert würd, trug unsrer Sünden schwere Bürd wohl andem Kreuze lange. |
おお人よ、汝の大いなる罪を悲しめ。 そのゆえにこそキリストはみ父の懐を捨て 地にくだりたまいて、 清く優しきおとめより、 ここなるわれらのためにうまれたまえり。 こは執成しの仲保者とならんがためぞ。 死せる者には生命を与え、 すべての病を制したまえり。 かくして時は迫り来て、 彼はわれらの犠牲としてほふられ、 われらの罪の重き荷を 長き十字架の苦しみもて負わんとしたもう。 |
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(EKG54) | ||
(杉山好 訳) |
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