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ウォンが高い=韓国経済が強い
まず、この関係は存在しない、という事を理解しましょう。
今、韓国は、成長率4%と自称していますが、どこから見てもマイナス成長だろうと見られています。しかも国内総所得(GDI)ベースでは、マイナス基調に転落している。
>景気が底を打ったことを示す指標が現れているが、経済成長が国民の所得増大につながっていないことから体感景気は相変わらず不振の状態が続いている。
韓国銀行は25日、「今年の1−3月期の実質国内総生産(GDP)は前期比0.9%成長した」と発表した。
さらに国民の購買力に直結する国内総所得(GDI)は1−3月期にはマイナス0.7%を記録し、前年同期以来の減少となった。経済は成長しているが、所得は変わらないか減少しているということだ。<
朝鮮日報は、ハッキリ認めずにごまかしていますが、アフリカや中南米の貧乏国でもない限り、こんな数字は出てきません。
ハッキリ言えば、元々の韓国を100とすると、104の大きさに成長(GDP)しながら、実は97にしかなっていないということ。
実際は、恐らく、毎年95になって縮小している。そのため、内需が全体の10%にしかならない。
その差である、合計7の部分はどこに行ったかというと、海外のファンドや在日系のサラ金業者、日本の部品、素材などの貿易による日本の黒字によって、主に日本によって、次いでアメリカによって富を持ち出されている、韓国が貢いでいるということです。
そのために、国内では貧民、失業者が溢れ、売春婦が海外遠征することになります。
鵜飼い経済と言いますが、そんなもんじゃない、まさに、何も貰えない【主に日本の奴隷】経済です。
反日大統領・金泳三の登場以来、これをずっと、繰り返しています。
韓国の実態経済は、実は縮小しているので、中央銀行の韓国銀行も、通貨供給を増やしようがありません。つまり、ウォンは量的に減る状態が継続。
そして、今や韓国の貿易依存、外需依存は、90%に近づいています。
単純に言って、国内の経済は崩壊状態で、輸出でかろうじて、その図体(中身は空っぽです)を維持していますが、
100売っても、すぐに、部品代で95〜110が消えていくのが韓国の実態。
サムスン、LG、現代は、揃って、利益の90%以上を国内販売で上げて、輸出では、表向き10%の利益が上がっていると言っていますが、実は輸出は赤字。
しかし、売上を上げないと、日本の部品屋との数量・価格契約を維持できないので、なんとしても、赤字でも数量を稼がざるを得ません。
さらに、サムスン、LG、現代、造船企業などは、ドルで稼いで、韓国国内でウォンに換えますが、上記のように量的供給量はまったく増えていないので、どんどん上がります。
ドルばかりどんどん増えて、ウォンが稀少、少ないから、ウォンは上がらざるをえません。
ファンドの海外送金や部品を買う時にウォンを売りますが、実態経済の縮小がそれ以上のペースなので、必然的にウォンは供給不足でジリジリ上がります。
では、円は何故下がっているのかというと、日本は、大幅な貿易黒字と、それを上回る投資リターンで国の富、実態経済はどんどん膨らみ、しかも、貿易依存度は20%あるかないかの内需成長経済。GDIからみた成長も、GDP成長100とすると、107前後を維持しています。
知能指数が、よほど低くないと、日本が弱くなっているとは言いません。
台湾なども、貿易依存度は高いのですが、GDIがGNPをしっかり上回っているので、通貨はジリ高にはなりません。
そして、日本は、かつてのパクスブリタニカ、パクスアメリカーナの発生時期と同じで、世界最大の投資大国になっています。
つまり、余っているお金、2000兆円の10%前後が常に海外に投資されている=円を売って、ドルやユーロに換える流れの方が強いので、円が下がります。(日本、欧米の韓国への投資はないも同然になっているので、安心)
米国と英国も、かつて、パクスブリタニカやパクスアメリカーナを確立した頃は、通貨は下がり続けました。
為替は、要するに、需要と供給の関係にすぎません。
経済が破綻すると、また、ウォンは暴落するでしょうが、これも、買う人がいなくなる=需要がないから下がる、という事です。
前回の金融危機の直前も、まったく同じ構造で、700ウォン前後まで、ウォンは上昇していましたが、突然、金融破綻しました。
今回も同じ兆候が現れたということです。