まだまだ 軍備拡張をしたい執念がみえるね。
潜水艦 イージス艦は北朝鮮相手には要らない、
目標は日本だということ。
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大型揚陸艦「独島艦」
独島艦は世界で最も強力な上陸作戦能力を持つ米国のワスプ級揚陸艦(LHD・4万トン級)の縮小版とも呼ばれている。
立体的な上陸作戦を展開できるだけではなく、今後イージス艦、韓国型駆逐艦(KDX‐U)などで編成される戦略機動艦隊の旗艦として、
艦隊の心臓部としての役割を果たすことが期待されている。中国とロシアもまだ保有していない大型多目的艦としても活用できる。
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3日に慶尚北道浦項市沖合にアジア最大規模の大型揚陸艦となる1万4000トン級の独島級揚陸艦がその姿を現した。
大規模上陸作戦兵力と装備を輸送する独島艦は空母のような大型の甲板を持ち、軽空母と誤解されることもある。
浦項の海岸では海兵隊1師団がインドネシア海兵隊司令官が見守る中、1時間にわたり連隊クラスの
上陸訓練を行い独島艦も上陸訓練に参加したという。
しかし実際は上陸訓練とは関係なく6月末に海軍に引き渡される前に海兵隊の装備をどれだけ輸送できるかをテスト
・評価するための訓練を行ったと軍の消息筋は語った。
独島艦は2日から1泊2日の日程で埠頭からK−1戦車、K−55自走砲、野砲、トラックなどの装備を大型格納庫に積み込み、
沖に出て韓国製の高速空気浮揚船に装備を運搬するテストを行ったという。
飛行甲板ではUH−60、UH−1Hヘリなどが離着陸を繰り返し、
韓国型上陸装甲車が海岸で装備を積み込み独島艦に移動する訓練も行った。
2005年7月に進水式を行った独島艦は全長199メートル、幅31メートルでヘリコプター7機と戦車6台、
上陸突撃装甲車7台、トラック10台、野砲3門、高速空気浮揚艇2隻、720人の兵力を同時に輸送できる。
最大速力は23ノット(時速43キロ)で300人以上の乗組員が乗船する。上陸作戦のための兵力と装備の輸送を基本的な
任務としながらも対水上戦、対空戦、対潜水艦戦などの指揮や統制を行う旗艦としての任務も遂行する予定だ。
【宣戦布告?】独島と言う名の軽空母?【挑発?】
そしたら、↓こんなふざけた話があった
何がふざけてるって、軍用艦の名前に、我が国の「竹島」
・・・韓国が勝手に侵略し、不法に占領してる島に韓国が勝手につけた名前・・・「独島」
このふざけた名前ががそのまんま採用されてるって話
この話は去年にいろいろ一部では騒がれてたけど、悪い冗談かと思ってその後のフォローをしてなかった
これって、ケンカ売ってきとるのよね、あいつらは
で、なんで韓国に「強襲」揚陸艦がいるわけ?
釜山で独占キャッチ「竹島領有権」問題で新たな火ダネ
韓国が建造中『独島』は日本への挑発だ!
第1艦隊 | 東海 | 日本海を主任務地域とする艦隊。竹島(韓国名:独島)を含む |
第11、12、13駆逐艦戦隊、第101、102沿岸警備戦隊 | ||
第2艦隊 | 平沢 | 黄海を主任務地域とする艦隊 |
第21、22、23駆逐艦戦隊、第201、202沿岸警備戦隊 | ||
第3艦隊 | 釜山 | 東シナ海を主任務地域とする艦隊 |
第31、32、33駆逐艦戦隊、第305、306沿岸警備隊 | ||
第5小艦隊 | 鎮海 | 補給、掃海、揚陸などの補助艦艇部隊 |
第51戦隊(補給)、第52戦隊(機雷戦)、第53戦隊(両用戦)、第55戦隊(救助)、第56戦隊(特殊戦) |
艦対艦ミサイル海星は1996年から2003年まで1000億ウォン(約130億円)を投じて開発されたミサイルだ。
5000トン級の韓国型駆逐艦に配備されており射程距離は150キロ。
このミサイルの開発成功によって、潜水艦や艦艇、航空機から発射が可能で敵艦はもちろん、地上の戦略目標物も攻撃できることになる。
射程距離500キロ以上のクルーズミサイルも開発可能というわけだ。
北朝鮮の対艦ミサイルに比べ射程距離が長く、海面スレスレを飛行するため敵に迎撃されにくく、
命中率も高い。1発当りの価格は20億ウォン(約2600万円)。
このミサイルについて独自開発の電子戦防衛能力を持つ探索機とミサイル用ターボジェットエンジンを韓国独自の技術で開発することにより、
韓国航空宇宙技術のレベルを引き上げたと評されている。
新弓は1995年から国防科学研究所が8年間で700億ウォン(約91億円)を投じて独自に開発された携帯用対空誘導兵器。
最大射程距離7キロ、最大高度3.5キロ、最高速度はマッハ2以上だ。
敵の航空機に向けて発射された後は半径1.5キロ以内に接近すれば自動的に爆発し700以上の破片で撃墜する。
赤外線誘導方式により低高度で侵入してくる敵の航空機やヘリ機を撃墜するのに用いられる。
90%以上の命中率を誇り、1発の価格は1億9000万ウォン(約2500万円)だ。
米国のスティンガー、ロシアのイーグラー、フランスのミストラルよりも軽量で命中率が高い。
兵士が携帯できるだけでなく、車両やヘリコプター、艦艇などにも搭載可能。
識別機と夜間照準器を利用すれば、夜間でも遠距離から敵の航空機に対し使用可能だ。
潜水艦から敵艦を攻撃する白鮫は手動のソナーと能動ソナーを組み合わせた音響探知装置とデジタル誘導システムを備え、
敵艦のスクリュー音を追跡して攻撃する重魚雷だ。1998年に国防科学研究所が開発した。
直径48.3センチ、全長6メートル、重さ1100キロ、最高速度35ノット(時速63キロ)で、TNT爆薬370キロ相当の破壊力を持つ。
青鮫は敵艦やP3Cなどの航空機から投下され、敵潜水艦のスクリュー音を追跡して攻撃する新型の
軽魚雷として世界で7番目に開発、1995年から10年間、500億ウォンが投じられた。
直径32センチ、全長2.7メートル、重さ280キロ、最高速度45ノット(時速83キロ)で、1.5メートルの厚さの鉄板も貫通する。
双方とも1発の価格は10億ウォン(約1億3000万円)だ
5000トン級のKDX‐U韓国型駆逐艦は最新のあらゆる艦船建造理論を適用した戦闘艦艇だ。
2003年に就航した1号艦には忠武公李舜臣(イ・スンシン)将軍の名をとり「李舜臣級」とも呼ぶ。
超音速対艦ミサイルに対応するために長距離艦隊防空ミサイル、短距離艦隊防空ミサイルなども搭載している。
さらに対艦、対空、対潜水艦作戦など立体的な現代戦に対応する
能力と中距離対空防衛能力を持ち、海軍の遠海作戦能力を高めたと評価されている。
米国製のハープーンミサイルや100キロ先の敵機・巡航ミサイルを迎撃できるスタンダード艦対艦ミサイル、ヘリコプターなども備える。
敵に探知される確率を最小化するためにステルス技術を採用し、
これまでの5000トン級の駆逐艦に比べてレーダー反射面積を90%減少させた。
アジアの主要国が、急成長の経済力を土台に空母保有競争を行っている。
現在、インドとタイのみが正式に空母を保有しているが、空母艦隊を核とした遠洋作戦能力が総合軍事力の核心と唱えられ、
中国や日本なども空母の建造に着手したり、空母への転用が可能な艦船の建造に拍車をかけたりしている。
▲インドとタイは空母の追加配備へ
インドは1957年に英国から空母「ヴィクラント」(Vikrant)を購入し、戦後のアジアでは初の空母保有国となった。
ヴィクラントが老朽化により退役した後、1986年に英国から購入した「ハミーズ」を改造した「ビラート」(2万8500トン級)を実戦配備している。
インド洋の覇権を確固たるものにしようとするインドは、「ビラート」以外にも2003年末にロシアのキエフ級空母「アドミラル・ゴルシコフ」を中古で
購入する契約を締結しており、第2の空母の保有を目前にしている。
タイは1997年、スペインからヘリ空母「チャクリ・ナルエベト」(Chakri Naruebet)を購入し、東南アジアで唯一の空母保有国となった。
チャクリ・ナルエベトは小型のヘリ空母(1万1400トン級)だが、周辺国には相当な脅威となっている。
タイも現在、第2の空母を導入する計画を推進している。
▲中国「近く空母を保有する」
最近、中国で空母建造説がしきりにささやかれている。1991年の湾岸戦争を見て空母の必要性を痛感した中国は、
既に空母建造に着手したという報道さえもある。
▲空母への転用が可能な韓国と日本の上陸艦
軽空母への転用が可能な「おおすみ」級上陸艦3隻を保有する日本は、
ヘリコプターを搭載できる空母タイプの護衛艦、通称「16DDH」を建造中だ。
専門家の話によると、16DDH(1万3500トン級)はおおすみよりも軽空母への改造が容易だという。
第2次大戦当時、6隻の空母を保有していた日本は、これら艦船をすぐに空母に改造するノウハウを持っている。
これについて、中国の信息時報は17日、「日本が“羊頭狗肉”式に(ごまかしながら)空母開発の夢を企てている」と批判した。
専門家はまた、今月に進水式を行った韓国の上陸艦「独島」(トクト)号も、有事の際には軽空母への転用が可能だとみている。
中国メディアは、「独島号はおおすみよりも諸元で優れており、周辺国は同艦を警戒している」と伝えた。
ヨ・シドン記者 sdyeo@chosun.com
特に強力な防空能力を持ち、世界で最も強力な水上戦闘艦に挙げられるイージス艦を6隻保有した場合、
米国・日本に次ぐ世界3位のイージス艦保有国になる。
軍消息筋は13日、「海軍で従来のイージス艦および5000トン級韓国型駆逐艦の建造計画を
2倍に増やした機動艦隊建設計画を進めている。
早ければ今月末までに詳細な計画を決定し、合同参謀本部などの上級機関に建議する予定」と語った。
海軍は特に、アジア最大の上陸艦である大型上陸艦の建造計画を、
従来予定されていた18年から14年に前倒しする案も積極的に検討している。
これは、中小型艦艇中心だった従来の海軍力が大きく変化することを意味する。
また、離於島・独島(日本名竹島)で発生し得る中国や日本との海上衝突や、海底資源をめぐる海洋紛争に備える意味もある。
特に今回の計画は、中国が空母を建造する計画を進めるなど、韓国周辺諸国の海軍力増強への取り組みに対処しようとする目的もある。
中国はイージス艦など6000トンから7000トン級の大型艦艇、新型の戦略ミサイル原子力潜水艦の建造に拍車を掛けている。
また、4年以内に空母を保有する可能性も非常に高いとされている。
また日本も、「こんごう」級(7250トン)イージス艦2隻を昨年建造し、6隻のイージス艦を既に保有している。
韓国海軍は今年から12年までにイージス艦3隻を建造する予定であり、5000トン級韓国型駆逐艦は昨年末までに6隻を建造した。
ただし、韓国海軍が計画通りに艦艇を追加で建造した場合、
6兆ウォン以上(約7400億円)と推定される予算と人員の確保が問題になる。
軍当局は、予算確保のため、次期護衛艦(FFX)、次期高速艇(PKX)など、
一部新型艦艇の建造計画を大幅に縮小または延期し、その予算を活用する方針だ。
ユ・ヨンウォン記者
21世紀は海の時代、海洋主権守護最先鋒
■「青銅人間・・・!」
海軍特殊戦部隊隊員の初印象である。銅色に焼けた皮膚と贅肉1つない筋肉は、映画「ターミネーター」の機械人間を連想させる。時折笑うか、話の中で現れる歯牙と目の白目を除けば、彼らの肉体から白い色彩を見つけ出すことは簡単ではない。
自他共に認める韓国最強部隊UDT/SEAL/EOD。海軍特殊戦部隊のもう1つの名前である。
水中爆破(UDT:Underwater
Demolition Team)、陸海空全天候特殊打撃(SEAL:Sea Air Land)、爆発物処理(EOD:Explosive Ordnance
Disposal)、海上対テロ等、4つの任務を遂行する海軍の「秘密兵器」である。
海が主要作戦地域であるが、SEALという名称から見るように、特殊戦部隊の作戦領域は、水に局限されない。陸海空全ての自然空間により秘密浸透し、錐で刺すように任務を遂行して、抜け出してくる全天候特殊部隊である。
海軍特殊戦部隊の幕舎では、どこでも登山家オム・フンギル氏の写真を見ることができる。世界の登山家中、8番目で、アジア人としては初めて、8,000m以上の高峰14座を全て登頂した「小さなタンク」オム・フンギル氏の写真である。
オム氏は、海軍特殊戦部隊隊員の誇りある後輩か、先輩である。オム氏は、1986年、志願入隊し、UDT訓練課程を修了して、特殊戦部隊員として勤務したことがある。オム氏は、14座を完登した後、「UDT訓練経験が大きな力となった」と述懐した。
■人間の限界を超える高度の忍耐力
オム氏が語ったUDT訓練経験は、2つの意味を込めている。人間の限界を局限まで押し上げる肉体的訓練と、この課程で長引く高度の忍耐力を言う。
UDT/SEAL訓練課程を通過した隊員は、それで、目の色が尋常ではない。相手に食い入るような殺気と生存本能が鋭く出てくるが、時には、面壁座禅した和尚の眼光のように、相手を安らかにもさせる。
21世紀は、海の時代。韓国の未来は、海にかかっている。周辺国も、同様に海で新しい可能性を探している。海は、広く険しい。韓国の排他的経済水域(EEZ)の面積は、国土面積の3倍に達する。韓国輸出入貨物の95%以上が動く海上交通路は、全世界の全ての海に連結している。
海は、広いだけに危険も多い。危険は、風浪のような自然要素に局限されない。人的要素の危険が更に大きい。各国が海資源獲得と利用のため、先を争って競争している状況を言う。
海を巡る国家間の利害衝突が低強度紛争に連結する可能性が、ますます高くなっている。自ら海を守り、開拓する能力がない国家は、21世紀の落伍者となるほかない。
韓国の明日が海にあるとすれば、UDT/SEALは、21世紀海洋主権守護の最精鋭、最先鋒部隊である。海軍特殊戦部隊は、既存の小規模特戦戦隊から旅団に増編された。しかし、出発は、小さかった。
海軍がUDTを創設したのは、1955年11月25日。創設要員は、米海軍UDT課程を修了した海軍将校7名と、彼らが教育した25名だった。1期教育生徒は、およそ300余名が支援し、12対1の競争率を見せた。
水中爆破任務に焦点を合わせていたUDTは、1975年、陸海空全天候特殊打撃任務を帯びたSEALの概念を導入し、UDT/SEALに発展した。このような領域拡大は、ベトナム戦で活躍した米SEAL部隊の効用性に刺激されたのが大きい。海軍特殊戦部隊は、ここに爆発物処理任務であるEODを付加して、一当百の戦闘力を備えた。
■一当百の戦闘力で武装
韓国UDT/SEALは、米海軍SEAL部隊に根ざしているが、戦闘力では、決してそれに劣っていない。
米韓SEAL合同訓練は、毎年10回内外。米SEALは、韓国チームの訓練とチームワークを「世界最強」として数えるのに躊躇していない。
ただ、米国に比べ、火器と通信装備等の水準が劣っているのが、溝といえば、溝である。UDT/SEALを運用すること自体は、国力を象徴する。韓国は、今、海外各国から交換要員派遣要請をしてくる位に、大きな名声を備えている。
UDT/SEALは、何よりも、低費用、高効率部隊というのが、その特徴である。ミサイルや大型艦艇とは比較にならない低費用で、正確かつ強力な打撃力を持つためである。
UDT/SEALは、戦時と平和時に、全ての効用性を備えている。戦時任務は、万能に近い。海上、海底、空中により敵後方に浸透することが優先である。監聴、諜報収集、後方撹乱、諜者輸送、主要施設物破壊、要人拉致・暗殺、救出、ミサイルと爆撃標的誘導等が含まれる。
米海軍SEALは、1991年の湾岸戦でその能力を遺憾なく現した。米空軍のスマート爆弾がイラク主要防空施設を外科手術のように精密爆撃できたのは、事前に浸透したSEALが標的を誘導したためである。
最先端武器も、SEALという人的要素がなければ、効果が半減する。多国籍軍地上部隊が無血に近い作戦を行えたのも、SEALに力を負うところが大きい。
SEALが上陸欺瞞作戦を展開することによって、イラクの主力部隊を分散させたのである。イラク最精鋭の共和国守備隊2個師団の足を縛り付けておく欺瞞作戦に動員されたのは、ただの1個チーム(7名)だった。
平和時、韓国UDT/SEALは、海底偵察、水路開拓、救難、救助、水中爆発物除去等、水と関連したほぼ全ての業務に投入される。1970年代初め、浦項製鉄埠頭建設のための水路開拓と海底パイプライン建設等の海洋土木工事は、彼らが担当した。
1993年、西海ペリー号沈没当時、死亡者全員の引揚という奇跡が起こったのは、彼らと海難救助隊(SSU)の協力のおかげだった。1998年、サンマ魚網に掛かった北朝鮮のサンオ級潜水艦を確保、引き揚げたのも、やはりUDT/SEALだった。
韓国UDT/SEALは、ベトナム戦でも、我が艦艇保護のため、遠距離出動を行った。平和時には、国際平和のための作戦に投入された。東チモールの韓国平和維持軍(PKF)を支援する軍需支援艦のため、保護任務を遂行したのである。
■徹底したチーム作戦
海軍特殊戦部隊ムン・ソクチュン中領は、「水掻きを履けば、海が安らぐ」と語った。言葉通り、UDT/SEAL隊員には、海と砂浜が第2の故郷である。
海と砂浜は、敵から隊員を保護する自然の産物である。彼らの浸透作戦が主として海を通して行われるのは、このためである。潜水艇やボートに乗って、敵海岸に行った後、潜水や水泳で上陸することが、彼らの通過儀礼である。
水中浸透は、空中や陸上と異なり、成功率が非常に高い。15%から14%以上の成功率を有する。
潮水の干満の差が大きい西海岸作戦において、砂浜通過は、必須である。砂浜は、隊員に酷い体力消耗を要求するが、この上ない隠蔽、掩蔽物ともなる。
UDT/SEAL隊員が胸まで嵌る砂浜で地獄訓練を受ける理由は、ここにある。砂浜が故郷のように暖かく感じるとき、彼らは、始めてUDT/SEAL隊員となる。
UDT/SEALは、徹底したチーム作戦を展開する。1個チームは、将校と下士官、兵で混合構成される。チーム員が使用する武器も、役割に応じて異なる。チーム員は、通常、2〜3年間、変わらない。
兄弟よりも強い戦友愛でまとまった彼らは、目線だけで互いの心を読み出す。訓練と任務が苛烈な位、人的損失がないわけではない。
ムン・ソクチュン中領は、「平素の強靭で、徹底した訓練だけが、事故を最小化することができる」と語った。弟と義理の弟がUDT/SEAL隊員だったムン中領は、1988年、チーム・スピリット訓練中、義理の弟を失った傷を持っている。海軍特殊戦部隊長は、米国で深海潜水と海難救助訓練を受けた「水の専門家」である。潜水病患者を国内で治療手術した1号の人物でもある。
併せて、駆逐艦を始めとする各級水上艦の指揮経歴と共に、陸上勤務経験まで普く経た全天候指揮官である。特殊戦部隊長は、「UDT/SEAL隊員は、使命感と名誉を食べて生きる軍人」と語った。金(報酬)の誘惑を受ける隊員がいないだけではなく、そうでなければ、この生活を送ることができないのである。
彼は、「UDT/SEALは、命令さえ下れば、いつでも、どこにでも出動することができる」とし、自信感を披露した。チョン旅団長は、「海洋権益守護のため、機動力ある特殊部隊の役割が拡がっている」とし、部隊の重要性を強調した。
低強度紛争において最も効率的な部隊がUDT/SEALということである。彼は、任務領域の拡大に合わせて、海外特殊部隊の先進装備を導入することが課題だと語った。
米海軍は、5大洋を作戦舞台とする。米国の国力を象徴し、国益を前進防御する巨大な航空母艦戦闘団の前には、「見えない部隊」SEALが存在する。
強大国の狭間に宿命のように列している韓国にも、UDT/SEALは、隠しカードの役割を果たすことができる。弱者が保有する強力な特殊戦部隊は、相手に「一撃」の脅威要素として作用するためである。
「我々は、永遠の特殊部隊員」
■3軍の最先鋒自負する「UDT戦友会」
UDT/SEALの神話と精神は、継続する。隊員達は、転役後にも、海軍特殊部隊隊員として残っている。1996年、第1回海の日行事において、記録が誕生した。
慶州近海の文武王水中陵から独島まで直線距離300kmを、鮫保護網なく、初めて水泳したことが行われた。主人公は、UDT/SEAL転役者達だった。
彼らは、「独島を守ろう」という趣旨で借り受けた漁船の支援を受け、107時間、昼夜なくリレー力泳した。
参加者は、UDT/SEAL教育1期生から37期生まで、各期代表を含む43名。装備は、水掻きと水中眼鏡が全部だった。巡視していた海警船舶が撤収する位の風浪だったが、彼らは、頑として受け付けなかった。
海流に滞りつつ、彼らが水泳した実際の距離は、直線距離の2倍に近かった。彼らは、独島海底に「独島は、我が地」という銅版を設置して、帰還した。
■戦友会は、少数精鋭
海軍特殊戦部隊戦友会の公式名称は、「UDT戦友会」。別称は、「海馬会」である。
海馬会のチョ・クァンヒョン(61、1989年大領予編)会長もやはり、特異である。チョ会長は、昨年、還暦記念でマラソン・フルコースを4時間4分で完走した。1ヶ月の練習が精々であった。
米国でUDT教育を修了したチョ会長は、後輩の間で、海軍特殊戦部隊の土台を築き、発展させた主役として、尊敬を受けている。
UDT/SEAL部隊が少数精鋭である位、予備役も少数である。現在まで転役者は、計1,300余名。この内、半数程度が持続的に戦友会の活動に参加する。
1990年、全国組織として結成された海馬会は、ソウルを始めとする13個市道支会を持っている。海馬会会員達は、自ら「韓国最高の水の専門家」であることを自負している。海の日行事には、毎年、主導的に参与しており、青い海作りと青い漢江作りにも出ている。
海馬会の先輩・後輩関係は、特別である。16期崔チョンハク(51)氏は、「UDT戦友会会員の自負心は、将校に近い」と語った。21期ユ・チンス(48)氏は、「内部的に階級よりは、UDT教育生徒期数が優先される」と明らかにした。
会員達のこのような精神は、某部隊との関係においても、そのまま現れる。某部隊訪問、展示訓練支援、優秀将兵表彰等は、戦友会の「必須任務」に属する。現役時代の苛烈な訓練にも拘らず、持病を負った会員はいないと言う。科学的訓練プログラムのおかげである。
会員達の某部隊内部では、特殊戦部隊が疎かにされているという不満が出てくる。会員達は、有能な指揮官達が特殊戦部隊所属という理由で、進級上の不利益を受けていると主張した。
任務、訓練上の高い危険度にも拘らず、危険手当が非現実的に悪いことも不満である。最上の戦術戦技を練磨した隊員が経済的理由で転役するときは、悲哀感すら漂うのである。チョ・チョンヒョン会長は、現役UDT/SEAL隊員達に、「困難が多かったが、じっと堪えて、少数精鋭のUDT/SEALの伝統を守っていこう」と頼んだ。
地獄週を越えて、人間兵器として再誕生
■生徒教育は、「人間改造」訓練
赤潮現象で濃い近海は、水色が赤かった。高速浸透艇の上から見下ろした海は、一寸も水中がそのまま見えない位に、濁度が深かった。ゴムボートに乗って来たUDT/SEAL生徒達が教官の指示に従い、4名ずつ同時に入水した。酸素ボンベと水中眼鏡、水掻きを着用したまま、後ろに転がるように水中に入って行った。
今回の訓練は、45mの深さまで入って行く深海潜水課程である。克己週(地獄週)訓練を通過したUDT/SEAL生徒達が本格的な戦術戦技を練磨する課程に入ったのである。
入校8週だけで生徒達の肉体は、既に半分位「ランボー」となっていた。赤潮現象がある水深45m地域は、暗黒そのものである。水圧の付加は、地上の4倍以上である。体力がなければ、サッカーボールが拳位に萎む水圧を堪えることができ
ない。
■最悪条件において生存能力育てる地獄週訓練
海軍特殊戦部隊教育訓練隊長オ・ヨンダル少領は、「ランボーとマクガイアーを合わせた人間を作ることが、UDT/SEAL訓練」と語った。
体力とテクニック、臨機応変能力、動物的本能を全て認定されて始めて、UDT/SEAL隊員となることができるのである。志願者は、基礎教育訓練24週(6ヶ月)と基本空輸訓練3週課程を通過して、UDT/SEAL隊員の資格が与えられる。自隊に配置されれば、再び任務別専門化教育を除隊するときまで継続する。
24週基礎教育訓練課程には、水泳と克己週訓練、スキューバ、爆破、特戦戦術、射撃、チーム別機動、対テロ等が含まれる。水泳は、裸で2マイル以上、水掻き着用時4マイル以上が基本である。懸垂32回、駆け足40kmは、教育を受けるための必須関門である。平凡な人間が戦闘機械に改造されるのである。
生徒達が最も恐れる関門は、やはり克己週訓練である。地獄週訓練という別称が付いたことは、偶然ではない。克己週訓練は、最悪条件での生存能力を育てる課程である。138時間(1週間)持続する克己週訓練期間に生徒達は、良く眠ることができない。服を一度も着替えずに、砂浜と汚水、水中で体力、胆力訓練を受ける。
克己週訓練は、3日目が最も辛い。食欲よりも強いものが、水面欲だと言う。酷い肉体的疲労の中で押し寄せる眠気は、人間をほとんど狂わせる。
食事は、砂浜と水上で3〜4名がゴムボートを頭に載せたまま取る。ゴムボートの重さは、70kgを超える。ゴムボートを載せたまま、立って食事する理由は、簡単である。飯を食えば、食べるよりも、眠ってしまうためである。克己週を終えた生徒達の眼光は、始めて毒気と殺気を迸らせ始める。克己週を終えれば、生徒達には、タバコを吸うことができる自由が与えられる。
UDT/SEAL生徒は、全員が志願者である。創設以後、ずっと守ってきた伝統である。1年に1回入校する志願者の比率は、最近、約3対1。誰でも入校できる訳ではない。
一旦、水泳が巧みでなければならず、身体的に問題があってはならない。残りの力と技量は、訓練中に作られていく。志願者中、一般兵は、最近、80%以上が大学在学の高学歴である。職業軍人を志望する下士官は、大部分、運動選手出身である。
訓練課程は、米国SEALが開発した科学的方法を採用している。漸次訓練強度を高めていき、身体の筋肉の1つ1つを戦闘に合わせて作っていく方法である。
入隊前、交通事故等で潜在的疾病がある者は、訓練中、例外なく後遺症が現れる。その位、訓練が難しいという話である。志願者は、入校時、「教育中発生する事故は、本人の責任」という誓約書を書かなければならない。
■生徒全員が志願者
志願者である位、自ら退校を願う者はいない。しかし、願っていないからと言って、退校しないことではない。
負傷等を問わず、3日以上の訓練を抜ければ、無条件退校である。各課程において、要求水準を充足できなければ、「教官退校審査委」の決定に従い放出される。
生徒達の最終教育履修率は、50%に満たない。あるときは、10%水準しか修了しなかったこともある。委託訓練を受ける陸軍特戦司隊員と海兵隊員の履修率も似たようなものである。
志願者達の精神姿勢は、特別である。航海と将校として艦艇勤務3年の経歴であるチョン・ジェウク海軍中尉は、特殊部隊が適性に会い、訓練に志願した。昨年、14週の訓練を受けた後退校したが、今年再び志願したUDT/SEAL再修生である。
下士官として志願したチョ・ソンウン(21)生徒は、「アジアのオットセイ」チョ・オリョン氏の長男である。チョ生徒は、入校後、母親が他界したが、しっかりと堪えている。彼は、「男は苦労しなければならない」という父の意思に従い志願した。
「止めたいときもあるが、父母だけを考えれば、弱気な考えが直ぐに去る」と語った。
ソウル大電気工学部4学年在学中に志願した朴ハンビョル(24)生徒は、「強い人間になりたかった」と、志願動機を明らかにした。
彼は、父母にUDT/SEALに志願した事実を隠した。高麗大生命工学部2学年を終えた李トヌク(22)生徒は、父母の引き留めにも拘らず、「どのみち経なければならない軍生活ならば、より学んで、感じることができるUDTが良い」として志願した。
委託教育に来た陸軍特戦司金ミンチョル中尉と海兵隊特殊捜索隊金ヒョンジン中尉は、階級と歳(25)が同じである。彼らは、内心競争関係を維持している。母軍の名誉のため、「死んでも、退校しない」というのが、彼らの覚悟である。
下士官として志願したカン・ピョンジュ(19)生徒は、訓練を通過すれば、父子UDT/SEAL隊員となる。父のカン・ボック元士は、現在、海軍士官学校スキューバ・チーム長として勤務している。
盧テキョン(22)下士は、今回が2度目の訓練である。UDT/SEAL隊員として一般兵服務を終えた後、父の勧誘に従い、下士官に身分転換した。
盧下士は、将来、特殊戦分野において職業軍人になる考えである。彼は、今回が2度目の訓練で、初めよりは、多少容易い感じがすると語った。ノ下士は、機会があれば、更に将校に身分転換する計画である。UDT/SEAL将校になろうとすれば、彼は、3回目の教育を経なければならない。
米国SEAL訓練課程は、映画「GIジェーン」で紹介されたことがある。韓国では、今まで女性がUDT/SEAL訓練を受けたことがない。
海軍女性将校が任官した今、UDT/SEALが、最後の「禁女の空間」として残るのか注目される。