ドラム:タイトル

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伝統的なサバールミュージックは、
構造や音色の異なる数種類の太鼓を使って、精密なアンサンブルを作り上げる、
とても高度な音楽性を持っています。
楽器
 
マホガニーなどの堅い木をくりぬいたボディ(起源は、臼とも言われている)に、ヤギの皮を張った太鼓。
 利き手で「ガレン」と呼ばれる木のバチを持ち、もう一方の手のひらとのコンビネーションで、多彩なトーンを叩き出します。その音色とリズムの無限の組み合わせによって、言葉を伝えることもできるので、かつては遠隔地との交信手段に用いられました。(アナログインターネット!?)
 現在でも、サバールプレイヤー同士は、太鼓でコミュニケーションすることができます!

サ バー ル の フォーメーション の 一 例

リーダー



ンデールンデール
 主に、アンサンブルのリーダーか、その補佐役が使う。
音がよく通るので、ソロをたたくのに適している。

ゴロンタルンバットゴロンタルンバット
 「タルンバット」というリズムをキープし て、「ンバラ」とともに曲のグループを作り出す。

ブンブンブンブン
 伴奏のリズム「ンバラ」や、主メロディーを演奏する。
大きさによって、ブンブンバラブンブントウングニなど、数種類ある。
ラムブ
ラム
 
サブリーダー格のプレイヤーが使う、低音楽器。
「カオラック」など、曲によってはソロをとることも多い。
「トウリ」というリズムを刻む。
ゴロンババス
ゴロンババス
 リーダーだけが使う、ソロ用楽器。

トゥングニトゥングニ
小型のブンブンの一種。独特の中低音が出るので、リズムにアクセントを付けることができる。