●チェブジェン
- 「チェブ」は米、「ジェン」は魚の意味で、セネガルを代表する料理の名前です。
この料理を嫌いな人がいないのと同じく、この踊りもセネガル人みんな大好きです。
このリズムが始まると誰でも踊りたくなる。
チェブジェンは振り付けも関係なくても、何でもオッケー何でもアリ。
サバールダンスの振りで踊っても良いし、はやりのダーネル(キメ)や
オリジナルな動きでキメを踊れば、あなたも町の人気者です。
収録音源:
DUDU NDIAYE ROSE[SABAR]
1曲目 N'JAAYEEN
MAPATHE DIOP[SABAR WOLOF:DANCE DRUMMING OF SENEGAL]
5曲目 Tie Bou Dienne
Doudou Ndiaye Rose Percussion Orchestra[Lac Rose]
disk2 2曲目 Re Ngay
CHEIKH TAIROU M'BAYE [MAME BOUNA]
3曲目 Tie Bou Djeune
Ibrahima N'Diaye Rose [Delo NjuKel]
8曲目 Thiossane
PERCUSSIONS OF AFRICA[PERCUSSIONS D`AFRIQUE]
1曲目 CEREMONIE DE MARIAGE
●バランバイ
- 子供の命名式に披露されるリズムです。テンポが限界まで早くなってから
再びミディアムテンポに戻るスタンダード版だけでなく、沢山のバリエイションがあるリズムです。
とっつきにくいリズムではありますが特徴的なタルンバットを聞きながら
うまくリズムに乗ると、なんとも不思議なサバールダンス独特のダイゴ味を味わえるでしょう。
収録音源:
DUDU NDIAYE ROSE[SABAR]
1曲目 N'JAAYEEN
MAPATHE DIOP[SABAR WOLOF:DANCE DRUMMING OF SENEGAL]
2曲目 Sabar
Doudou Ndiaye Rose Percussion Orchestra[Lac Rose]
disk2 2曲目 Re Ngay
CHEIKH TAIROU M'BAYE [MAME BOUNA]
2曲目 Bara M'Baye
Ibrahima N'Diaye Rose [Delo NjuKel]
7曲目 Bara M'Baye
PERCUSSIONS OF AFRICA[PERCUSSIONS D`AFRIQUE]
1曲目 CEREMONIE DE MARIAGE
●カオラック
- セネガル第2の都市、カオラックで生まれたダンスリズム。
このリズムは、4分の4で乗っかれるのでチブジェンとともに踊りやすいリズムの
双璧かも知れません。大きな特徴は、ランブがリードドラムになること。ソロは
もちろん,ダーネル(キメのフレーズ)のきっかけもランブが出します。
ドラマーが主導で始めるダーネルにうまく乗ってフィニッシュをキメたいですね。
収録音源:
DUDU NDIAYE ROSE[SABAR]
1曲目 N'JAAYEEN
MAPATHE DIOP[SABAR WOLOF:DANCE DRUMMING OF SENEGAL]
8曲目 Kaolack
Doudou Ndiaye Rose Percussion Orchestra[Lac Rose]
disk2 2曲目 Re Ngay
CHEIKH TAIROU M'BAYE [MAME BOUNA]
5曲目 Kaolack
●ンデッチ
- カオラックのバリエィションの一つで、セネガル相撲の取り組みの前にも演奏される
勇壮なリズムです。男らしさを鼓舞する意味があるようです。
タンヌベールではこのリズムが始まったら、凄い踊り手が登場します。
一流ダンサーの「ショウタイム」ともいえるでしょう。
収録音源:
DOUDOU NDIAYE ROSE[DJABOTE]
1曲目 LIGUEYOU NDEYE
●ルンブル
- タトゥ・ロウベとも呼ばれるこのリズムは、ウォロフの木工職階級の
婚礼のリズムが起源という説があります。
タンヌベールにおいては、チブジェンなどひとしきりのダンスが終わった頃
激しいダンスリズムに叩き疲れたドラマーにお尻を向けてブルブル震わせて
奮起を促す(?)意味が有るとか無いとか。「ムライ・チャギン」や「タイゾン」
「ジャルガティ」など、毎年のように新しいバリエィションが生まれますが
総じて、セクシー系、コミカル系ダンスの範疇です。タマ(トーキング・ドラム)
が登場するのもこのリズムです。
収録音源:
MAPATHE DIOP[SABAR WOLOF:DANCE DRUMMING OF SENEGAL]
9曲目 Tatou Laube
10曲目 Oubil M'Barken Diaye
11曲目 Reuss
16曲目 Reuss/Tatou Laube
17曲目 Oubil M'Barken Diaye
Doudou Ndiaye Rose Percussion Orchestra[Lac Rose]
disk2 2曲目 Re Ngay
CHEIKH TAIROU M'BAYE [MAME BOUNA]
12曲目 Lembeul
●ニャリ・ゴロン
- 「2つの太鼓」という意味のこのリズムは、お金が足りなくてバンドを雇うことが
出来なかった時に、サバール2台で演奏される曲だった、といういわれが有ります。
というわけで2種類のリズムでも成立しますが、実際に演奏される時は、必ずしも
太鼓2台というわけではありません。タマが入ることも多いです。
収録音源:
MAPATHE DIOP[SABAR WOLOF:DANCE DRUMMING OF SENEGAL]
9曲目 Nyari Gorong
●ダガニ
- ニャリ・ゴロンと同じ、またはバリエイションと考えて良いでしょう。
もともとワロワロ族のリズムという説があります。当然タマが入ります。
収録音源:
MAPATHE DIOP[SABAR WOLOF:DANCE DRUMMING OF SENEGAL]
20曲目 Dagagne
●ババス
- この曲のンバラは、ちょっと変わったアクセントがあります。
もともとは、王様の凱旋を祝うリズムだったと言われています。
ニャリゴロンを賑やかにしたリズムと考えて良いでしょう。ダンスのステップとしては
同じものです。
収録音源:
MAPATHE DIOP[SABAR WOLOF:DANCE DRUMMING OF SENEGAL]
7曲目 M'Babass
CHEIKH TAIROU M'BAYE [MAME BOUNA]
9曲目 Mbabass
●ヤバ・コンポーゼ
- 漁民達の奥さんが、大漁の時に踊ったお祝いのダンスで、ダカールの北に位置する
港町サン・ルイ周辺が起源と言う説があります。サバールには珍しく、ゆったりした
リズムなので、年輩の女性には人気。ちなみにセネガル国立舞踊団のプログラムでは
サバールダンサーが登場する時によく使われます。ヨコ乗りのスローなテンポが
なんとも心地よいリズムです。
収録音源:
MAPATHE DIOP[SABAR WOLOF:DANCE DRUMMING OF SENEGAL]
6曲目 Yaba Compose
CHEIKH TAIROU M'BAYE [MAME BOUNA]
10曲目 Yaba Compose
●ラース
- 昔はタマだけで演奏されていたようなので、ワロワロ族のオリジナルリズム
かもしれません。8分の6拍子のような、ゆったりした感じのダンスです。
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