謹啓
東京在住のりびけんと申します。
先月、そちらの博物館にうかがいまして、楽しませていただきました。大きな公共施設をお持ちで、うらやましい限りです。
その折りに、ちょっとした発見をしたものですから、ご報告申し上げます。英語ヘタクソですみません。
2階の「アジア展示室」の入口に小さな石仏が置いてあって、プレートには「中国製」とありましたが、個人的にはこれは日本製であろうと確信する者です。
土台の漢字を読んでみました。
正面には「和田屋×之助」(了之助でしょうか)とあり、寄贈者が江戸時代の「和田トレーディング・カンパニー」の社長の×之助さんであることが判ります。
右側には「12月25日」と「19歳」とあります。おそらく和田さんが、19歳で死んでしまった息子さんのためにこの石仏を作らせ、12月25日にお寺に寄進したものと思われます。
画像を作ってみましたのでご覧ください。
- 和田屋×之助(仮に「了之助」としてみました)、
- 12月25日、
- 19歳。
僕は専門の学者というわけではありませんが、石仏が日本から来たことは間違いないと思いますので、調べてみてください。そういえば墨絵の部屋で、「宮島」の綴りが「マヤジマ」になっいるところもありましたな。
ささいなことですが、為念まで。
敬具
りび
http://sound.jp/reviken/uke-a.html
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